goo blog サービス終了のお知らせ 

チャイ語な日々

完全に途切れてしまった中国語学習を再開したい45歳の日常。

決定性因素

2006年06月23日 | 免許・車・運転
またまた車のショールームへ。
今回は、スズキである。

敷地があまり大きくなくて、
展示車数が多くなかったせいか、
これといって心惹かれる中古の軽自動車はなかった。

が、新車の軽自動車で、なかなか可愛いのがあった。
新型MRワゴン。

外見もコロンとしているし、
それでいながら中に入るとけっこう広い感じがするし、
キーをポケットに入れたままでも、ボタン一つでドアが開けられるし。

だが、新車だけあって、高い。
それに、機能的には先日みたダイハツのより上という感じなんだけど、
外観はダイハツのが個人的には好きだ。

これで、トヨタ、ダイハツ、スズキの車をみたことになり、
どれも良いのだけれども、どうも
「絶対これが欲しい!」
という決定打に欠ける。
   

「対消費者来説,性能倒是其次,价格才是促成他們最終購買的決定性因素」
(消費者にとっては、性能というのは実は二の次で、
 価格こそが購入を促す決定打である。)

そうなんである。
ニュービートルは高嶺の花で、諦めた。
やっぱり、自分のおサイフにあった車にしないと。

だけど、やっぱり頭の中で比較しているから、
どの車をみても、なんか違う気がするのである。

差点没命!

2006年06月20日 | 免許・車・運転

夕方、両親とダイハツの中古車センターへ。

なんせ車がないと何処へも行けない(ハローワークにすら)田舎なので、
やはり、自分の車が必要なのだ。

といっても、
失業中、貯金ゼロの身であるので、
本当に購入となったら、パパママローンである。
30ウン才の身としては大きな声では言えないが…。

さすがダイハツ、
可愛い軽自動車が沢山ある。

気に入ったのがあったけれども、
値段がちと高い。

父親が営業の仕事で培った駆け引き術で
値引きの交渉をするも、
自動車センターの人もなかなか上手で、
そうは値引きをしてくれない。

一度帰ってよく検討します、ということにして、
とりあえず、中古車センターを後にした。

晩御飯の時間はとっくに過ぎていたので、
みなお腹が空いて疲れ気味。

とにかくどこかでご飯を食べよう、と車を走らせたが、
夜道だったせいもあり(運転手が初心者なせいもあり)、
曲がるところを間違えて、
どんどん知らない道に入ってしまった。

「このまま行ったら広い道にでるかも」
と、車を進めるうちに、
バックも出来ないような細い道に紛れ込んでしまい、
とうとう父親に運転手交代。

広い道に出てから、
練習のため、また私が運転席に座って、車を走らせたが、
T字路で、うっかり直進車を見落としたまま左折しようとして、
危うく接触しそうになった。
     

「差点没命了!」
(もうちょっとで死ぬとこだったよ~)

運転歴2ヶ月のうちで、何度もヒヤッとしたけれど、
今日のヒヤッと度は、最高値だった…。
  

駐車場に入りやすい回転寿司屋さんに入ったけれども、
三人とも今日は、会話も食欲も少なめ。

父親は、もう怒るのを通り越して、
「初心者って、みんなこんなに運転ヘタなもんかな~?」
と、不思議がっている。

母親は、ため息。
あたしは、運転の緊張で、肩こりの痛みがMAX。

運転上級者への道は、遥か険しい…。


吸引力

2006年06月14日 | 免許・車・運転
「特別だ!」と思い込んでいたものが、
実はけっこうありふれたものだということが分かると、
魅力が薄れたように感じてしまうのは、
どういう心理の働きだろうか。

近所のパン屋さんの駐車場に、可愛い車が停めてあったので、
近寄ってよく見たら、愛しのニュービートルであった。

初めてみる色(シルバー)だったので、すぐにはわからなかったのだ。
でもこれで、9色のカラーバリエーションのうち、
4色(黄色、クリーム色、黒、シルバー)の実物を目にしたことになる。

