
外が雨降っているのか晴れているのか分からない病室ですごして6日目を迎えました。
2011年05月02日(月)晴れのち強風
05:32
起床。すがすがしい目覚めです。
本来なら、今日は連休の谷間の月曜日で、会社によってはお休みのところもあるのでしょうね。
もちろん文吉の勤め先はカレンダー通りなので出勤日ですよ。
一部の人と文吉を除いてはね。
朝飯前のベッド体操をして、おいしく朝食をいただきます。

もちろん完食ですよ。

09:15
会社へ現状報告の電話を一本入れておきます。
「仕事ができない」ということは、リーマン生活の長い文吉ですから、職場の皆様に申し訳ない気持でいっぱいです。
でも、まあ、ジタバタしてもなるようにしかならないので、あせらないで治すしかないですね。
10:30
病室内で異動がありました。
対面に長期入院していた方が、ここを出て、所沢の病院へ転院されました。
文吉のベッドから唯一寝たままでお顔が見える方でした。
いろいろとアドバイスをいただき、ありがとうございました。
10:40
リハビリ開始です。
若い先生とパソコンのことが話題になりました。
「先生が生まれる前から私はパソコンをいじってました」と軽く冗談を言った後で、「ところで先生はおいくつですか?」と聞く文吉です。
「25歳です」「じゃあ、昭和59年ですか」「早生まれなので60年です」
なんと、文吉の息子と同じ学年になります。
「じゃあ、やっぱり先生が生まれる前からいじってますよ」
そんな冗談を言いながらもやることは、きっちりやりますよ。
今日は10cmくらいの高さの段差(一段だけ)を登ったり、降りたりする訓練です。
この10cmがなんと高く感じることか。
左足は常に地面から離していなくてはならず、自分の身体がとても重く感じられます。
登ったはいいけど、降りるときがまた怖いのです。
まるでスキーのジャンプするときのようです。やったことは無いですが。
その繰り返しをえんえんと20回ほどしているうちに、右足がヘロヘロになります。
その後は例の廊下を行ったり来たりを3往復します。
前回より、かなりうまくなっているのが自分でも分かります。
これで、「病室前の廊下を、一人で行き来しても良い」というお許しがでました。
ここまでの道のりがなんと長かったことでしょう。
これで自動車教習所なら一段階クリアってことでしょうか。
ただ、良いこと尽くめじゃないです。
文吉の元々低い方じゃなかった血圧が、少し高めに推移しています。
上は160台から下がらず、下も110台になっています。
看護士さんの判断で、これからは減塩食に切り替わることになりました。
「えええええーっつ。唯一の楽しみの食事が美味しくなくなるの?」
全くこまったものです。
血圧なんて今まであんまり考えたこと無かったけど、大事ですよね。
このままだと太ってしまいます。
神様おねがいです。
これからは運動も頑張ってやりますので、もっちゃんみたいな体型にだけはしないでください。
あんな身体で、生きていけるのは彼だけです。
文吉はそれほど、神経図太くありませんから。
12:10
お昼の食事が運ばれてきました。
見た目はいつもとあまり変わりません。お味は?
ああ、美味しいじゃん。これなら全然平気です。良かった。

もちろん、完食ですよ。

気を良くした文吉は食後にさっそく松葉杖を持ち出して、廊下を行ったり来たりしてみました。
まだ、危なっかしいときもありますが、なんとかこなしきれました。
でも、ヘトヘトで息が上がってますけどね。
夕方に妻がパートの帰りに顔を覗かせて、帰ったばかりのところへ、もっちゃんからの電話です。
今日も見舞いに来てくれるとのこと、ありがたいですね。
せっかくなので、文吉の愛読書「週刊モーニング」をお願いしました。
夕食です。

