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えありすの絵本・Another

ここはmyギャラリー…
わたし視点のDQ・FF…絵物語も……そして時々、イロイロ

『ルビーのなみだ』完成…ということで

2012年11月22日 | *どらくえな世界
エルフのロザリーが流す涙はルビーだという。


ピサロとロザリーの出会いがどういうものだったのかは知らない。
魔族の王として孤独な生き方をしていたピサロ。
唯一ロザリーだけには心を許していたのだろう。


小さい隠れ里「ロザリーヒル」の塔に彼女をかくまっていた。


欲深いニンゲンはロザリーの流すルビーの涙を手に入れようと、彼女をさらい
惨い目にあわせる。


間に合わなかったピサロの目の前で彼女は消えていく。


ロザリー…


ニンゲンどもめ…
根絶やしにしてくれよう…


ピサロの壮大な復讐が始まる。
そして敵対するニンゲンを守る為に生まれた勇者。

ピサロは勇者の育つ村を滅ぼす。
勇者のみがわりとなったエルフのシンシア。

シンシアもまた勇者にとってはかけがえのない人。


勇者とピサロの地底での死闘。

勇者は導かれし者たちの助けを借り、うち勝つ。
天空の城ではマスタードラゴンが「おまえの母は天空人だった。ここで暮すがよい」と。
だが、勇者はそれを断り、ひとりふる里へ…

昔、エンディングも描いてしまっていました。
『DQ4~エピローグ』


リメイク板では「実はロザリーをさらい死に至らしめたのは魔族の者だった」ということで、「真のラスボス倒し」にピサロも同行する、というお話に。

あまりにも哀れなピサロとロザリーの救済措置でしょう。


いつまでも、このお話は心うたれますね。

『ルビーのなみだ』リメイク途中その1

2012年11月16日 | *どらくえな世界
またまた、昔描いたのをリメイク。
リメイクシリーズということで…


まだ線画の段階。


ピサロとロザリ-の悲恋の救済措置がされたリメイク板。
6章ではピサロと勇者くんはパーティーを組みます。
どんな気持ちだったのでしょうね。



1000年に一度咲くといわれる「世界樹の花」。
それは亡くなった者を甦らせるという。


勇者はその花をロザリーにたむける。
そして甦ったロザリーと共に復讐の鬼と化したピサロの元へ行く。


わたしの名をお忘れですか?
あなたがさずけて下さったこの名前さえお忘れですか?



ロザリーの流すルビーの涙はピサロを正気に戻す。



ロザリー…なのか…?



勇者くんの気持ちはどうだったのでしょう?
その「世界樹の花」をシンシアに使うことだってできたでしょうに。


そんな場面を描いてみました。
みんな表情はわかりませんけど、見る側の心にそれはゆだねます。



昔、ドラクエ4のオープニングなどをちょいと漫画に描いてみたことも。
いつまでも心ゆさぶる『4』ですね。


これは、創作で6章あたりを描いたもの。


『外伝・千年』




『外伝・千年』というタイトルで勇者くんの苦悩を描いてみました。
「外伝」としたのはわたしの完全創作だからです。
「千年」とは「世界樹の花」が咲く周期です。
かなり昔の作品で、今みるとちょっと、という感じですけど感情移入は今とかわりません。


オタクなわたしはエンディングなども描いて「しまって」いました…



光うまるる…

2011年12月17日 | *どらくえな世界
DQ4の勇者くん。
連続で描いてますね。


相当すきです、わたし。

光ある処、闇もある。
だが、闇のある処に光うまるる…



年賀状はこの絵を使おうかな、っと。
今年は国難ともいえる年。
新年だからと諸手をあげて祝うか、というとそうもいかない。


来年は辰年。


ドラゴンだね。


じゃ、ぴったり~

「海図を広げて」~DQ4より~

2011年11月24日 | *どらくえな世界
DQ4の勇者くんとアリーナ姫。

旅の途中ではこんなシーンも、と。

自分の城を滅ぼされ、父王たちも行方知れず。
アリーナ自身もそんな重荷を背負っての旅。
なのに明るく陽気にふるまってると想像。
勇者くんをお姉さんのように元気づけたりしてたのでは、と。