シルバーのニュービートルの狭い後部座席には、
パンの箱が積み入れてあった。
その雑然さは、なんというか、とても…
「日常」という感じをわたしに抱かせた。

最近、実際、ニュービートルをよく目にする。

はじめの頃は、見かけるたびに、
「こんなによく出会うなんて、運命的!」
と嬉しがっていたけれど、
実は運命でもなんでもなくて、
ニュービートルがよく出回っているだけのようだ。

そうなると、
ニュービートルの魅力が薄れたような感じは否めない。
でも、それはなぜ?
あの丸い可愛さには、何の変化もないのに?

「吸引力漸減」
(魅力が薄れてきた)

「特別感」を求めていたからかな~?
特別感:あまり見かけない、希少だ、という感じ。

実際は、以前から人気があって、よく出回っていた車なんだろうけど、
あまり車を知らない私の目には、それまで知っていた車(国産車)に比べて、
見たことない形!可愛い!、と映って、
なんだかとても、特別な車の感じがしたんだな~。

でも、なんだかんだ言っても、やっぱり可愛いので、
抹茶色のビートルが居ないかな~、と
駐車場があると、必ずチェックしてしまう今日この頃である。

錯覚

2006年06月10日 | 免許・車・運転
今日、ダイハツのMAXという車を運転する機会があった。

父親の、はとこにあたる人の車だが、
そのはとこ氏が、用事があってうちに来た時に、
父親が、ちょっと乗ってみてもいいか、と聞いてくれたのだ。

で、
父親とそのはとこ氏が用事を済ませている間に、
近くをぐるっと走ってみたり、
近所の病院の駐車場に駐車してみたりしたのだが…。

すごく運転しやすい!

ダイハツのMAXは、軽自動車で、
家の車(クラウン)より、だいぶ小さい。
測ってみたら、長さが1.5m、幅も20cmくらい違う。

その違いが如実に運転に反映されて、
いや~、カーブとか細い道が、運転し易いことといったら!

なんか、自分の運転の腕が、格段に上がったような錯覚を覚えた。

「由于受身体、心理、環境等因素的影響,駕駛員在行車中往々会産生各種錯覚」
(身体的、心理的、あるいは環境等の影響を受けて、
 運転手は走行中に様々な錯覚を起こしやすい)

わたしのような運転未熟者は、
こういう小型の軽自動車のほうが合っているようだ。

だけど、こういう小さい車ばっかり運転していると、
普通車が運転できなくなるのでは?という心配も少しある。

ところで、
わたしは今日の今日まで、
「軽四(ケイヨン)」のことを
「軽音(ケイオン)」だとばかり思っていた。

車が小さい → エンジンの音も小さい → 軽音
だと思っていたのだ。

だって、「ケイヨン」て「ケイオン」に聞こえるよねえ?

我行我素

2006年06月09日 | 免許・車・運転
夕食後、また父親の運転手として
ゴルフの打ちっぱなし場へ。

仮免許中、父親は時間をやりくりして、
何時間もわたしの運転練習に付き合ってくれた。

わたしが駐車で失敗して、車に傷をつけても
全然怒らなかった。



その目的は、打ちっぱなし場用運転手養成だったようである。

父親は、毎日夕食時に、必ず酒類を口にするので、
夕食後に「打ちっぱなしに行きたい」と思っても、
車の運転が出来ない。

これまでは母親に送らせていたが、
何せ、行き帰り+父親が打っている時間 = 約3時間必要なので、
たびたびだと、夜だし母親もいい顔をしない。

そこで、免許取りたてのわたしにお鉢が回ってきた。
「さあ、仮免の練習に沢山指導してやった分の授業料を払ってもらおか」
と、運転手役を申し付けるのである。

うう。
これから中古車も買ってもらう予定だし、
立場の弱いわたくし。

「運転するのはいいけど、お父さんが打ってる間、あたしヒマじゃん」
「じゃあ、本屋にでも行ってれば?地図描いちゃるから。
 その本屋は、いつも駐車場が空いとって、車停めやすいぞ」

