goo blog サービス終了のお知らせ 

チャイ語な日々

完全に途切れてしまった中国語学習を再開したい45歳の日常。

綉球花

2010年04月23日 | 花・自然

   

紫陽花の鉢植えを彼方此方で見かける。
もうそんな季節なんだろうか?

「綉球花」(紫陽花)

今、はまっているのは大河ドラマ「龍馬伝」

勝海舟役の武田鉄矢さんは、
18歳の時に司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読んでから、
ずっと龍馬に憧れ、龍馬のようになりたいと生きてきたそうだ。

で、何かの折に、司馬遼太郎に会うことがあって、
「今いくつですか」と聞かれて「38です」というと、
「青春と革命が重なったら誰でもかっこ良くみえるねん。
早く龍馬を卒業して誰か他の人を探しなさい」
と叱られたそうな。

青春と革命が重なるって、幸福なことなのか不幸なことなのか。
それは分からないけれど、確かにあの時代でなければ
坂本龍馬という英雄は出現しなかったかも。

私自身は、今の平穏な時代に生まれてありがたいなあ。

ところで、かように平穏な生活を送っている私の、
数少ない恒例イベント、簿記の試験の季節がまた廻ってきました~。
   
そんな訳で、ブログを1ヶ月ほどお休みいたします。
   


雪静静地下个不停

2008年02月09日 | 花・自然

朝から雪がすごい。
遠くのほうは白くけぶってよく見えない。

山も家も関係なく白く降り込められて、
自然ってすごいなあ、と思う。

雪の降る様はキレイだけど、
不思議だ。
こんなにどんどん空から落ちてくるのに、
音が全然しない。

「雪静静地下个不停」
(雪がしんしんと降り続く  from小学館日中辞典)

もし、遠くから聞こえる車の音がなくて、
無音の世界で雪が降るのをずっと眺めていたら、
気がおかしくなるんじゃないだろうか。

人間は、音も色もない独房に閉じ込められると、
発狂する、と昔何かで読んだような。


冬天早晨

2008年01月29日 | 花・自然

   
           <霧か蒸気か>

ここ数日、本当に寒い。

「今日が一番寒いみたい~」
と言ってると、次の日は
前日よりさらに寒いような気がする…
といった具合。

朝起きてカーテンを開けると、
外の風景も本当に寒々としている。

だが、美しくもある。
かの清少納言も
「冬はつとめて(冬は早朝がよい)」
といってるくらいだし。

だけど、それは暖かい部屋の中にいてこそ。

「在冬天的早晨,手伸到水中感到冰冷刺骨」
(冬の朝、手を水につけると骨にしみるような冷たさだ)

昔は電気もガスもユニクロのフリースも無くて、
冬の生活は今よりずっと寒かっただろうに、
昔の人は典雅なことよ。


雪人

2008年01月25日 | 花・自然
   

ここ数日、すぐ融けるような雪が降ったり止んだりしていたが、
今朝起きると積もっていた。
雪は午後まで降り続け、気温も上がらなかった。

雪が積もると、寒いし交通は不便になるし、
困る。

だけど何故か、ちょっとワクワクもする。

子どもの頃、雪で遊んだ楽しい記憶ゆえかな。

「雪人」(雪だるま)

「和朋友一起打雪仗、堆雪人」
(友だちと一緒に
 雪合戦をしたり雪だるまを作ったりした)

大人である今となっては、
あんな指先の冷たい思いをして
雪だるまを作ろうなんて
もう絶対思わないなー。

大寒

2008年01月22日 | 花・自然
   
    <寒い夜は
      味噌ラーメン最高

昨日は、一年で最も寒い「大寒」だったそうですね。

「大寒是二十四節気中的最后一个節気」
(大寒は二十四節気の最後の節気だ)

道理ですごく寒いと思ったよー。
背中にカイロ貼っちゃったもんね。
寒い時は、腰か背中にカイロ!に限る。
   

秋色宜人

2007年10月19日 | 花・自然

   

この辺は田舎なので、
秋には空き地とか畑の隅に、
コスモスが咲き乱れている。

コスモス。
漢字で書くと、秋桜。

春の桜のように、
この時期になると、あちこちで見かけるから、
秋の桜なのかな?

