シェル風日記

何気ない日々、風のたよりのメモ的日記

動物と病気

2007-07-25 | shell犬・pipi猫・cherry鳥

最近動物の病気について考えさせられた。
子供の頃飼ってた猫が高齢になって居なくなった時
周りの人達は猫は死に際を見せたくないから、
死に場所を求めて行ったのでは?と言う人が多かった。
ほとんどの人が放し飼いにしてて、実際飼い主の傍で息を引き取ったのを
見た人もあまり居なかったせいだと思うが、
最近得た知識によると、それは死に場所を求めての行為ではなく、
具合が悪い時はなるべくストレスを感じない静かな場所に行きたい。
つまり回復させたいからということで、
逃避ではなく本能的な防衛で、より生きたいための行為だというのだ。
猫に聞かなければ真実は分からないが。

友人の犬はまだ若いから特に病気という事を意識してなかったが、
ふと思いたって犬の医療保険に入ろうとして健康診断を受けた所、
特に悪いところも無く、無事に入る事が出来た。
ところがあまり月日も経たないうちに、重篤な病気が発覚し手術を受け、
費用の半額くらいが保険で戻ってきて助かったらしい。
聞くと簡単に出せる金額ではない、
保険には年齢制限があり、うちの犬はもう入る事が出来ない。

暫く前愛犬を病気で亡くされた人の話だが、
病院に入院してる愛犬を見舞うと家に連れて帰りたくなるが、
痛み止めの点滴などの設備がない家で
痛がる犬を見てるのは忍びなく入院させていた。
家の人が帰宅途中病院に寄って来て、
「○○(犬の名)立ち上がろうとして、
帰りたい!って目で訴えてたよ」と言ったので
明日にでも連れて帰ろうかと思ってたら、
その夜、亡くなって、その後、長い間立ち直れなかったらしい。
「犬は自分が病院に居る意味が理解出来ないから、
飼い主に見捨てられたような気持ちだっただろう。
いやそんな事も思わずに、ただ不安だったろうと…と、今でも後悔してる」
と話され、聞いてる私も涙ぐんだ。

自分で死に場所を選べない現代の家の動物達。
いざとなったら往診して下さる獣医さんと動物の医療保険は
飼い主の心強い味方かも知れない。
すでに保険資格のない我が家の犬や猫や小鳥の為に、
元気で仕事も頑張らなくちゃね。

コメント (4)
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