そう、今のわたしにとって大切なのは、
駐車場が広いかどうか、なのである。
なんせ、駐車の時に何度もハンドルを切りなおすので、
狭い、あるいは空いていない駐車場はダメなんである。

さて。
父親を打ちっぱなし場へ送り届けた後、そのまま車で本屋へ。

だが、父親が教えてくれた本屋は、着いてみると
確かに駐車場はガラ空きだったが、もう閉める準備をしていた。
また8時にもなっていないのに!
これだから田舎はっっ!

いいもんね~、ちょっと違う道だけど、
TUTAYAがあるとこ知ってるもんね。
TUTAYAなら、遅くまで開いているはずである。

が。
開いてはいたが、駐車場には車が一杯だった。
しまった、金曜の夜だもんな~。

わたしが駐車場に入った時に、一台出て行ったので、
一箇所空いていることは空いていたが、
前後左右の車に当てずに停められる自信がなかったので、
あきらめて、そのまま駐車場を出ました…。

もう一店、チェーンの古本屋があったが、
道路の右側だし、対向車は切れ目無くあるし、後続車も数台あったので、
右折に自信のないわたしは、そこに入るのもあきらめて、直進。

だけど、父親が打ち終わると言った時間まではまだまだ余裕があったので、
途中の大手スーパーの駐車場に入り(駐車場が広い!)、
駐車の練習と休憩(ヤな客だ)。

でも、そこでも苦労して苦労して、
やっと所定の白線内にまっすぐ駐車できた。
エライぞ!

が。
駐車のために
あたしほど、バックしてまた前に戻ってハンドルを切り直し…を
くり返している車って、他に見たことないんですけど。

あたしより、10歳以上は若いと思われるような女の子でも、
駐車場に入ってきたら、スッと一発で白線内に、
左右程よい感覚で車を入れている。

「お前は初心者マークの中でも、一番ヘタなレベルじゃ」
と父親に言われたが、本当にそうかも知れない。

…ま、いっか。
人は人、自分は自分。

「我行我素」
(人は人、自分は自分)

「他就是那種性格的人,別人説什麼都不听,依然我行我素」
(彼はああいう性格の人だから、他の人が何と言っても聞かないし、
 相変わらず“我が道を行く”である)

気を取り直して、父親を迎えに打ちっぱなし場へ。

父親を乗せてから、発進でモタモタしていると、
「お前な~、もっとサッと車出せるようにならな、
銀行強盗もできひんぞ」

銀行強盗?
「仲間が金持って銀行から飛び出してきたら、
 乗せて、サッと車出さな捕まってまうやろ」

いや、銀行強盗なんかしませんから。

好眼光!

2006年06月08日 | 免許・車・運転
また、可愛い車を見つけた。

「可愛さ」という点では、
ニュービートルよりは落ちるが、
先日、中古車センターで見た車達よりは、いい

調べてみると、
ベンツAクラスという車だそうな。

ベンツ。
高い車の代名詞ではないか。
中古ですら「中古か?!」みたいな値段である

な~んで、こんな高い車ばっかり目にとまるんだらう。
ひょっとして、あたしって車に対して、意外にみる目がある

「Nin(你の下に心)好眼光!」
(お目が高い!)

