goo blog サービス終了のお知らせ 

GN125H黒2011.10

メンテ忘備録※あくまで自分の場合
より良い情報入手次第追加掲載。

ブレーキパッド点検

2014-01-10 15:40:40 | 足回り
フロントブレーキをかけた時だけ鳴くので点検。

固定ボルト2本をはずすとキャリパーをごそっと引き抜ける。


引き抜いたキャリパーをぶら下げておくとブレーキホースを痛めかねないので台に乗せる。


プラスチックのカバーは作業の邪魔なのではずしておく。


マイナスドライバーでこじて下のパッドからはずす。

上のパッドはピストンをフルに押しつつ右の方からはずす。


汚れでドロドロなのでパーツクリーナーで洗浄してから、ピストンの当たる部分はグリスアップ。パッドに装着されている金具ははずす前に必ず写真を撮る等して覚えておく。


パッドは変な当たり方はしておらず、厚みもまだ残っている。鳴きは汚れが原因か?


組む時はパッドに装着する金具の向きや位置を元通りにし、上のひっかけ穴のついたパッドから装着。


こじながら下のパッドを装着。


キャリパーをボルトで固定し、ブレーキレバーをにぎにぎ後、タイヤが抵抗なく回るかチェック。
1度目はパッドが当たってスムーズに回らず。
キャリパー固定ボルトを緩めるとキャリパーがほんのわずか前後上下に動く。わずかにキャリパーを前や下にした状態で締めるとタイヤの抵抗が強まり、後ろに引きながら締めると抵抗はほとんど無くスムーズに回るようになった。
ほんのわずかな差で当たり方が変わる様子。他のGNでもそうなのか、個体差なのかは不明。



リアブレーキ鳴き

2013-12-22 14:53:10 | 足回り
リアブレーキをわずかにかけた時だけ鳴くのでバラしてみる。

まずドラムの回り止めになっているトルクリンクのボルトのピンを抜き、ナットをはずす


シャフトを緩める


カムレバーのナットをはずし、ブレーキロッドから抜いた後シャフトをある程度抜く


と、ドラム部分がはずれる


シューをマイナスドライバーでこじてはずす


結構汚れが溜まっていたのでパーツクリーナーで洗浄。


ホイール側もエアーを吹くとかなり粉が飛んだ。


シューの当たり面。


シューの厚みの限界は、サービスマニュアル(中国語)によると1.5mmっぽい。

目視で測る必要がないと分かるほどまだまだ厚みがある。

組みなおすと鳴きが全くなくなった。


ブレーキフルード交換&ラッセルスピードブリーダー装着

2013-11-17 13:07:24 | 足回り
新車で購入してから2年が経過したのでブレーキフルードを交換する。

ホンダブレーキフルードDOT4


ハンドル右側のマスターシリンダーのフタを+ドライバーで開ける。


ゴム製にダイヤフラムが入っているのでそっとはずすとブレーキフルードが。茶色に変色している。

フルードは付着すると塗装をはがしてしまうので周りを布でカバー。

キャリパーのブリーダーのゴムキャップをはずし、透明のホースを付ける。



通常のフルード交換はここからブレーキレバーをにぎにぎし、握ったままブリーダーをメガネレンチで緩めるとホースから古いフルードが出てくるのでブリーダーを締め、またにぎにぎの繰り返し。


ここでインシュロックでブレーキレバーを固定し、ブリーダーをはずしラッセル スピードブリーダー(R3952)に交換。

布でカバーしつつ純正ブリーダーをはずしてみたがフルードがあふれ出る事はなかった。

ピッチは1.25で抵抗無く締めこめたので純正(写真上)と同じか?ねじが切ってある側の穴が純正より大きい。


ブリーダー内のステンレスボールとスプリングのワンウェイバルブ、ねじ山の特殊コーティングでエアーを噛まないらしい。


説明書どおりブリーダーを1/2~1/4緩めに取り付けた状態にする(要は普段フルード交換する時に緩める程度)。フルードが底をつく前に補充しつつレバーをにぎにぎするだけで交換が完了。最後にブリーダーを締め付ける。レバーを握りながらしゃがんでブリーダーを緩める作業が不要となった。


透明に近い綺麗な色に。


純正ブリーダーキャップがそのまま使えた。

通常の交換方法に慣れているのでわざわざスピードブリーダーに交換する必要もなかったかもしれないが、
GN以外でリアがディスクブレーキでキャリパーが逆側、といった一人で交換作業ができないようなバイクには抜群の効果がありそうだ。


チェーン張り

2013-05-19 15:11:18 | 足回り
チェーンを綺麗にしたついでに張りをみると、新品チェーンの為少し伸びあり、張りを調整する。

左17、右19のレンチでシャフトを緩める。


左右チェーン張り調整ボルトのナットを緩める。


ボルトを調整。締めこむとチェーンが張る。


側面の切り欠きとメモリを左右同一に合わせる。


ナットを締め、シャフトのナットを締めてから張り具合を見る。

子供の頃、チェーンを下から指で上げてみて指2本分上がるくらいが適正、と師匠から教わった。
江沼チェーンの指定は25~35mm。自分の指2本分を測ってみると35mmちょうど!
今は思いのほか指がごつくなったので2本弱で調整…。

ノンシールチェーンの灯油洗浄

2013-05-19 14:47:05 | 足回り
LAVENのチェーンオイルを試しに使ってみたら、これまで使っていたものより粘性が高い為かチェーンがコテコテになりやすくなった。オイルがしっかり定着している証拠かもしれないが自分的には気になるのでしっかり洗う。


クリップ式ノンシールチェーンの為、はずして洗う。
まずはフロントスプロケのカバーをはずす。


上・右・下のボルトを抜くとはずれる。


コテコテカバー。


パーツクリーナー&歯ブラシできれいに。

前後スプロケ周りもコテコテ。


ジョイントクリップをラジオペンチではずす。組む時はクリップの向きを同じにするよう注意。



プレート、ピンをはずすとチェーンをはずせる。




チェーンを灯油に浸け置き。仕上げに歯ブラシでコマの間などの汚れを落とす。


その間、フロント・リアスプロケ周り、チェーンカバーもきれいにする。


チェーンのかけかたは色々あるが、まずフロントスプロケにチェーンをひっかけ、チェーンカバー側からチェーンを送り出し、リアスプロケにひっかけて脱落しないようゆっくりタイヤをまわして装着。


グリスアップしたピンを裏側からはめ込む。



プレートをかぶせ、クリップをペンチではめて完了。




タイヤを回しながらチェーンオイルをプレート表裏、コマ部に塗布。余分な油分をふきとる。


今回はKURE製。
最近のチェーンオイルより、大昔に使っていたオフ車用のホワイトルブの方が飛び散りが少なくコテコテになりにくかった気がするが…。