弱腸亭日常 -とぜんさう拾遺-

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一回目の退院

2004-05-29 | 心臓弁膜症
カテーテルの痕の内出血↑上が膝。一月ほどで吸収されました(紫→黒→茶→黄)

思い出して書いておく。
手術の予定が一杯のため、検査だけで退院。
メインは心臓カテーテルであった。
次の入院(重篤ではあるが緊急ではないとのことで、順番待ち、二ヵ月後)→手術のまえに歯医者に行き、全部直しておくようにとの指示。
退院手続きの後ですぐ入院手続きをするとは!

入院以来病室のある階以外は車椅子使用だったのだが、前々日くらいに急に徒歩で病院内ならどこに行ってもよくなる→退院させるため?
いくら病院とはいえ車椅子に乗っていると、初めのうちは人目が気になるがすぐに慣れた、慣れるまでは重症患者のような振りをした。

MRIかと思ったらCT

2004-05-26 | 心臓弁膜症
メモが出てきたので
たぶん23日くらいにMRIを撮ったんだと思う。
心臓カテーテルの前後に様子を見たのだろう。
MRIの順番が取れなくてCTになったんではないだろうか?
MRIと違って穴の中に入るのではなく、輪っかをくぐるもの。てっきり穴の中だと思って目をつぶっていたので、耳元に話しかけられ吃驚。
途中「この注射すると暖かくなるんで驚かないでください」の注射、ほんとに尻のあたりから暖かくなった。造影剤か?

心臓カテーテル

2004-05-25 | 心臓弁膜症
思い出して書いておく。
前日のエコーで手術箇所は決定しているので、確認のためか?心臓の外から造影剤を吹きかける?
ストレッチャーで手術室(病院的には手術ではないそうだが、どう見ても手術室)へ。局所麻酔、本番の検査は一時間強、まず一番先に点滴、血管を確保するためだろう。検査中ベテラン看護師さんが一人私の顔色を覗うため横に付きっ切り、色々具合など質問してくれるが、こっちは水分を採っていないので答えるのがしんどい。手術後若いドクターがものすごい指力で止血、強力なゴムバンドで縛り、ストレッチャーで大部屋に戻り、わたしよりはるかに小さい看護師さん二人でベッドに滑らせて移動し、絶対安静(ベッド上で仰向けから動けない、あたま、手は動かせる)三時間、床上安静(横向きになれる)三時間、背中用のクッションはたいへん良かったのですが、なまじ少し動かせられる後半のほうが辛かった。六時間後、手術医が来てゴムバンドを外した(近所の医院のベテラン看護師さんの話では、昔は二十四時間安静だったんだって)
となりのベッドの人はこの間寝てしまい、足が動いてしまったようで(結局大事無かったんですが)付き添っていたのんびり屋のお母さんはしっかり者の息子に叱られていました。
昼食もOKだったのだが、うどんでは横を向いていても寝たままでは無理だった。
造影剤を体外に排出するため、延々と点滴、なんと翌朝まで。(お小水の比重が規定値以下に軽くなるまで)利尿剤、点滴、オマルなんかいやなので安静中はつい我慢、と三条件重なって翌朝のお小水量たるや大変なものでした。

大病院は教育もしなくてはならない、のであるからしかたがないことだが、前に食堂で「そっちじゃない!」などの医師同士の会話が聞こえる、と聞いていたが、私のときは「ここから先は○○先生にお願いしてください」であった。

他の患者さんのはなしでは、検査中のビデオなどを見せて説明してくれる先生もいるようですが、私の担当医さんは何にも無しでした。検査中の画面をなんとか見ようとして、首を変なふうに伸ばしたため、一週間ほど首が痛かった。←湿布

心臓カテーテルの準備

2004-05-24 | 心臓弁膜症
思い出して書いておく。
臍から膝までの毛を刈る。剃るのではない。表側だけ。バリカンのようなものを貸してくれる。風呂場は毛だらけ。
ついでに書くと、風呂は三十分単位の予約制、日曜は休み、男女は一日ずつ交代。手術後清拭を積極的に頼んでいた(肩に熱めのタオルを乗せてもらうと効くー)が、入浴許可が出てすぐ入ると(シャワーだが)来た看護師さんごとに石鹸の匂いで褒められた、やはり病人臭がしていたのだろう。

動脈採血、血液脈波

2004-05-24 | 心臓弁膜症
メモが出てきたので
手首からの動脈採血はものすごく痛い。(二回目の入院のときもやられた)
血液脈波は両手両足同時の血圧測定(一気に来るので結構ショック)※

※これは動脈硬化の検査らしい。ABI(足関節上腕血圧比)

食堂にて

2004-05-22 | 心臓弁膜症
思い出して書いておく。
食堂で 昼食時に前に座った人に「明日退院ですか?」と言われる。「昨日入院したとこです」と答えると「いやーお元気そうなので」
そういえば普通は入院するときは元気がなく、元気になったら退院するんものだなぁ。
でも相当数の患者が糖尿病を併発している、ま、ほとんどがバイパス手術だが。それも男ばっかし。数少ない女性陣はむやみとかわいいパジャマで、食堂でもかたまって、お茶の入れあいをしている。

「親父が退院なんで、玄関まで車椅子使っていいですか?」「元の場所に戻しておいて下さいね」という会話を聞いた。退院するからといって、必ずしも元気なわけじゃない。

日本人は塩分を採り過ぎなのは知っているが、半分以下にした病院食は全く味が感じられないものが一食に一つくらいは出る。レモン風味にしたり、カレー粉をきかせたり栄養士さんは苦労しているんだと思うが。量もビックリするくらい少ない、まぁ一日寝てるんだからこんなもんかと諦める。

一回目の入院

2004-05-21 | 心臓弁膜症
思い出して書いておく。
台風が外れた日であった。
二週間待ちが連休は含まないとは思いもしなかった。
半月もすれば髪も伸びる。
左手首に手書きの名前、血液型、ID等を書いたプラスティックベルトをはめる、新生児かよ。

院内での起床は六時、消灯は九時、朝食は七時半、昼食は十二時、夕食は六時。だが朝食は遅くなり、夕食は早くなることが多かった。
土日は検査がないので暇。ウィークデイも午前中は検査は少ない、検査部門が外来で忙しいためだろう。

ベッドが小さく頭がちょっとつかえ気味(小生5フィート9インチ、今どき特に長身とは言えないだろうが)枕が妙に柔らかい(退院後も手枕が習慣になってしまった、目覚めると手が痺れていたり)
ベッドは上下可能な手すりの付いた、全体に上下可動のもので、○ラマウントベッドで宣伝しているような、背中を起こし膝を上げる機能の付いたが、面白がって膝を上げすぎたら下がらなくなり、看護師さんに直してもらう羽目に、以後膝上下は使わなかった。

入院時、ティッシュとウェットティッシュは必須。

高血圧の治療ばかり、で手術すれば関係無くなるかと思っていたのだが(看護師さんもそういう感じで話していたのだが)

断髪

2004-05-06 | 心臓弁膜症
入院用に髪を短くした。近くの床屋代3600円。武蔵浦和駅まで歩けば、安いところはあるのだが。近くでも、歩いていくのが苦しい。
入院して気がついたが、院内に床屋さんがあり、2500円であった。(医者に間違われないようにか、白衣でないところが泣かせる)二回目の入院時に利用した。しかし、洗髪は前屈みでないほうが良いんでは、病院内の床屋さんなんだから。見栄を張って平気な振りをしていたが、実は辛かったんだよ。変な汗をかいてたから、バレバレだと思うけど。