母親曰く。
「いいものは何でも高いの」

…だよねえ、
別にあたしに見る目があるんじゃなくて、
高い → いい → 自然と目がいく
ということですなあ。

高不可攀

2006年06月04日 | 免許・車・運転
一目ぼれの相手は、やはり高嶺の花だった…

本日、両親と一緒に、車で
中古車センターへ出かけた。

というのは、遅々として上達しない私の運転をみて、
父親が
「もうこれ以上、クラウンに傷をつけられてはたまらん」
と、とりあえず、先に、中古車を買ってやるから、
就職したら金返せ、ということになったのだ。

やった~

中古車センターまで運転するのは、
もちろん、わたくし。
途中、高速道路に入ったのだが、
加速斜線から本線にスムーズに入れず、
後ろの車と激接近し、衝突はしなかったものの、
背中に汗をかいた。

助手席と後部座席に座っていた両親も
寿命が縮んだようで、父親に
「お前みたいな運転が一番危ないんじゃ!」
と、すっごい怒られてしまった…。

確かにそうなので、我ながらシュン、となったが、
高速下りてしばらく行ったある飲食店の駐車場に
フォルクスワーゲンのニュービートルが
停めてあるのを発見!

今まで実物は見たことがない(HPではみたことあるけど)
クリーム色みたいな優しい黄色で、屋根には黒い皮?が張ってあるタイプ。

一番欲しいと思っていた色だ。
実物見れるなんて、ラッキ~
やっぱカワイイな~。

こんな風に、つい長く視線を注いでいると、
車がぐいっと中央線に寄りすぎて(対向車がいるのに!)
また冷や汗をかいた。
これをわき見運転というのね

それでも、何とか無事にトヨタの中古車センターに到着。
大きいの、小さいの、高いの、安いの、軽、普通車、ワゴン、
いろいろ取り揃えてあった。

25万円という、安い軽自動車があって、
色も赤でかわいいし、これいいな、と思ったが、
もう10年前の車なので、父親が
「そんな古いのは、買ってもすぐダメになる」
と却下。

いろいろ見て比較し、出資者たる両親の話し合いの結果、
候補に挙がったのは、以下の3つ。

ヴィッツ(H14 90万くらい)
パッソ(H17 100万くらい)
ムーヴ(H14 130万くらい ほとんど新車)

ニュービートルと比べたら、
どれも丸さが足りないが、
全然貯金のない私は、選択権もない

でも、中古車センターで、また改めて思った。
「車って高い…」
国産の中古車でこんなに高いんだから、
ニュービートルには、100年かかっても手が届かなそう

「高不可攀的花」
(高嶺の花)

「一向“高不可攀”的進口轎車日前紛紛大幅降价了」
(ずっと手が届かなかった輸入車が、ここのところ、次々と大幅値下げした)

しかし、中古車って、何に気をつけて選んだらいいのか。
私はもちろん、両親も(たぶん)よくわかっていないし、
今日は、一応候補は決めたが、これという決定打もないので、
後日また出直すことにした。

帰り道では、もうあのニュービートルの姿は見なかった。
どんな人が乗ってるんだろーなー

糟了!

2006年05月30日 | 免許・車・運転

またやってしまった…

車の運転。
とにかく練習あるのみで、
今日も駅近くの駐車場まで運転していった。

駐車場についてから、
案の定、一発では上手く駐車できない。
少し前に戻ってまたバックし、また前に戻ってバックし、…を繰り返していると、
駐車場前の家のおじさんが出てきた。

おじさんは、
「練習?」
と言いながら道に立って、わたしの運転をじぃっと見ている。

先日、駐車場から出る時に、
この家の鉢植えを轢いちゃった前科があるもんな~
無理もない。

だが、本日のところは、なんとか無事に駐車場前の右折もクリアし、
私の車が駐車場から遠ざかるのを見て、
おじさんは家の中に戻っていった。
(バックミラーで見てたよ~ん)
やっぱ、少しずつは上手になってるんだな~運転

と、ちょっといい気になっていたら、悲劇が待ち構えていた…!

