さてさて、前回のラストでちょっと触れた
パリのトイレ事情について。
(ちょいと話を巻き戻すと)
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ルーヴルとヴェルサイユにちなむ話題を一つ。
ルイ14世はね、もともとこのルーヴル宮殿に住んでたんですよ。
でもフロンドの乱の時にパリ脱出とかたいへんだったので、
新しい宮殿を安全なパリ郊外に建てることにしたんだそうです。
それがヴェルサイユ宮殿だったわけです。
でもじつは、他にも理由があって、
トイレのない!ルーヴル宮殿の悪臭がガマンならなかった
…とも言われてる。
なんともまあ…。
(な話題で恐縮ですが…)
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と、ここまででしたね。
宮殿だったころのルーヴル。
部屋はこんなに豪華なのに……?トイレどこにもなし……?
(↓ここからが前回の続きです)
でもヴェルサイユ宮殿のトイレだって、
すごく少なかったから、
貴族は“おまる”を使ってて、
お付きの者に中身を庭に捨てさせてたんですよね。
(ルーヴルも同様なトイレ事情だった…)
あとは有名な話で、ご婦人方は、廊下の隅でひっそりと、
あるいは中庭でお花を摘む振りをしながら用を足して、
終わったらドレスのすそをつまんでひょいっと移動…。
あの裾広がりのスカートは…そういうためだったのですね?
ついでに言って(書いて)しまってもいいですか?
この時代は、道路やセーヌ川に糞尿を当たり前のように
投げ捨ててたそうです…。
建物の上の階の窓からそれらを下の道路に投げ捨てることも
日常だった…。(捨てますよ!と3回叫べばOKだった)
女性たちの日傘は、じつはそれらから身を守るための小道具だった。
ハイヒールの靴もそれらを思い切り踏んづけないために流行った。
…………………………。
(以上:トイレ裏事情でした…
前原は実際には見てないから責任持てないよ…)
おフランスの香水は生きた芸術!とも言われてますが、
まあ、必要にせまられて発達したかもですね…。
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ということで、
いよいよ現代のパ~リのトイレ事情ですよ。
あ、
あくまで私が体験した有名メチャ混み観光地のトイレの話ね。
(ホテルやお店のはきれいですよ。たぶん)
まあ、そのつど各記事の中でちらっとは触れてきましたが、
今回の旅行で何がイヤだったかって…、
それはトイレの汚さですよ!
でも昔のパリのトイレ裏事情…知ったら、
全然どうってことないじゃん? って気にもなってきた?
ははは…
いやいや…やっぱり書くぞ!書いてやる!
トイレの話題だけではなんなので…、ところどころに
ルーヴルのすばらしい美術品の数々をちりばめてみました。
一緒にお楽しみください。
…って、いきなりこれですかい?恐れ多い…。
ドライブ・インで便座なし(女性用なのに)を見た時はのけぞったし…。
パリの一流デパートのトイレが最上階に一箇所しかない!
にも愕然としたし…。
もちろん、ヴェルサイユ宮殿のトイレもひどかったです!
団体さんが押し寄せて、常にトイレ行列作ってるとこは
ほぼ目もあてられません…。(掃除の人もほとんど入ってない?)
みなさん集合時間が決められてますから、待たされてあせってるし、
次に入る人のことなんか考えてる余裕はありません…。たぶん。
ずっと並んで待たされた挙句、個室に入ったとたん、
“うっ!”と足が退く汚さ…!
便器自体はまあ普通なんですけど、
床が…濡れてるんです…。
もちろん普通の水なんかじゃありません。臭ってますから…。
そして床にトイレット・ペーパーが散乱してます…。
どうしたらこうなるのか!? さっぱりわかりません…。
濡れた床に直接足を乗せるのがイヤでトイレットペーパーを
汚れた上に千切って乗せてる?
そもそもなんで床まで濡れてよごれてるの!?
次はこれかい…?やっぱり恐れ多いぞ。
洋式トイレがまだ普及してなかった頃は、
便座に、前後、逆にまたがったり、
あるいは便座の上にまたがったり、
便座まで上に上げてから座ったり…。
いろいろあったそうですが…。
トイレットペーパーは床に捨てないで、便器に流してください
とか注意書きまであったり。
一人ひとりがどんな使い方をしてるのかは、
覘くわけにもいかないのでわかりませんが、
観光客であふれてる場所のトイレはほぼ同じような有様です。
(あくまで私が今回体験した範囲ですが…)
トイレの行列に並びながら、せめて自分の入る個室が
少しでもマシなことを祈ります。
あとですよ、日本のトイレみたいに荷物を置くところも、
掛けるフックもないので、
床がなるべく汚れてないところに左右の足をアクロバットのように
置き、荷物を抱えたまま用を足す…。
便座には直接お尻をつけたくないから中腰姿勢で。
(いちおう便座はペーパーでふきますが…他が汚いと
腰下ろす気にもならない…)
あっ!だから床汚すのか!? (私じゃありませんよ)
私たちでもないわよ…。
夏だし、暑さよけに日傘まで待ってたり、
ワイドパンツやオールインワンなんて着てた日にはお手上げです…。
荷物を口にくわえようかとも思いましたがムリでした…。
もう~~~!
トイレに入るたびに、腹がたって!腹がたって!
そもそもトイレが汚いなんて…
フランスの恥じゃないの!?
