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文吉は「生涯旅人」をモットーにツーリングしまくっちゃいます。
愛車は【HONDA Revel500】です。

140714日本一周「四国・九州・山陰ツーリング編」第17日目

2014-08-08 | ツーリング

長州(山口県)が明治維新にどれだけ重要な役割をはたしたかは皆さん良くご存じでしょうから、今さら文吉がとやかく語る必要はないでしょうね。


2014年07月14日(月)曇りのち晴れ

06:00
起床。
外は今はまだ曇りですが、これから晴れてくるのがわかります。

少し、散歩して戻ってきたらキウチ先生は起きていました。
PCを起動して執筆活動をされております。
記念にパチリ。


<キウチ先生についてはこちらをどうぞ>

文吉は出発に備えて荷造りをしてから、バイクをとりに行きます。

フェリー乗り場に置いてあるSHADOW750jrにまたがり、ゲストハウスに戻ろうと思ったのですが、道に迷ってしまいました。
狭い路地をクネクネいかなくてはならず、まるで迷路のようです。
そんな時、散歩していたキウチ先生にばったり会いました。
何のことは無い、先ほど通り過ぎた路地に入ればすぐでした。

10:17(16104)
キウチ先生とマスターに見送られて出発します。



今日はせっかく萩にいるのだから、もう少し萩の良いところを散策しようと思います。
萩は日本海にある港町でもあり、長州の城下町でもあります。







幕末から明治維新にかけて活躍した偉人が多く、その多くの人が学び、影響をうけたのが吉田松陰ですね。

明治23年(1890年)には「松陰神社」が建てられたほどです。









ここで文吉はふとある疑問をもちました。
四国では維新のころの偉人の銅像があちこちにあったけど、萩ではあまりお目に掛かれていない。

まあ、良いか。
それでは島根県にむけて出発します。

11:35(16124)
走っていて、先ほどの疑問に対しての答えを発見しました。
道の駅「萩往還」到着。

駐車場の端にSHADOW750jrを停めたら、何やらチョロチョロと垣根から出てきました。
「とかげ」ですね。なつかしい。
昔はどこにでもいたものですが、最近はとんとお目に掛かれませんでした。



昨日の夜に買い物した食料が余っています。
餡パンとバナナ、お菓子をコーラで喉に流し込んで、お昼にします。

この道の駅には維新のころの偉人が勢ぞろいしていました。なるほど、こういう展示の仕方もいいですね。

【山県有朋・木戸孝允・伊藤博文】


【天野清三郎・野村和作】


【品川弥二郎・山田顕義】


【高杉晋作・吉田松陰・久坂玄瑞】


これで謎はすべて解けました。
それではこんどこそ、本当に萩とはおさらばです。

国道191号を海岸沿いに北上します。
やがて、島根県に入り、益田というところで国道9号に切り替えてさらに北上します。

14:37(16277)
道の駅「ゆうひパークみすみ」到着。
それにしても暑い。お日様がほぼ真上から容赦なく照りつけています。
無料の水を紙コップに二杯分一気に飲んで少し休憩します。

インフォメーションに置かれた案内パンフレット等で無料のキャンプ場を見つけました。
少し国道9号をもどって、県道48号を山の方にどんどん進んでいきます。
さらに県道179号の細いクネクネ道を登っていきます。
やがて、「工事中、立ち入り禁止」の立て看板がありました。
先日の大雨で土砂崩れがあって、道路を塞いだための除去工事です。

文吉は回れ右をして、来た道を約20Km引き返しましたとさ。
しかたないので、国道9号をまた海岸沿いに北上します。

16:45(16331)
道の駅「ゆうひパーク浜田」到着。
ここのインフォメーションとスマホを駆使して、宿泊先を探します。
そして見つけました。無料のキャンプ場。
今度は砂浜のキャンプ場なので、土砂崩れはないでしょう。

17:05(16339)
スタンドで給油しておきます。
12.18L @178円 今回のツーリングで一番の高級なガソリンです。それにしても高すぎです。2168円
燃費 23.9Km/L あまり良くないですね。

17:15(16342)
「石見海浜公園キャンプ場」到着。

国道から見下ろしたときにも思いましたが、このきれいに整備された公園の中のキャンプ場が本当に無料なのだろうか。
広い駐車場の一番奥まったところまでとにかく行ってみました。
文吉がバイクのサイドスタンドを降ろす時に、何やら横から視線を感じました。
そこに停めていた軽のワンボックス車にいたのはなんと、キウチ先生じゃないですか。

そう言えば、昨日の夜に「明日はキャンプする」みたいなことを話していたような。
人の話をうわの空で聞くのが得意の文吉は、右の耳から左の耳へと通り過ぎていました。

あとで聞いたところによると、この時キウチ先生は、出かけようとして車のエンジンをかけたときに電話がかかって来たそうです。
仕方なく、携帯を耳に当てて会話をはじめたら、見たようなバイクがやってきたとか。

