『Sharon Farm Diary』 シャロン農園日記

イダウワーチタバーリ(ようこそ)!ファームの情報、ニュース、舞台裏等・・・独自の感覚的目線で綴ってまいります。。

収穫

2020年07月14日 | Weblog






最近はキュウリをたくさん収穫して楽しんでいましたが、
今日はたまたま
アヒル組さん(2歳児)のナスの収穫に出会うことができました。
嬉しそうににカメラの前でポーズをとっていました。

他にもオクラ、トウモロコシ、冬瓜など、
豊作のようです。

ボランティア活動

2020年07月12日 | Weblog
ハレルヤこども園では保護者からのボランティアを募集しました。
早速、二人のお母さん方が参加して下さいました。
お二人ともユニークな自己紹介をしていただきました。

子ども達にとっては、
普段から親しみのある
「○○○ちゃんのママ」なので、
(何があるのかな?)と、
興味津々で待っていました。
ママの登場にしっかり手を振ってエールを送っていました。



子ども達の遊びを見守って下さる林先生の自己紹介です。
しっかりと「手作りの絵本」になっていました。
なぞなぞクイズのような、イメージと言語化。
数への関心など……。
さすが! ですね。




猪目先生は
「えがないえほん」を読んで下さいました。
子ども達も先生の読み聞かせに集中していました。
先生の優しく温かい雰囲気がみんなを包み込んで下さいました。 

「桜の木の下での読み聞かせ」
きっと素敵な時間になるとおもいます。
私たちも楽しみです。

子ども達にとっては新鮮で、
貴重な「ママさん先生の時間」となりました。
お二人ともこれからよろしくお願いいたします。




七夕会

2020年07月11日 | Weblog
ハレルヤこども園では去る7日に七夕のお楽しみ会がありました。
そこでは職員による「七夕劇」が披露されました。

織姫と彦星に扮する若い先生方に子ども達も大喜びで楽しんでくれました。




天の川の映像をバックに七夕に因んだ歌や讃美。
給食の先生の歌唱力も抜群でした。



子ども達と楽しく頑張ってくれる仲間を募集中です。
よろしくお願いします。

収穫まじかです

2020年07月10日 | Weblog
6月は、マンゴーの袋掛けで忙しかったのですが、
7月に入り少しづつですが収穫が始まりました。
そして、
今年実をつけなかった樹の勢力が強く、
今週から剪定にとりかかっています。



先月からボランティアで頑張って下さる永田さん。
さすが農学部出身で、 剪定のセンスも良く、スピード感もあり、
本当に助かっています。
キンコーマンゴーは、樹勢が強く、
剪定にも時間がかかります。






キンコーマンゴーも今年はきれいな大きい実が結構あります。




こちらは、赤キンコーです。
キンコーマンゴーとアップルマンゴーを掛け合わせた品種で、
こちらも今年は結構収穫できます。



今夏は、ボランティアに助けて頂き大変ありがたかったのですが、
ハレルヤこども園、シャロン農園では職員募集中です。
ぜひ応募を宜しくお願いいたします。



アートゾーン

2020年07月05日 | Weblog


ここ夢広場は、最初、アート広場というのも選択肢の一つでした。
理由は、与論出身の池田誠良さんに作っていただいた作品をきっかけに、
子ども達が直接、遊びの中で本物の芸術に触れることのできるゾーンにしたいという希望があったからです。

しかし、
子どもの発達を考えると、風化したコーナーになりかねないという懸念があり、
アートゾーン構想は一時棚上げ。
そして、
先ず、子ども達が創造的に遊べる場所が大切だと考え、
子ども達が主体的に自分の作品を創り出す環境を整えることを先にしました。

