Gent-Wevelgem 2022 U23 Nations cup
【開催日】2022/03/27
【開催地】Ieper
【レース】Nations Cup 10:00スタート 177km+ローリング10.3km
【出場選手】天野壮悠
天野壮悠選手からのレースレポートになります。
今回の遠征が天野にとって初めてのネイションズカップで、今シーズンのネイションズカップの開幕戦でもあった。
今回代表チームとして帯同していただいた橋川監督の指示のもと、前日までにコース試走を行いながら現地の空気と時差になれるように生活していました。
今回のコースはエリートのレースと同様に前半に強い横風の区間があり、後半には複数の石畳セクションを含むコースであったため前半でどれだけ耐えられるかが、ポイントになると考えていた。
序盤アタック合戦の結果、スペインチームを含む少数の逃げ集団が形成される。この集団には日本チームは乗ることはできなかった。集団はオランダ、イギリス、デンマークを中心にコントロールされたが、横風区間でもペースが上がることはなく、混沌としたまま進んだ。レース中何度も落車が起きたが、日本人は大きなダメージを受けることなく走流ことができた。レース終盤登りが増え石畳が増えるエリアで落車が多発する。ここで足止めを食らってしまい、集団復帰に足を使ってしまう。その後のKemmelbergweg で天野は決定的に遅れてしまう。メイン集団には津田選手、福田選手、留目選手が残ったが、福田選手は千切れてしまい、留目選手はメカトラで遅れてしまう。結果集団では津田選手のみが完走した。福田選手も完走したが、天野は完走できなかった。
photo JCF・ロードU23男子春期欧州遠征 レースレポート⑤
【天野壮悠選手コメント】
前半からペースが上がるという予想を裏切る展開になったことで、前半から足を使って前方をキープし続けたことが効いていたのではないかと考えています。今後海外レースを走る時は空気感、コース特性などを見て海外レースの展開を判断していきたいです。
一方で位置取りや、力そのものは想像より差は大きくなかったので、良い反省もあったと思います。
次の目標レースは全日本選手権なので一度リフレッシュして、今年は優勝できるように頑張ろうと思います。