先週、スピッツの新譜『おるたな』を買った。
発売日にCDを買うなんて何年ぶりだろう!
今回の『おるたな』は14曲中、カバー曲が6曲も入っていて
それも面白い。
最近はスピッツばかり聴いてるけど、
スピッツは天才だと思う!!
声もすごく好きだけど、歌詞がすごい。
誰も真似できない言葉のセンス。
(でも、2曲目の「さすらい」は、歌詞だけみていたら
「すごくスピッツっぽい!」と思ったんだけど、
これは作詞作曲ともに奥田民生だった)。
わたしはコンサートにも行ったことないCDだけのユルいファンだけど、
ずっとずっと活動を続けていって欲しい。
お盆休み。
どこへ出掛けるアテもなく、
部屋の片付け。
引っ越しや部屋の片付けのたびに、
捨てるには忍びない、とりあえずここに入れておこう、
と先延ばしにしてきた昔の物が詰まったダンボール箱がいくつか。
いい加減片付けないとなー、とひっくり返してみたら、
大昔のカセットテープ類が沢山出てきた。
その中にスピッツのCDをダビングしたものがあり、
懐かし~、と思って聴いてみた。
「渚」をはじめ、「インディゴ地平線」「ナナへの気持ち」「花泥棒」。
「渚」はこの間YouTubeで聴いたけど、
他の曲はもう10年ぶり?15年ぶり?
とにかく超久しぶりに聴いたけど、どれもいい曲だな~。
ところで、インディゴブルーとは藍色のことだそう。(by ジーニアス英和辞典)
「靛藍 dian lan」(藍色)
スピッツを聴いていると、なぜか村上春樹の小説を思い出す。
どの小説ということはないんだけど。
言葉は優しいのに、妙に遠くを見ていて醒めているような感じが
どちらにもあるから?
ムショ~にスピッツの「渚」が聴きたくなり、
でも、CD持ってないので、
YouTubeで検索。
♪ 柔らかい日々が 波の音に染まる
幻よ 醒めないで
( 那些柔嫩的日子溅染上浪花的声音
幻觉啊 请别醒来 )
↑
ネットにあった中国語訳。
もう、10年前?15年前?
この歌が流行ったのは大分前だけど、
やっぱいいわ~。
スピッツの作詞をしている人って、
きっとすごく繊細な人だと思う。
< 華流ジブリ 瑛莉子
>
中国語とジブリが好きな人間には
たまらないCDを見つけましたっ!
ジブリアニメの主題歌等の中国語バージョンが
10曲入っている。
「トトロ」とか「千と千尋の神隠し」とか、
そして何といっても忘れちゃいけない
「天空の城ラピュタ」。
あと、「ゲド戦記」の「テルーの唄」のも入っていて、
これは、日本語の歌もすごく美しいけれど、
中国語の歌もなかなかキレイ。
だいたいジブリアニメの主題歌に限らず、
歌詞ってすごく翻訳しにくいものだと思う。
外国語の歌詞をつけるときに、日本語の歌詞の意味にこだわらず、
全体のイメージだけを残して内容はけっこう違う、
という歌もよくある。
でも、このCDでは、歌詞カードを見ると
どの歌もけっこう忠実に訳してあるみたい。
特に「千と千尋」とか「もののけ姫」の歌詞は
ちょっと抽象的というか感覚的というか、
外国語には翻訳しにくいだろうなー、と前から思っていたけれど、
へぇ~、中国語に訳すとこうなんだ~、となかなか面白い。
<キマグレンのライフ>
ハモネプの影響で購入。
アルテマのライフもすごく良かったけど、
本家本元のライフも、さすが、いい。
でも、歌詞が半分ぐらい(もっとかも)英語で、
意味分かんない…。
なんかこう、日本語の歌詞の間に挟まれる英語って、
英語力があるかどうかが理解のポイントじゃなくて、
感覚的に分かるかどうか、ていうのが大事なような気がする。
英語の出来ない私がそう言っても説得力ないと思うけど。
まあでも、意味がとれない部分があっても、
いい歌です。
というCDを買った。
90年代にビーイングという音楽事務所に属していて、
ヒットした男性ボーカルの曲ばかり16曲入っているんですが。
プレミアムトラックとして、最後に入っていた
WANDSの「ささやかな愛情」というのが、
ものっっっすごく良かった!!


ボーカルは、上杉昇さんという、今はもう全然別のグループで
活躍しているそうですが、声がすごく素敵で!!

歌詞も英単語とか全然入ってなくて、
分かりやすくて、でも、深い、そうだよなー、と思う内容で。
「小小的愛情」(ささやかな愛情)
でも、これは未完成の作品だそうで、
確かに短いし、歌詞カードにも歌詞が載ってない。
CDに付いていたライナーノーツ(解説書?)によると、
「あくまで完成とは言えない作品ではあるが、
やはりこういうスタンダード色の強いバラードでこそ、
上杉のヴォーカルは活きるなと思ってしまう。(略)
つくづく完璧な姿で聴いてみたくなってしまう、
“究極の”デモトラックではないだろうか」
いやあ、本当に、完成形を聴いてみたい。
製作された当時にお蔵入りにならずに世間に出ていれば、
きっとすごく売れたんじゃないかなあ、と思う。
でも、このボーカルの人、ほんっっとに声が素敵。

訓練、もあるんだろうけど、これはもう天賦の才の域ではないかと。
このCD買って良かったな~。

好きな歌手のCDでも、買って聴いてみたら、
「どの曲もそこそこで、すごく好き!と思えるのが一曲もなかった…

ということが、たま~にある。
でも、一曲でも「これはいい!」と思えるのがあると、
満足できる。
