♪ジッコ・ワールドの住人たち♪ 某漫画家のあれこれ

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パリ旅行その6 ヴェルサイユ宮殿&プチ・トリアノン

2018-08-04 | 旅行&リゾート

ヴェルサイユ宮殿。鏡の間。観光パンフレットより

ヴェルサイユ宮殿の観光は3回目。
最初は奉行(おっと)と新婚旅行で。
2回目は息子の大学卒業記念に。親子3人で。



2度ともヴェルサイユ宮殿のみだったので、
今回はぜひ
マリー・アントワネットが愛した離宮プチ・トリアノンや
王妃の村里も見てみたい!と頑張ってみました。



日本からネットでオプショナルツアーを事前に申し込んだのですが、
トリアノンまでの一日観光が、日本人専用のバスツアーにはなく、
他の国の人が一台のバスに混合のツアーになりました。
(スペイン語と英語と日本語のガイドさん付き。現地で別れます)



日本の旅行会社と違って海外はとてもシビア。
時間がきたらさっさと出発するので絶対に遅刻しないようにと
市内観光のときのガイドさんが教えてくれました。
(受付済ませて、点呼して、ガイドさんの紹介があって、
全員そろってバスまでご案内、なんてのは日本だけなんですね)



時間ごとにそれぞれの目的地行きのバスがパリ市内の
発着所の指定された番号のところにどんどん入って来るんですが、
すっごい不安でした。
同じヴェルサイユ行きが何台も停まってるし…。
指定された場所に行っても時間が来るまでは他の場所行きのバスが停まってるし。
日本語ガイドさんらしき人はどこにも居ないし。
誰かに訊こうにも日本人見当たらないし…。 
  

で、不安マックスな中、結局無事バスには乗れました。
2階建てバス。
バスに乗り込むと、やっと日本語ガイドさんがいてご挨拶が。
我々日本人は7名とか。





ヴェルサイユに着くと、宮殿内で公開されているお決まりの部屋を一通りぐるりと。





ガイドのイザベラさん。(右の女性)
いろいろ熱心に説明してくれるんですがちょっと教科書的…。


天井高いです。







最初に来たときはそれなりに感動したんだけどね…。
だんだん感動が薄れて…。写真も超おざなり…。
今はあとからネットでいくらでも画像検索できるしね…。






まあ、どこもかしこも豪華!豪華!





鏡の間の入り口です。
みんながいっせいにカメラ(スマホ)を構えるのが面白い。



すごい人です。縁日のよう。


ちゃんと見えるのは天井部分のみ。あとは人だらけ。
全体図は一番上の写真をご覧ください。


前回、息子と来たときは鏡の間は工事中で、
天井からはシャンデリアの代わりに工事用のライトが点々と同間隔に点いてました。

とても侘しい鏡の間でがっかりしたけど、ここまで人は多くなかったです。
パリに押し寄せる観光客の数が年々どんどん増え続けてるそうです。




やたらめったら豪華すぎても感覚がマヒしてくるよね~。
なんだか見飽きたよ~って気分。

建物内の観光を終えて外へ。





正面ゲートが見えます。
遠すぎてよく見えないけど外はたぶんすごい行列のはず。
個人で来た場合、入るのに2時間は待たされるそうです。


じつは、この日は
Mイズミ譲とSAKUMAさんもヴェルサイユに来ることになってます。


日本に居るとき、Mイズミ嬢から
「パリから往復のシャトルバスが出てます。それでヴェルサイユまで行って、
トリアノンまでは遠いし歩くのいやだから
プチトラン(検索してください)に乗ろうと思ってるんですけど、
センセイたちも一緒にどうですか!?」
とお誘いがあったんですけどね…。



個人で行ったら炎天下の中の2時間待ちですよ…。
ツアーだと別の入り口からすんなり入れるんです。
軟弱な私は迷わずこちらを。



それにMイズミ嬢ったら、
ヴェルサイユがどれほどの広さか知ってるんだろうか……。
ヴェルサイユ宮殿だけならともかく、
ガイドさんなしでトリアノンまで行く勇気と自信は
方向音痴の私にはありません。
(Mイズミ嬢もかなりの方向音痴のはずだが…いやいや
SAKUMAさんと彼女ならきっとアフリカの奥地にだって突き進んでいくに違いない


前回来た時、広大な庭園を散策しながらガイドさんに
「どこまでが庭なんですか?」と訊ねたら、


「見渡す限り」というお返事が。
(見渡す限りって…地平線見えてるんですけど~…)


そういえば奉行と最初に来た時は真冬のクリスマス時、
庭園に居るだけで、もうもうもうもう!凍え死にそうな寒さで!!
なんでこんなとこにいなきゃいけないのよーーーーっ!!!って
ふてくされまくってました。 (新婚旅行なのに)  





午前中の観光が終って自由タイム&おトイレ休憩です。
が!
トイレの話題は最後にします。
  (またかよ…)




さあ、いよいよ午後の部。トリアノン観光ですよー!