って、最初はフランス国に対して怒ってましたが…、
そんなこと言われても…。
まあ、考えてみたら、
これは使う人のマナーの問題ですね。
いままではフランスに来てもトイレ問題は気にならなかったわけだから。
年々膨大に増える観光客の数に対してトイレの数があきらかに
足りてないってことですかね。
そうそう。大切なのはトイレじゃなくて“愛”よ。
日本のトイレは世界一清潔できれいだけど、
これから観光客が増えてきたらやっぱり要注意かもです。
それでは、
引き続きルーヴル美術館が宮殿だったころを復元?した豪華絢爛なお部屋で
目の保養をしていただきつつ___フェードアウトです。
<でも旅行記はしつこくまだ続くよ もう厭きたですか…?>
そこでも、お花摘みと言えるでしょうね^^
近況です。
保育士の仕事が決まり働き始めて数ヶ月経ちますが、既婚者に恋をし、その罪深さもあったり、病気の再発もあったりで、辞めようと思います。
既に面接を予定していて、採用されれば来春からですが、児童養護施設で働こうと思います。もし不採用でも、時期を見て今の職場を辞めて、療養しながら派遣か何かで働こうと思います。
まさか、こんな歳で恋をするとは思いもしませんでした(^_^;)
恋をするのは、罪ではないと思います。
例え相手が結婚してようと。人を好きになることは自由だと思います。
ただ、そのあとどうするかは人それぞれの美学ですが。
人は望んだものすべてを得られるわけではないし。
身体の都合でなら転職も仕方ありませんが。
恋?のせいだと、次の職場では、もっと素敵な女性とめぐり会ってしまうかもしれません。キリがありませんのでどうぞ慎重に。
いきなりですが、まず私の近況報告させていただきます。
フェイスブックでの「名前」変更いたしました。
「野中文子」って誰???と思われたかと思いますが、mixiでは「ピカチュウ」、フェイスブックでは「Tifti Reiser(ティフティ ライザー)」という名前でした。
ここ3年ほど、心身ともにいろいろあり、すっかりネットとミニチュア作りから遠ざかってしまっていました。
元々フェイスブックはミニチュア活動するための名前で参加していたのですが、いろいろ考えた結果、本名で参加することにし名前を変更(本名に変更というのも変な漢字しますが)しました。
今はミニチュア関連のことは何もしていません。
が、もし、またミニチュア作りがしたいという気持ちになったときには新たな名前で活動を始めたいと思っています。そのときもフェイスブックは本名の「野中文子」のままにしますのでもう名前変更はしません(苦笑)。
で、最近久しぶりにおそるおそるフェイスブックにログイン。
一気にジッコ先生のブログを読ませていただきました!素晴らしい写真にうっとりしながらも、トイレ事情の強烈さにめまいが・・・(笑)。
日本のトイレの清潔さが押し寄せる観光客に負けないことを心より願います!
>本名に変更というのも変な漢字しますが
→変な感じしますが
すみませんでした^^;
どうしてるかと思ってましたよー。こうして近況報告いただけるなんてうれしいです。
本名で堂々とネットできる人を私は尊敬してます。自分に自信と責任を持っていなければできないことだから。
追伸の誤字改めにも、ピカチュウさん、いや文子さんの誠実で生真面目な性格がうかがえますね。笑。素敵です。
楽しく過ごせたようで良かったです!
フランスのトイレ事情・・・・・
やはり本当なんですね
2年前にパリに嫁に行った友達が帰省した際に
「パリ糞尿で臭いんだよ」と言うんです
私が「犬猫の?」と聞くと
「人間様よ」と!!ひょえーーー
花の都パリのイメージが・・・・・でした。
それから永遠と
トイレの話しを聞かされましたとも(笑)
でも私も大昔に中国万里の長城へ行く間にあった
側溝タイプのトイレ
今でも目の前の人の白いお尻が忘れられません(泣)
やっとゆっくりブログを読みに来れました♪
フランス旅行のブログ、美しい風景写真がたくさんあって、フランスに行った気分になれました。
ありがとうございます(#^.^#)。
私はフランスには一度も行ったことなくて、特に行きたいと思ったこともなかったのですが(めずらしい?)、トイレ事情を知って完全に行きたくなくなりました(^^;)。
やっぱりトイレ事情は大事です!(笑)
ジッコ先生は「ベルサイユのばら」を読んだことがないのですね~。
私は単行本を持っていて何度も読んだので、内容もしっかり覚えています。
「あぁ、ここがアントワネットとフェルゼンが逢っていたあの場所なのか・・・」と、感慨深いものがありました。
ルーブル美術館の写真とか、素晴らしい写真がたくさんあるのに、私が一番印象に残ったのはあの写真でした。(そこか!? 笑)
あとは、ジッコ先生の自撮り写真に書いてあるコメントにクスっと笑ってしまったり・・・。
旅行記の続き、楽しみにしてまーす♪
一気に読んじゃいました!w
凄く素敵な写真にトイレ事情までw
さすがジッコちゃん!
一度読み出したら止まりませんでした
それにしてもお花摘みってそんな素敵な時間
でも、スカートの中ではそうだっただなんて衝撃です!
大変勉強になりました!
次回も楽しみにして待ってます!
先生お疲れさまでした。あれから3ヶ月近くなります。あれから日本の猛暑と高湿度に襲われ、パリの暑いけど乾燥した空気を思いだしました。先生も気力体力に溢れていましたよ。モネの庭素敵でした。一生の思い出をありがとうございました。
以前パリに行ったときは、パリの道路は犬の糞だらけ!の情報があって、
息子は案の定踏んづけてましたが…、今回は犬のフンはあまり目立たなかったような…。
代わりにポイ捨てされたタバコの吸殻がいっぱいでした。
街中で平気でたくさんの人がタバコをぷかぷかすってる光景にびっくり。
どうなってるんでしょうね?パリ…。
昔、中国のトイレにはドアがない!!って言われて、
私は行けない…、と思いましたが。
側溝タイプのトイレはこれまたすごすぎですね