完食に決まってますよね。

19:40
もっちゃんがやって来ました。
論語にこういう一説があります。
子(し)曰く、学んで時に之(これ)を習う。
亦(また)説(よろこ)ばしからずや。
朋(とも)あり遠方より来(きた)る、亦楽しからずや。
人知らず、而(しかう)して慍(いか)らず、亦君子ならずや。
今回のような寝たきりになると、日常の当たり前のことが、何か特別なことのように感じられます。
普段遊ぶことばかりの文吉ですが、「週刊モーニング」で勉学に励めます。
もっちゃんもそんなに遠いところから来たわけではないけど、文吉が話し相手になってやったことが、とても嬉しかったようです。
20:00
面会者が退室するようにチャイムとアナウンスがありました。
すっかり話しに夢中になっていたふたりは、全く意に介せず無視していました。
21:05
電気を消しにきた当直の看護士さんに見つかって、もっちゃんは強制退出されました。
本当にこいつは悪党ですね。
こんな可愛い看護士さんを困らせるんですから。
しょうがないから、文吉もまた寝たきり老人になります。
・・・って。こんな時間に眠れるわけ無いですよね。
枕もとのスタンドを点けてブログの下書きをしてから寝ました。
本当はそれだけじゃないんです。
実は、「週刊モーニング」も夢中で読みきってしまいました。
もっちゃん、ありがとうね。
・・・つづく
**************************************************************************
「自分に何かできることはないか?」
もし、あなたが被災地の方々へ一言、励ましのメッセージを送りたいと思ったら
ここをクリックしてください。
きっとあなたの思いが届きます。
東北方面地震の被災者の方々へ心よりお悔やみ申し上げます
【文吉からのお願い】
バイク好きの人たちのブログランキングです。決して怪しいところではありません。
ここをクリックしてランキングを上げればより多くの方に見ていただく機会が増えると思います。
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2011年05月02日(月)晴れのち強風
05:32
起床。すがすがしい目覚めです。
本来なら、今日は連休の谷間の月曜日で、会社によってはお休みのところもあるのでしょうね。
もちろん文吉の勤め先はカレンダー通りなので出勤日ですよ。
一部の人と文吉を除いてはね。
朝飯前のベッド体操をして、おいしく朝食をいただきます。

もちろん完食ですよ。

09:15
会社へ現状報告の電話を一本入れておきます。
「仕事ができない」ということは、リーマン生活の長い文吉ですから、職場の皆様に申し訳ない気持でいっぱいです。
でも、まあ、ジタバタしてもなるようにしかならないので、あせらないで治すしかないですね。
10:30
病室内で異動がありました。
対面に長期入院していた方が、ここを出て、所沢の病院へ転院されました。
文吉のベッドから唯一寝たままでお顔が見える方でした。
いろいろとアドバイスをいただき、ありがとうございました。
10:40
リハビリ開始です。
若い先生とパソコンのことが話題になりました。
「先生が生まれる前から私はパソコンをいじってました」と軽く冗談を言った後で、「ところで先生はおいくつですか?」と聞く文吉です。
「25歳です」「じゃあ、昭和59年ですか」「早生まれなので60年です」
なんと、文吉の息子と同じ学年になります。
「じゃあ、やっぱり先生が生まれる前からいじってますよ」
そんな冗談を言いながらもやることは、きっちりやりますよ。
今日は10cmくらいの高さの段差(一段だけ)を登ったり、降りたりする訓練です。
この10cmがなんと高く感じることか。
左足は常に地面から離していなくてはならず、自分の身体がとても重く感じられます。
登ったはいいけど、降りるときがまた怖いのです。
まるでスキーのジャンプするときのようです。やったことは無いですが。
その繰り返しをえんえんと20回ほどしているうちに、右足がヘロヘロになります。
その後は例の廊下を行ったり来たりを3往復します。
前回より、かなりうまくなっているのが自分でも分かります。
これで、「病室前の廊下を、一人で行き来しても良い」というお許しがでました。
ここまでの道のりがなんと長かったことでしょう。
これで自動車教習所なら一段階クリアってことでしょうか。
ただ、良いこと尽くめじゃないです。
文吉の元々低い方じゃなかった血圧が、少し高めに推移しています。
上は160台から下がらず、下も110台になっています。
看護士さんの判断で、これからは減塩食に切り替わることになりました。
「えええええーっつ。唯一の楽しみの食事が美味しくなくなるの?」
全くこまったものです。
血圧なんて今まであんまり考えたこと無かったけど、大事ですよね。
このままだと太ってしまいます。
神様おねがいです。
これからは運動も頑張ってやりますので、もっちゃんみたいな体型にだけはしないでください。
あんな身体で、生きていけるのは彼だけです。
文吉はそれほど、神経図太くありませんから。
12:10
お昼の食事が運ばれてきました。
見た目はいつもとあまり変わりません。お味は?
ああ、美味しいじゃん。これなら全然平気です。良かった。

もちろん、完食ですよ。

気を良くした文吉は食後にさっそく松葉杖を持ち出して、廊下を行ったり来たりしてみました。
まだ、危なっかしいときもありますが、なんとかこなしきれました。
でも、ヘトヘトで息が上がってますけどね。
夕方に妻がパートの帰りに顔を覗かせて、帰ったばかりのところへ、もっちゃんからの電話です。
今日も見舞いに来てくれるとのこと、ありがたいですね。
せっかくなので、文吉の愛読書「週刊モーニング」をお願いしました。
夕食です。