ヴェルサイユ宮殿の周りは庭園や噴水だらけですが、
こちら有名な中庭のフランス式大庭園側とは違います。




前回もこの辺までは来てるんですよね。
奥のほうに見えるのは人工の運河です。ここも庭のうち。
昔むかし貴族たちはここにゴンドラを浮かべて舟遊びを楽しんだそうです。

この森のような緑の中のどこかにトリアノンがあるんですねー。





それではヴェルサイユ宮殿をあとに



どんどんどんどん先に進んでいきます。
男の人がこちらに向かって歩いてきてますが、
私たちは向こう側にどんどんどんどん。



どんどんどんどん。宮殿が遠くなりましたが、
まだまだ序の口もいいとこですねー。緑の絨毯(右側)の途中です。




ちょっと広場っぽいところに出てきました。この辺はまだ人が多いですね。
この近辺にいろいろなレストランがあるのでみなさんランチタイムでしょうか。




運河のあたりまで来ましたね。
我々もこの辺でランチタイムになりました。


高い高~い植え込み?のようにきれいに刈り込まれた

巨大迷路のような道を、

イメージ。ネットから拝借 



右に回り左に回りぐるぐるぐるぐる…。私、完全に方向を失ってます。
ガイドさんなしなんて、絶対ムリ…!。




イタリアンのランチでした。
円卓をツアーメンバーの7人で囲んでの食事。
ご夫婦と娘さん3人で参加のご家族と、中学生の娘さんとお母さんの二人連れ、
そして私とS嬢の2名。
知らない人との食事は苦手なんですが、メンバーの一人が漫画好きの方で、
”ベルサイユのばら”の話で盛り上がりました。
じつは私、まだ一度も読んだことないんですが…
あらすじはそれとなく知っていたので。
S嬢は子供のころリアルタイムで読んでたとかで

 日本に帰ったら読んでみようと思いました。




さて昼食も終わり、我々一行はまたどんどんどんどん歩き続け、
大トリアノンにたどり着きましたー。
もはやどこをどう歩いたのか疲れすぎて記憶にありません。




ここまで来ると人もまばらで、緑も濃く、とてものどかです。



ルイ14世が家族や愛妾と過ごしたプライベート空間。
購入した村の名前がトリアノンだったそうです。

















 ああ、やっとここまで来たのね、と遠い目。(疲れすぎて眠いだけ)
 くるくるドラが壊れて悲惨な髪をストールでごまかすという術を覚えました。
 






大トリアノンを後にして、
さあ次はいよいよプチ・トリアノンだ!
と思ったところで、待った!がかかりました。


3人ご家族の方の奥様が具合が悪くなったとかでトイレに。
ランチのときワインをかなり召し上がっていたし、
炎天下の中の歩け歩け強行軍なので、まあそういうこともあるかと。


旦那様がガイドさんに、先に行ってくださいと言われましたが、
ガイドさんが、いや迷いますから…、と、みんなで待つことに。


待つこと30分弱…。



しばらくぼぉ~っと待ってましたが、
退屈だしやることもないので、自撮りの練習に励むことにしました。



ストールだけかぶってるとなんだかお間抜けなので、
グラサンを追加してみました。





笑ってみました。気持ち悪いデスネ。

日差しがまぶしいです。
まだかな~~?と思いつつ、
一所懸命自撮りで気を紛らわしてます。



いい加減引っ込め?
いやいやメインは私じゃなくてですね。
見てくださいよ。この果てしなく続く長い道を。ここまでどんどんどんどん歩いてきてですね…
さらにまだどんどんどんどん先に歩き続けるんですよ~。



そうこうしてるうちに、メンバーの奥様の具合もよくなったとかで、
一行はプチ・トリアノンを目指して歩き出しました。


途中、いつもは開いてる門が閉まっているとかで、
一行はもと来た道を引き返したり、迂回したり…。
もうどっちの方角を目指してるかわからない状態。
ただただだだっ広い野原で、目印になるようなものなんてなにもないし…、
やはりガイドさんなしではとてもムリです…。





おおっ! ついにプチ・トリアノンが見えてきましたよ。  
ルイ15世がポンパドゥール夫人のために造った館。
のちにマリー・アントワネットの離宮に。




静かです。ヴェルサイユ宮殿の喧騒が嘘みたいです。


どこかで見たお方ですね。



落ち着いて隅々まで見られます。
私もヴェルサイユ宮殿よりこっちのほうが好き。和むわぁ。





これくらいなら現代のお金持ちの家にもありそう?行ったことないけど。









愛の神殿。マリー・アントワネットが愛人と逢引した場所?


お次はいよいよラスト、王妃の村里へ向かいますよ。








王妃の村里。
マリー・アントワネットが儀式だらけの堅苦しい宮殿を離れ、疑似農村生活を楽しんだ場所。







S嬢はテーマパークみたいだねと言ったけど、



私はけっこう好きだった。綺麗で可愛い。疑似空間だけど
緑はいっぱいだし静かで癒される。




 
なんとなくマイケルジャクソンが自宅の敷地内に造った
動物園や遊園地を連想してしまった。







お伽の国に紛れ込んだみたいな異空間。



時間の流れが違う、というより
このあたりだけ時間が止まってるみたいな不思議な感覚。





時間が押されて自由時間がなくなってしまったのが残念。

もうすこしだけゆっくりしたかったです。








最後にパリのトイレ事情の話題をするつもりだったけど、
なんだか今回も記事長すぎ!!!だし、
綺麗な風景写真の後、トイレの話題もなあ…なので、


トイレの話はまた次回のお楽しみ?ということで。
    
           <続く

         

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