「孤島に祠~、ほこら~どっちどっち~?」
「アリーナさん、こっちだと思います」

とか、会話してるかも。
アリーナの帽子やマントはロイヤルブルーという設定なんでしょうね。


DQ4の勇者くんをこよなく愛するわたしです。


BGMはもちろん「海図を広げて」かな。
導かれし者たちが全員揃った時に流れる「馬車のテーマ」よりこっちのほうがゆったりとしてふさわしいかも。


これは昔描いたもの。
やっぱりアリーナと一緒のところを描いてる。



これも昔描いたもの。
クリフトと。
「光の御子」



天空と地上。
二つの血をひきしこの少年。


闇のあるところ、光生まるる…
世界を暗雲がおおいつくしたこの時、
天空の神がつかわした、光の御子。


血塗られた刃を持ちしその手すら神々しい。
あなたは光の御子。
私は私の神と共にあなたに仕えよう…


光の御子、勇者さま…


*数年前、描いた「DQ4」の絵物語


http://al.kutikomi.net/omegaff/2/

「この道わが旅」ドラゴンクエスト2から

2011年10月16日 | *どらくえな世界
DQ2のエンディングテーマ「この道わが旅」。

「ダイの大冒険」のエンディングではこれに歌詞がついた。
全部紹介したいけど…

DQの音楽はどれもいいけど、これはかなり心に響く。


DQ2…
あれから(DQ1)100年。
勇者の子孫が作る3つの国。
その王子と王女達が世界の為に立ち上がる物語。

サマルトリアの王子…通称さるまたくん、棺桶王子。
(すぐ死ぬから。いつも彼の棺桶をひきずってほうほうのていで近くの町へ。
魔法使いでもないし、神官ともいえないし、剣士でもないし…ハンパなやつでした)
出会いからしてめんどうかけてからに、って。
でも憎めないヤツ。


ローレシアの王子を描いてみた。
影はサマルトリアの王子とムーンブルグの王女。


DQ1.2.3は三部作。
時間軸は3.1.2。
後づけだけど。

「3」のサブタイトルが「そして伝説へ」。
「3」の名も知れぬ主人公が世界を救い、そして彼は伝説となると。
彼が使った武具が「ロト」の武具というわけで「1」の主人公がそれらを求めて旅立つ。


いまさらわたしがこれらを語るのもなんだけど…


「この道わが旅」
ファンの心をいつまでも疼かせる。

ニコ動で聴いてみてね。

*パソコン一発描き。
すんごく久しぶりにお絵描き。なんでこんなにあいたのか、といっても理由はないけど。
ちょっとウォーミングアップ。

「また、一緒に行こう!」~DQ5より~

2010年08月29日 | *どらくえな世界
「さあ、行きましょう」

「うん、また一緒に冒険しよう。おいでプックル」

*主人公君は主人公なのに「勇者」ではなく「まものつかい」。
じゃ、勇者はいずこに?
二人の双子の子どもの少年のほうが勇者。

主人公君の父はグランバニア国の王様。
魔界を封じる力を持つエルヘブンのマーサと愛し合う。
マーサは生まれたばかりの主人公君を残し、何者かにさらわれる。

父はマーサを求め幼い息子を連れ世界を旅するうちに
「この世のどこかにいる勇者ならばマーサをたすける力があるだろう」
ことを知る。

そして勇者のみが身につけることができる武具
「天空の兜」「天空の盾」「天空の鎧」そして「天空の剣」を求めることできっと勇者に出会えると信じていた。

が、志し半ば、彼は「光の教団」を名乗る手下によって主人公君の目の前で殺される。
主人公君は光の教団の神殿造りの奴隷となって10年。
主人公君は命からがら脱出。
そしてなぜ父が殺されたのか、自分はどう生きるべきかを模索する旅をする。
父が何をしようとしたのかを知り、自分もその「天空の武具」をみつけようとする。