自分家の車庫入れである。
とにかく、スペースがギリギリで、
わたしの技術で、一回でスッと入れるのは、絶対無理な幅である。

だけど、車を運転する以上、車庫入れは避けて通れない。

先日と今日車を出す時に、父親から特訓を受けてはいた。
「バックしてる時に、危ないと思ったらすぐブレーキをかけて、
 車から降りて自分の目で確認すること」
今日だけでいったい何回車から降りて確認しただろうか…

でも、初心者だからしょうがない。
この時も、とにかく慎重第一でバックし、
何回も前に戻ってハンドルを切り直し…、

そろそろとバックをして、
「よし!ちゃんといい位置に収まった!」
とブレーキを踏もうとしたその刹那、
「ギギッ」
と左後ろで嫌な音が

「糟了!」
(しまった!)

「対于新手来説,倒車入庫是最実用的技術,
 也是最難的技術,也是最容易出丑的地方」
(初心者にとってバックで車庫入れは、
 最も実用的な技術であるとともに、
 最も難しい技術であり、
 最も醜態を晒しやすい場面でもある)


横を擦らなかった代わりに、後ろを擦ってしまった~。
車体に傷がついてしまった

父親は、わたしに運転させたら遠からず傷がつく、
とは思っていたようで、
特に驚きも怒りもせず、ただ
「そうか、傷、ついたか」
と。。。

「自己の愛車已経買了○年,過了宝貝期,有点小擦傷当作没看見就算了」
(愛車も買ってすでにゥン年、とにかく大事!だった時期も過ぎたし、
 小さい擦傷は見なかったことにしよう)

という心境もちょっとある?

でも、許してくれるのは親なればこそ

ごめん、お父さん、
出来るだけ早く自分の車買うから!
えーっと、まず就職!


勿忘初衷

2006年05月27日 | 免許・車・運転

運転は怖い。
だけど、運転しないことには、いつまでたっても下手で怖い。

ということで、本日、また運転にチャレンジ。
どうせ、駅とかスーパーとか郵便局とか、
近場に行くために免許をとったようなものなので、
本日はまず、役場行きに挑戦である。

ところで、田舎に帰ってきて、
歩くことがめっきり少なくなった。
東京にいた頃のほうが、一日に歩く量は、はるかに多かった。

駅まで、コンビニまで、本屋まで、郵便局まで、図書館まで、
その他諸々の買い物、用事…。
どこも歩いてすぐか、地下鉄やバスで簡単に行けたのだ。

だが、田舎では、どこへ行くにも車で移動しなければならないので、
昼間ですら、道を歩いてるのは、
手押し車を押しているおばあさんか、小中学生くらいである。

さて、役場行きである。

役場までは、通行人や対向車がほとんどなくて、
かなりスムーズに行けた。
駐車場も広い上にガラ空きだったので、駐車も問題なかった。

ところで、この役場には中学時代の同級生が勤めていて、
3月にこちらに帰ってきて、転入手続きをした時に、
10数年ぶりで会った。
その後、用事があって役場に行くと、いつも彼女が対応に出てきてくれる。

今日もちょっとした用事の手続きをしてもらっている間、
雑談をしていたのだが、
免許を取ったことを誰かに言いたくてたまらない私は、
「免許、こないだ取ったねん!」
と自慢した。

「そう、やったね!すごいね!」
と、彼女は大きく反応してくれた。
あ、優しいなあ、と思った。

彼女は、免許なんぞ、とっくの昔に取って、
毎日、役場まで車通勤である。
こういう人にとって、免許をとることなど、当たり前のことで
珍しかろうはずがない。

だいたい、この辺りは、一家に2台以上車がある家も珍しくないし、
大人は大概免許を持っていて、且つペーパードライバーではないのだ。
生活必需品だから。

むしろ、
「えっ、まだ持ってなかったの」
と言われても不思議ではないのに…。
大人だな~。

あたしも、これからどんどん運転に慣れても、
免許取れた時の大変さと嬉しさを忘れないようにして、
誰かが「免許取ったの!」と言ったら、
「すごいね!やったね!」と言おう

「勿忘初衷」
(初心忘るべからず


后怕得要命 !