これは偶然というより、運命ですね。
文吉とキウチ先生は運命の赤い糸で結ばれていたんです。間違いありません。

すぐに管理事務所に行って、今日の宿泊手続きをします。
やっぱり無料だと言うので二重の喜びを感じる文吉でした。

キウチ先生はすでにテントを張っており、これから一風呂あびに有福温泉に行くと言うので、先に行ってもらいました。
文吉はテントを張って、あとから追いかけることにします。

県道50号を7~8Km山登りすると有福温泉の看板がありました。



文吉のスマホにキウチ先生からメールが入っており、「三軒ある共同浴場のうち、さつきの湯にいます。」とのことです。



地元の人たちも入るという温泉はなかなかのお風呂です。400円。
すでに入っていたキウチ先生とお話ししながらゆっくり浸かりました。

お風呂から出たら、食事に行くというキウチ先生とはいったん別れて、文吉はキャンプ用の買い出しのために近くのコンビニに行きました。

コンビニを出ると日本海に沈みそうな夕日が見えます。
大急ぎでキャンプ場へ戻ったら、写真を撮れるかもしれません。

しかし、世の中はそんなに甘いものではないんですね。

19:20(16368)
キャンプ場到着。
すっかり夕日は落ちていましたが、ほのかに茜色の空は残っていました。





すっかり暗くなるころに、テントに戻って夕飯の支度をします。



やがて、キウチ先生が戻ってきました。
先生はワインを片手にテントの上にある東屋で晩酌をするようです。
文吉もできあがった料理を運んで、一緒に食べることにしました。

文吉のメニューはカップ麺とサラダ、ふりかけをかけたご飯に、漬物。
写真は撮りませんでしたけど。

今回のご飯は土鍋で炊いたので、美味しいんです。
キウチ先生もほんの少しでしたが、味見して感心していました。

それにしてもキウチ先生とは共通点が多くて、まさかと思って聞いたら、やっぱり「姉さん女房」でしたね。

ただ、キウチ先生にはまったく無駄な肉が無く、引き締まった健康な肉体を持っていらっしゃる。
それもそのはずで、なんとトライアスロンをやっているとか。
あの「泳いで、自転車こいで、走る」スポーツですよ。
文吉も最近は毎朝の散歩で体を鍛えていますが、ちょっと違いますよね。

家族のことや、沖縄在住の話など、つきない話題をいっぱいお持ちの方ですが、個人情報保護のためにここではこのくらいにしておきます。
FACEBOOKをしておられるとのことなので、興味のある人はそちらをみてはいかがでしょうか。

そんなこんなで今夜も24時を回ってからの寝床でした。





【本日の記録】

走行距離  265Km  通算 2,933Km
給油 12.18L  通算 124.12L






つづく・・・



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
良い絵本ですね (りー)
2014-08-09 14:28:02
文吉さん
キウチ先生との出会いは良かったですね。
ちょっと調べてみましたが、本当に良い絵本をだされており、私もお近づきになりたくなりました。
家の子供たちにはちょっと遅すぎたけれど、あと5年前に知っていたら、上の子から下の子へ引き継いで行けたのにと思い、残念です。


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生涯の宝 (文吉)
2014-08-10 09:55:16
りーさん
旅の楽しみの一つに「人との出会い」があります。
文吉は意外というか、自分でも童話をかいたりしていますから、「絵本作家」という職業には憧れと尊敬の念を持っているのです。
ついつい、いろいろと話し込んでしまいました。
でも、楽しい時間でもありました。
絵本とは小さい子供たちの物だけではありません。
大人が読んでも得るものはいっぱいあります。
キウチ先生は「大人のための絵本の読み聞かせ会」という企画をされていたりします。

今からでも遅くありませんから、ぜひ一冊買って、お子様たちと読んでみて下さい。


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”縁は不思議なもの” (もっちゃん)
2014-08-11 00:14:01
縁はとても不思議なものです。
そして、とても大切なものだと思います。
キウチ先生との出会いが文吉にとってほんとうに人生の宝物になることを祈ります。

ひとつ気になることが。
赤い糸で結ばれていたのは奥さんただ一人かと思っていましたがもう一人いたのですか。
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縁は作るもの (文吉)
2014-08-11 05:48:09
ポン吉
コメントありがとうございます。
ある経済学の本に「4,50代にやるべきことは人脈を広げること」と書いてありました。
まさしく文吉が今やるべきことは広くいろんな分野の人たちを自分の人脈として交流することじゃないかと思っています。
そのためには、自分から外へ出て行かなくてはなりません。
そして、この人こそ自分にとって、必要不可欠な人だと思ったらその人とは赤い糸で結ばれているのだと思います。
妻とは右手の親指がつながっています。
キウチ先生とは右手の人差し指がつながりました。
君とは左足の小指がもしかしたらつながっているかもしれないけど、メチャクチャ細い糸です。

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