上江津湖（緑川水系、健軍川、熊本市）にてフライフィッシング

今回は上江津湖の健軍川流れ込み地点にてオイカワ狙いでフライフィッシング。
前々日の雨のあと、見事に快晴で気温もグイグイ上がったためか、スーパーハッチとも言うべきユスリカの大量の飛翔が観察された。
健軍川に目をやると、オイカワの雨のようなライズの嵐でぴょんぴょん飛び跳ねている。
予定では江津斉藤橋の少し下流で釣るつもりだったが、ここまでのライズの嵐を見せられると予定変更せざるを得ない。健軍川に立ち込み、上流へ向かって釣り登ることにした。
ワインレッドの#22QWM-SSのピューパタイプで入れ食いだよね🎶
と気楽な気持ちでキャストする。
ところがである。
全く釣れない（）
これだけライズがあるのに浅いバイトがたまにあるのみ。
ティペットもオイカワにしては長めに新調したばかりだし、原因がよくわからなかった。
ひとつ懸念があるとすれば、夕日を背にしてキャストしているので俺の影がオイカワ達に丸見えではあった。
健軍川は止水に近い緩やかな流れで水面は鏡面のようだし、ウィードがなく透明度も高いので、やはり俺の影や姿を警戒されて釣れないということかもしれない。

結局釣り上りでは釣りきれず、元に戻って江津湖へ向かって釣り下る。夕日が逆光でまぶしく、フライなんかみえやしない。なんの罰ゲーかよ。と、バイトありオイカワを取り込み成功。が、あとが続かない。
ドライフライは諦め、練習も兼ねてビーズヘッドニンフにスプリットショットを初めて使って見た。EVAのインジケーターをつけてみたがスプリットショットありだと重すぎてインジケーターが沈んでしまう。なのでスプリットショットは外してニンフだけにするとバランスがとれた。
しかしやっぱりキャストがしにくい。
この辺のバランスは実際にやってみないとわからない部分なので勉強になった。
やはり健軍川は難しい。
健軍川のほとりは市民の散歩コースになっており、釣行中に多くのひとが通りがかった。遠目からじっと見てる人、至近距離で俺へ無言でカメラ向けてバシャバシャとシャッター切っている人。

思い返せば初めてフライフィッシングした場所がこの健軍川の江津湖流れ込みだった。あのときはかなりバイトがあったのだがまだチビオイカワが反応してるとは知らず、フライサイズも#14くらいしか手持ちがなかったので釣りきれなかったな。

ここは公式駐車場のとなりでアクセスがいいし、アップストリームかダウンストリーム限定だが川筋には障害物がなくキャストはしやすい。色気だしてアップクロス・ダウンクロスをやろうとするとそれほどの川幅はないので、途端に岸の植物や木々が釣れてしまう。

今日も江津湖の自然に癒された。ありがとう。

今回の釣果
オイカワ 1匹
カワムツ 0匹
その他 0匹

快晴、気温11度、水温不明。微風。
釣行時間 午後4時00分～5時00分。（日の出 7時15分 日の入 17時46分）

使用タックル
POLYFLEX　6ft6 #2/3　2ピース　グラスロッド　スローアクション
リール Scientific Anglers 安物セット品
フライライン 無名安物セット品
バッキングライン イカリ印 竿巻糸
リーダー（ナイロン） 6x 7.5ft （ティムコ スタンダードリーダー）
ティペット（ナイロン） 7x （ティムコ ミスティープラス　ティペット）

略語
QWM クイックルワイパーミッジ
SS ストレートシャンク