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えありすの絵本・Another

ここはmyギャラリー…
わたし視点のDQ・FF…絵物語も……そして時々、イロイロ

ある物語の「肖像画」

2013年10月16日 | *時のみる夢
これはある物語の人たちの肖像画。

物語り中にこの肖像画がある場面もないし、それがあるということなどもわからない。
肖像画を描くという習慣があったのかもわからない。
だけど「あったかも」とわたしが想像して描いてみた。



肖像画を絵師に描かせたのは腕の中の「ぼく」だと想像。




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数奇な運命をたどったぼくの母。
その母を愛したぼくの父。


父はぼくが生まれる前に母を最期まで守って倒れた。
母はぼくが生まれたその夜にこの世を去った。



ぼくは両親の顔もその腕の温もりも知らない。


両親を知っている者たちの記憶が薄れないうちにぼくは、彼らの記憶をたどって絵師に描かせた。
ぼくの両親と、そして母の腕の中のぼくを。


両親を知っている者たちは仕上がった絵を見て涙した。


今のぼくは父の形見の剣を帯び、母の形見のペンダントを胸にしている。


ぼくは会ってみたかった。
ぼくの父と母に…


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と、こんなことを思ったのかも。




これは絵画風にしたけど、普通バージョンはこんな感じ。




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