♪ジッコ・ワールドの住人たち♪ 某漫画家のあれこれ

某漫画家の日常の一コマ☆プライベート☆旅日記☆が主の備忘録☆

①今まで生きてきた人生の中で一番つらくて悲しいできごと

2024-02-09 | パパ あなた ツトムくん 奉行 父 じぃじ フジタ 夫…だった人

奉行(ぶぎょう:夫:ブログ上の愛称)が去年の暮れに突然亡くなった日から数えて

今日が49日目

 

無事に天国に行けましたか?

 

こちらはまだ現実を何も受け止めきれないでいます

 

前の日まではいつも通りにすごしていたのに

夕食もしっかり食べて そのあとは自分の部屋でお酒を飲みながら

深夜まで本を読んでいた(そこまでは部屋のドアの下から漏れる灯りで確認している)

 

でも朝になったら 突然違う世界の人になっていた

布団の中で 寝てるとしか思えない様で

 

葬儀は家族葬だったので そのあと四十九日の法要まで自宅にお骨が

あるあいだ とてもたくさんの人が焼香に訪れてくれた

 

人前で きっと私は しゃべりすぎるくらいしゃべってた

思ったより元気そう? あんまり悲しんでないように見えた?

 

でも一人になると 泣き崩れてた

どんなに呼んでも何も応えてくれない寂しさに狂いそうだった

 

一日に何度も感情の波が押し寄せる

堪えきれなくて体を震わせて泣く 

 

逢いたい…

 

声が聞きたい

 

抱きしめて欲しい

 

でももうどんなことしても 二度と叶えられない…

 

深夜などネット上で同じ経験をした人の記事を探して読んでは

自分はまだ悲しんでいてもいいのだと確認することで少しだけ救われる

 

一番つらいのは 外で用事をすませて家に帰る時

 

帰りたくない… 帰ったら 否応なく認めたくない現実が待っている

 

玄関で 「ただいま」と大きな声で言ってみる  

今までは「おかえり」と出迎えてくれた声が今はない

そこでまず泣き崩れる

家に上がって ひとつひとつの部屋のドアを開けていく

どこにもいない…

そしてまた泣き崩れる

 

感情の波は外を歩いているときでも 電車に乗っていても

不意に私を襲う 真っ赤に目を充血させて泣くのを堪える

きっと周りの人からは 変な女 危ない人と見られてるだろう

 

今まで自分が人生で経験してきた辛さや悲しさなんて

全然たいしたことじゃなかった

 

身近に同じような経験をした人だっていたのに…

その人はこんなに深くて悲しい絶望の中にいたのに…

私は全然親身になってやさしくなんてしてあげなかった

同じ目にあって初めて 自分の冷たさ愚かさにやっと気づく

 

49日の今日の朝のリビングからの風景  青空でよかった いつも二人でこの景色を見ていた

富士山きれいだね って会話しながら  

 

正午の空 快晴の青空になった 天国に行けたって合図だよね

 

 

(コメント欄しばらく閉じさせていただきます ごめんなさい)

 

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