2006年05月26日 | 免許・車・運転
やってしまった…

本日、ハローワークに行くべく、
とれとれピチピチの免許証をカバンにいれ、
初めてひとりで!車を運転して駅まで行った。

といっても、駅までの道がよくわかっていなかったので、
行きは、父親が軽自動車で先導してくれたのだが。

問題は帰りであった。
電車で最寄駅まで戻ってきて、駐車場に停めてある車に乗り込んだ。
助手席や後部座席ではなく、運転席である。

うーん、あたしってカッコイイ!
ちょっと前までは、運転なんて全然できなかったのに、
人間、やればできるもんだ。

このように、すぐには車を出さず、心ゆくまで自画自賛を楽しんだ後、
おもむろに発進させた。
駐車場の前の道は結構細くて(車一台が通れるぐらい)、
すぐ右折しなければならない。

だが
この右折でハンドルを切るのが遅くて、回りきれなくて
道を挟んだ向かいの家の壁にあたりそうになってしまった。
ブレーキがなんとか間に合ったものの、
タイヤの下で、バリバリっという音が…

心臓がぎゅっと縮みましたよ~。

もう一度バックで駐車場に入れなおして、
慌てて塀のところをみに行ったら、
大きい鉢植えが一つ砕けて、土が道に散らばっていた。
壁に沿って置いてあった鉢植えが見えていなかったのだ。

初心者マークデビューの初日から(初日ゆえ?)
やってしまった~

すぐその家に謝りに行った。
出てきたおじさんは、
「何も植えてない鉢やったし、別にええよ」
と許してくれました。よかった~

でも、帰りは「やってしまった」という思いが頭の中をぐるぐる回っていて、
胸がすごくドキドキして、運転がうまくできなかった。

路上練習を始めたばかりの頃のように、力が入りすぎて、
右へ寄り過ぎたかと思うと左へ寄り過ぎて、
後続車に「飲酒運転か?!」と思われたかもしれない。

そういえば、教習所の教科書に、
「疲れている時や心配事がある時は運転を控えましょう」
と書いてあったけど、ホントだな~。

家に帰り着いて、車庫入れは父親に頼み
(家の車庫は他にも車が停めてあるし、狭いので
まだとても自分ではできないのだ)、
ものを食べると、気持ちがなんとか落ち着いた。

けれど、今また思い出すと、怖くなってきた。
さっきは鉢植えだったからあれで済んだけど、
もし、もっと高価なものだったら…?
いや、もし子どもだったら…?

「后怕得要命 !」
(後からめちゃめちゃ怖くなってきた~!)

「她一想起這件事儿就会很后怕,可当時因為自己是新手,
 没什麼経験,所以根本還不知道什麼叫危険。」
(彼女はこの事を思い出すと怖くなる、
 しかし当時初心者で何の経験もなかったので、
 どういうことを危険というのか全然わかっていなかったのだ)

教習所の学科授業で、
ある人が車をバックさせている時に、
三輪車に乗った小さい子どもが車の後ろを通っているのに気が付かず
轢いてしまった、という話を聞いたことがある。

その時は、
「轢いたほうも轢かれたほうも大変やな~」
ぐらいしか思わなかったのだが、
わたしも同じことをしてしまう可能性がある、ということに
今更ながら気が付いた。

もし、人を轢いてしまったら…?

怖い~、想像しただけで怖い~。
鉢植えを轢いたぐらいで気がこんなに動転してしまうのだから、
もし人身事故など起こしたら、
頭が真っ白になって、足が凍り付いて、救急車を呼ぶどころではないかもしれない。

運転って怖い。
でも、運転しないと上手にならないし。
免許とれて一段落、と思っていたけれど、そうじゃないんだなあ…。