いずれにせよ、
暑すぎず寒すぎず(いや、最近はもうやや寒いけど)
一年で一番いい時期だ。

「秋色宜人」(秋の穏やかな気候が気持ちよい)

   

中国語でも、当然「秋桜」と書くのかと思っていたら、
辞書によると中国語では「大波斯菊」と書くらしい。

キク科の花だから菊はわかるとして、
なぜ「大波斯」(波斯はペルシャ)?
ペルシャから渡ってきたのかな?


仙人掌その2

2007年06月07日 | 花・自然

   
     <サボテンの花>

母が数年前、よそから貰ってきて
外に植えていたサボテンが花をつけた。

サボテンの花というと、
てっぺんのほうに、
星のような形のごく小さいものが
ちょこっと咲く、というイメージだったので、
この花は、けっこう大きくてびっくり。

直径10cmくらい?
しかもハイビスカスのように、
けっこう派手だ。

サボテンといえば、
数ヶ月前から部屋に飾っていた
熊童子と星美人もだんだん大きくなってきたので、
やや大きいサイズの鉢に移した。

   
      <新しい鉢に引越し後>

以前の写真


こうやって移していったら、
どこまで大きくなるんだろうなあ…?
   

そう思ったら
以前読んだある小説を思い出した。

『花まんま』(朱川湊人)の中に入っている
短編のタイトルは忘れてしまったけれど、
主人公の少女が偶然出会ったあやしい物売りから
小瓶に入ったくらげのような不思議な生物を買う。

その生物は、入れ物のサイズに合わせて
際限なく大きくなり、一旦大きくなってしまうと
もとに戻すことはできないので、
決して元の小瓶より大きい容器には移さないように…
というのが、その怪しい物売りからの注意だった。

はじめのうち、少女はその注意を守っていたが、
少女がひそかに好意を寄せていた相手の
「大きくなりそうだったらすぐ元の瓶に戻せばいいんだから」
という何気ない言葉に
「それもそうだ」
と思い、大きめの容器に生物を移す。

そして、他のことに気を取られて数日が過ぎ、
気が付いたときには…。
そしてこの生物の正体は…。

というようなお話だった
(細かいところは忘れてしまった)。

少女の
「ちょっとくらいなら大丈夫かも…」
という心理の危うさ。

読者として、高みから少女を見ていると
「あーあ、そんなことしないほうがいいのに…」
と冷静にわかるんだけど、
もし自分がそういう危うい心理の当事者になったら、
やっぱり危ないほうに、
ふっと引き込まれてしまうんだろうな~…。
   

まあ、私のサボテンはあくまでもサボテンで、
正体不明の生物じゃないから、
鉢を替えても大丈夫なんだけど。
   


野芝麻

2007年04月22日 | 花・自然

  
        <踊子草>

だんだん、いい陽気になってきましたね。

家の近くをぶらぶら散歩していると、
道端には可愛い花が色々と咲いている。

写真の花。
懐かしい。
子どもの頃、花の部分をピッと抜き取って、
蜜をよく吸ったものだ。
   

でも思えば、名前知らないな~、と
帰宅後調べてみたら、
「踊子草」というそうな。

「野芝麻」(踊子草)

日本名は、
花の形が笠をかぶって踊っている
着物姿の踊り子たちにみえるから、
というのが由来。
   

そういわれたら、そういうふうに
見えないこともないような。

いずれにせよ、可愛い名前。
名付けた人は、想像力が豊富な人だったようだ。
   


五彩繽紛

2007年04月08日 | 花・自然

   

今日昼間、母親とお花見に行った。

と言っても、お弁当などは持たず、
30分ほど近所をブラブラしただけだが、
田舎なので、あちこちに桜の木がある。

   
         <山桜>

   
       <ソメイヨシノ>

   
        <八重桜>

様々な桜が咲き乱れ、今がまさに見頃だ。
どれも少しずつ色の濃さが違っていて、
それがまた美しい。
   

「五彩繽紛」(様々な)

「開花時節,五彩繽紛、万紫千紅,
 令人賞心悦目,美不勝收」
(開花の季節には、色とりどりに咲き乱れ、
 見る者の目も心も楽しませてくれるが、
 あまりに多くて一つ一つ鑑賞しきれないほどだ)

実際、毎年この季節になると、
あちこちで桜の花をみかけて、
「こんなところにも桜の木が植わっていたのか」
と思う。
   

桜キレイだから、たくさんあってもいいんだけどね~。
それに、すぐ散ってしまって惜しいけれど、
それがまた美しい。