完食に決まってますよね。

19:40
もっちゃんがやって来ました。
論語にこういう一説があります。
子(し)曰く、学んで時に之(これ)を習う。
亦(また)説(よろこ)ばしからずや。
朋(とも)あり遠方より来(きた)る、亦楽しからずや。
人知らず、而(しかう)して慍(いか)らず、亦君子ならずや。
今回のような寝たきりになると、日常の当たり前のことが、何か特別なことのように感じられます。
普段遊ぶことばかりの文吉ですが、「週刊モーニング」で勉学に励めます。
もっちゃんもそんなに遠いところから来たわけではないけど、文吉が話し相手になってやったことが、とても嬉しかったようです。
20:00
面会者が退室するようにチャイムとアナウンスがありました。
すっかり話しに夢中になっていたふたりは、全く意に介せず無視していました。
21:05
電気を消しにきた当直の看護士さんに見つかって、もっちゃんは強制退出されました。
本当にこいつは悪党ですね。
こんな可愛い看護士さんを困らせるんですから。
しょうがないから、文吉もまた寝たきり老人になります。
・・・って。こんな時間に眠れるわけ無いですよね。
枕もとのスタンドを点けてブログの下書きをしてから寝ました。
本当はそれだけじゃないんです。
実は、「週刊モーニング」も夢中で読みきってしまいました。
もっちゃん、ありがとうね。
・・・つづく
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「自分に何かできることはないか?」
もし、あなたが被災地の方々へ一言、励ましのメッセージを送りたいと思ったら
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【文吉からのお願い】

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長い間有り難う。これで終わりです。もう我慢できません。
あろうことか、「論語」を曲解し、弄び。しかも、態々見舞いに来てくれた
心清らかな友人を「悪党」呼ばわりするとは何たる事でしょう。
さらに、最後に、ワザとらしく、何が”ありがとうね。”ですか。信じられません。
きっと、知れば、家族は嘆き悲しみ、世界中の人々から非難され、
天も地も、はたまた、仏や神までも許さないでしょう。
そんな人と付き合っては入られません。
おっと、危く見過ごすとこだった。
さらに、さらに
”もっちゃんみたいな体型にだけはしないでください。あんな身体で、生きていけるのは彼だけです。
文吉はそれほど、神経図太くありませんから。”
って、どういうことだ。ビックリして、俺の心臓止まっちまうぞ。
もし、本当に心の底からも申し分けないと思うのであればこの入院中に足のリハビリと一緒に
ボルト曲がった、いや、ネジまがった心も叩き直しなさい。
其れが出来ないというのであれば、今後の付き合いナッシングです。
どうしたの。何か悪いものでも拾って食べたか。
注意しなよ。この前も生肉を食べてなくなった子供のことがニュースでやってたから。
ちゃんと物を拾ったときは匂いを嗅いでから食べるんだよ。
人間より、その辺は優れた嗅覚を持ってると思うから大丈夫だよね。
本当に君の事をこころから心配しているんだよ。
早く回復し、またツーリングに出かけられると良いですね。
どうぞ、お大事になさってください。
はじめまして、いつもこっそり見ていただいてありがとうございます。
どうも「文吉のバイクッてます」の読者にはシャイな方が多いようで、ランキングの割にはコメントが少ないって思っていました。
これからは、いつでも書き込みに来てください。
100%お返事いたしますよ。
これからもよろしくお願いします。
さすがにバイク自走での九州は遠いですね。
つくづくそう思いました。
農作業が予定通りにはかどったので一日だけ文吉さんの故郷である長崎ツーリングを敢行してきました。
実は一昨年のゴールデンウイークに帰省のフェリーで知り合った女性ライダーにメールしたところ高速を自走してこれから長崎に行くんだと!(エエッ女性一人が自走で!?!)
私も農作業の疲れを癒すために一日位は気晴らししたいので御一緒することにしました。
熊本から佐世保にいる彼女の元へ高速で。
彼女の意向に従い海を見ながら平戸を経由し生月町の灯台まで行きました。
途中、吉祥寺から来た自動車会社勤務のタンデムのご夫婦と同行することに。
中学校の修学旅行以来の長崎でした。
なんと半世紀ぶり!?!?(笑)
そうなんです、彼女も土日割最後のゴールデンウイークに高速を自走して九州までソロツーしたんです。