子ども達がワクワクする遊びの中に芸術性も芽生える事でしょう。
その子供の遊びを支えることから「夢広場」になりました。

ここには保育教諭の姿が写っていません。
このような状況や時間には大人の介入は無しです。

自分たちでやりたいことを発見して、
取り掛かることが重要です。


ふるいにかけてみると小さな貝殻がたくさん出てきました。
大人の目には留まらない小さな品々です。
大人が介入してリードすると、他の方向へ引っ張られてしまう結果にもなりかねません。
それはそれで、子ども達はそこから遊びを見つけるかもしれませんが、
大切なことは、無から行動を始めることのできる力が欲しいです。
これは2人の友達との協働作品でした。



砂場は、子ども達が、芸術家や建築家、土木技師になり、画家になれる素晴らしい場所です。
子ども達は、
試行錯誤を繰り返しながら納得するまで継続します。

そして、
「先生みてー」と、やり遂げたことに満足です。
「素晴らしい」「やったねー」
先生も一緒になって喜び、賞賛します。
この一連の遊びの過程が、小学校以降のあらゆる学びの土台となります。
この土台をしっかり据えることがこども園の大事な学びの時です。

子どもの遊びから大切な学びを看取り、
大事に育てていくのが保育教諭のプロの仕事、
ただ単ばせているわけではありませんでした。

お部屋の中の乳児たちの遊びも同じ視点です。





ハンモック

2020年07月03日 | Weblog
手作りのハンモックを作りました。



大人が想定した遊びの風景にはなりませんでした。
でも、大切なことが生まれました。
ゆらゆら揺れる楽しさから、寝っ転がったり、よじ登ったり、
アスレチックの一部分になりました。
子どもの発想は自由です。
こど達みずから
限られたられた環境の中から遊び(活動)を創造していきます。

仰向けに揺られながらお空を見上げ、
今までにない風景を体感します。
そして、揺れる網の上を、
バランスを取りながら高い方へよじ登ります。
バランス感覚は空間認知能をも高めるのかな?
子どもの様子を見ながら自己満足。
そして、
奪い合うようにして中に入りますが、
順番があるという決まり事も身についていくようです。
積極性の反面、譲るということの大切さも身を持って体験しています。
これだけ多様な学びを、
集団保育の中で教えることは困難です。
教えられても教えられても身にきません。
体験を通して身に着けること、
保育の環境が重要です。

子ども達の大切な遊びの時間です。




子ども達の発想は自由です。
限られた環境から自分たちで遊びを創造していきます。


将来の夢

2020年07月02日 | Weblog


昨日はお巡りさんが園に来てくださいました。

おまわりさんのお仕事の話をしたり、
パトカーの中を見せてもらったりで、
子ども達は大満足。

色々な持ち物も触らせてもらい、

「大きくなったらお巡りさんになりたい人!」
ほとんど全員が手を挙げていました。

子ども達の将来の夢にこれだけの貢献もすごいことです。

子ども達の質問、
「どうしたらお巡りさんになれるんですか?」

おまわりさんの答え、
「先生の言うことをよく聞ける子供になってください」



そして、雨が降り出しました。
園舎で唯一雨だれのある場所。
上から落ちてくる雨だれに夢中になっていました。

たくさんの経験ができ、
午後はワクワクしながら乗せてもらったパトカーのお絵かきをしました。

色々な生き物がいっぱい!

2020年07月02日 | Weblog





子ども達はいろいろな生き物が大好きです。
消毒をしない有機の農園が一体的に広がる園では、
様々な生き物に出会うことができます。




いままであまり見たことの無い大型のあお虫がいました。
なにかきれいな模様のあるあお虫です。
みんなで色や形、動きなど色々と観察しています。
なんの幼虫?
これに答えられなかったのが残念。
写真を撮って、
図鑑で調べるところまで発展できるとよかったですね。
育てるところまで行きたかったですね。

ミニトマト

2020年07月01日 | Weblog


今日から7月。
セミの鳴き声もにぎやかです。

1歳児の「ひよこ組」さんの先生から嬉しいお便りをいただきました。
全文を掲載します。

 6月のお天気の良い日は農園の散歩に行ったり、野菜畑の成長を観察に行ったりしました。
先日は、理事長先生が育てて下さったトマト畑へ行ってきました。
キリン組のお兄(姉)ちゃんに手をひかれながら歩くひよこ組のお友達。
お兄(姉)ちゃんたちがトマト収穫している姿をジーっと見て興味いっぱいでした。
後日、ひよこ組でトマトの収穫に行きました。
そのハウスには、オオゴマダラ(蝶々)もいて、すごくワクワクがいっぱいでした。
お部屋に帰ってきて、さっそく収穫したトマトを食べてみました。
普段お野菜が苦手なお友達も、
自分たちで収穫したことで、パクっと自分で口の中に入れる姿が見られました。
普段は、保育者が口まで運んでいます(笑)。
その姿にとても感動しました。
改めて、環境がもたらす影響がいかに大きいかを感じました。
これからも、いろんな発見、気づき、体験ができるようサポートしていきたいです。

最初に、キリン組さんとひよこ組さんの組み合わせで来たのもよかったですね。
「あこがれ」「模倣」
ロシアの心理学者レフ・ヴィゴツキーの最近接発達領域の手短な実践でしたね。

夢広場

2020年06月30日 | Weblog
新・「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」
          ロバート・フルガム 池 央耿 =訳

……「人間、どう生きるか、どのようにふるまい、
どんな気持ちで日々を送ればいいか、
本当に知っていなくてはならないことを、
わたしは全部残らず幼稚園で教わった。
人生の知恵は大学院という山のてっぺんにあるのではなく、
日曜学校の砂場に埋まっていたのである。
わたしはそこで何を学んだろうか。
何でもみんなで分け合うこと。
ずるをしないこと。人をぶたないこと。
使ったものはかならずもとのところに戻すこと。
ちらかしたら自分で後片付けをすること。
人のものに手を出さないこと。
誰かを傷つけたら、ごめんなさい、と言うこと。
食事の前には手を洗うこと。
トイレに行ったらちゃんと水を流すこと。
焼きたてのクッキーと冷たいミルクは体にいい。
釣り合いの取れた生活をすること・・・毎日、少し勉強し、少し考え、
少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、そして少し働くこと。
毎日かならず昼寝をすること。
おもてに出るときは車に気をつけ、手をつないで、はなればなれにならないようにすること。
不思議だな、と思う気持ちを大切にすること。」
……人間として知っていなくてはならないことはすべて、
このなかに何らかの形で触れてある。
……ここは、人にしてほしいと思うことはすべて
自分もまた人に対してそのようにしなさいというマタイ伝の教え、
いわゆる「黄金律」の精神や、愛する心や、衛星の基本が述べられている。

久しぶりに再会した夢広場には砂場と泥んこ場があります。
泥んこ場で遊ぶのはあと2,3日してからです。
今のところ砂場はやはり人気のようです。


砂場で夢中になって遊ぶ時、子どもは芸術家でもあり建築家でもあるのです。

自分のイメージしたことを表現する力、そのために夢中になること、
そして、試行錯誤しながら完成させていく喜びや達成感を存分に体験して欲しいものです。
大人になって物事を成功させるのは、やり遂げる力(グリット)です。
大人が見てこのたわいもない遊びの中で、彼らはちゃんと学んでいるのです。

 周囲の大人は、そのように子供が夢中になっている時は、ちょっかいを出してはいけません。
そっと見守っていれば十分です。



園庭 その3

2020年06月29日 | 子どもの遊び


大人が用意した遊び場でないところで遊びが始まります。
そこが面白いところです。
このようにして、
園庭では子どもの創造性に花が開きます。

今日は、
石ころが遊びの道具になっています。
自分で見つけた自然物が遊具になるがとてもいいですね。



石ころが何に見立てられて遊びが展開しているのか、
見届けできませんでしたが、

数への関心も生まれています。
「1,2,3、…… 」
二桁になると17,19、20」と、
何と、ショートカット で20まで到達していました。

先生からお勉強の時間に教えてもらう数量よりも、
この方が楽しく身につきますね。納得です。
お友達も一緒になって数を数え始めました。
数への関心がしっかり芽生えています。


園庭(続き)

2020年06月29日 | Weblog
雨上がりの園庭は少し湿って、お絵かきにはもってこいです。


人の形が上手に描けていました。
机上では味わえない、紙を配られては描けない作品です。
自らやりたいとと思ったことができる場所が園庭の良さです。
一応、上手に描けていると言いましたが、うまい下手は問題ありません。
湿った土がキャンバスになったということ。
そこになぞった形がくっきりと残ること。
評価を気にしないで、自分が描きたいと思ったときにできたこと。
「楽しい、嬉しい、出来た。」
これで十分、いや最高なのです。
親が求める机の上のお絵かきの時間よりも貴重な体験ができました。





園庭のぬかるみの補修にダンプでこぼした砂の感触を楽しんでいました。
そして、摘み取ってきた草を使って何かを作っています。引っ張っては砂の中に埋めるを繰り返しています。
写真を撮っても気づきません。
ただ集中あるのみ。



「園庭」ということ。
幼稚園と保育園の設置基準では、
幼稚園が「運動場」、保育所では
「屋外遊戯施設」となっていますが、
幼保連携型認定こども園の認可基準では「園庭」という名称になっています。

 働く先生方に対する呼び方も「幼稚園教諭」「保育士」から
幼保連携型の認定こども園では、「保育教諭」という呼び方になっています。

 ここに就学前教育についての明確な方向性が読み取れます。
園に付随する遊び場が、ただ単に「運動場」や「遊び場」というと機能でなく、
さらに広く深い意味があることを示しています。

園庭での遊びが、子どもを運動させたり楽しませたりという平面的思考では物足りなくなります。
「環境を通して行う保育」の責任果たすのが、園庭であり保育教諭の大切な役割なのです。



園庭

2020年06月29日 | Weblog
今日は、年中組さんがミニトマトの収穫体験にやって来ました。
先日のお散歩の時間に真っ赤に熟したトマトを見て、
「摘み取りがしたい!」
と言っていたようです。
念願が叶いました。
良かったですね。




シャロン農園は、
ハレルヤこども園の「園庭」の一部になっているのが特徴です。
農園の職員もこども園の仕事に多方面でシェアしております。
シャロン農園は、食育だけでな昆虫や植物、
そして勤労意欲などはば広く非認知に係る幼児の学びにも係っています。









レンブの花

2020年06月28日 | 熱帯果樹


レンブの花が咲いています。

 レンブという果樹を知らない頃、1980年代後半の頃だったと思います。
西アフリカのナイジェリアへ伝道旅行に行った時のことです。

 現地の方と奥地に出かけた時、途中でもぎ取った果実を一人でかじっていました。
   「それ何?」と尋ねると、
   「アップル」と答えが返ってきました。
こんな熱帯雨林地帯に野生のリンゴがあるのかと思い、1個かじらせてもらいました。
リンゴと信じ込んでかじったので、その違いにびっくりして、
得体のしれないものを口にしたという警戒感からあわてて口から吐き出してしまいました。

 後で知ったことですが、これをアメリカでは「ワックス アップル」と称するのだそうです。
本当のリンゴを知らない彼らが、単純に「アップル」というのも無理は無いということでした。

 実際は、マレーシア原産のフトモモ科のレンブという果樹でした。
味は、熱帯果樹の味といよりも果菜類の味わいです。
農園にあるのは、最初は白っぽくて熟すと赤やピンクにの色になります。

コーヒー園の今

2020年06月27日 | 有機栽培


コーヒーがまだ小木なので、
フルーツパパイヤをコーヒーとコーヒーの間に間植しました。

個人的ですが、私はフルーツパパイヤが大好きです。

ブラジルの日系ホテルでの朝食は、
サンライズという小ぶりのパパイヤでほとんど腹を満たしておりました。

ハワイの日系の農園で、
パパイヤを縦割りにし、
種を取り除いた窪みにバニラアイスを載せたデザートが忘れられません。

当農園のレストランはまだ休業中ですが、
早く皆さんにも味わってもらえたらという願いを持っています。