とある街の有力者が持っているという天空の盾。
だがそれは与える試練を勝ち抜き、娘と結婚する者に与えるという。
主人公君はその試練に打ち勝つ。

主人公君は悩むんですよね。
これはプレイヤーの悩みでもあるわけ。

自分の大義の為にその娘を選ぶのか、自分の心のままに生きるのか。
ビアンカは主人公君の大義を知っているからこそ
「わたしのことはいいから、ずっと一人できたから大丈夫」と言う。


一方、街ではフローラの幼なじみの青年の思いを知る。(主人公くん=プレイヤー)

どうしたらいいのか。
これは主人公の花嫁選びでもあるけど、プレイヤーの心を問うものでもある。
ビアンカを選んでも、その街の有力者は「天空の盾」を主人公君にくれる。
主人公君のさまざまな心意気を知ったから、とでもいうところだろうか。

そして、彼らは再び今度は二人で旅立つ。
その傍らには10年もの長い間、父の形見の剣を守っていたキラーパンサーが。
(名前はプックル、ボロンゴ、ゲレゲレから選ぶんだけどわたしはいつもゲレゲレ)
だが、待ち受ける運命はより過酷だった。
脳内BGMは「結婚ワルツ」で。

「再会」~DQ5より~ビアンカ

2010年08月22日 | *どらくえな世界
「わたし、ビアンカよ…忘れちゃった?」


わすれるもんか。
ぼくの人生であの頃のぼくが一番幸せだった…
父に連れられて旅の日々。
時々、帰る村。そして君との時間はぼくを幸せにした。

一緒に冒険したレヌール城。
ぼくたちの猫、プックル。

ぼくは幸せだった。
あの時まで…
あの時、ぼくが…

父は殺され、ぼくは…

君のことは片時も忘れたことはなかった。
一緒に過ごしたあの幸せな時間を糧に辛い日々を生きてきた。
このプックルだって、君のリボンの匂いをおぼえていたんだよ。

花嫁を選ぶ?
選ぶ?

君以外に誰がいるというんだ。
ぼくは子どもの時からずっと君がすきだった。
そう、これからも生涯ぼくは君を愛し続ける…
また一緒に冒険をしてほしい…

*ドラクエ5は壮大な物語でしたね。親子3代にわたる愛の物語。
主人公君。主人公だから、と期待していたらなんと勇者の証しである特殊な防具「天空シリーズ」が装備できないなんて!
ええ?手に入れたスペシャルな防具は一体誰の?

なんて思っていたら、なんとまあ、二人にできた双子の子どもの少年が勇者だったなんて。
ビアンカは勇者の血筋だったらしいですね。
再会した時、ビアンカの父から出生のことが。

この5は途中で「主人公の花嫁選び」がウリ。
どっちを選んでも物語には影響ないんですけど、もちろんセーブは二個。
(DS版では候補が3人)
でも、子どもの時にあんなに一緒に遊んで猫(猫じゃありませんが。実はわたしはゲレゲレと名付けてしまいました。指が、ちゅるっと押してしまったのです)をたすけたりして思い出がいっぱい。
それにパッケージにもビアンカが。
こんなお膳立てされて別の花嫁を選んだら主人公はオニか、金に目がくらんだとんでもないやろーです。

号泣シーンがたくさん。
とくに、プックル(猫ではなくキラーパンサーという獰猛な大型猫科のモンスター)が洞窟でパパスの剣(主人公の父の形見。父が殺された時一緒にプックルもいた)を守っていた時。
そして、ビアンカのリボンで主人公君を思い出した時。

脳内BGMはBGMというより、仲間になった時のあの短い音楽で。

魔族の王-ピサロ-

2009年12月11日 | *どらくえな世界
光あるところ、闇あり
闇のうまるるところ、光うまるる


勇者と対をなすピサロ。
魔族の王として孤独に生きる。

勇者という光なくして彼は生きることはできない。
彼なくしては生きることはできない。


勇者も彼なくしては生きることはできない。
二人は表裏一体。

光と闇

だから憎しみも愛も倍増する。
殺したいほど憎い。
だが、殺したいほど愛しい。


*敵役として彼はとても人気がありますね。
もちろん美形キャラだからでしょうけど、その哀しい運命に涙することも。
リメイク版では救済措置。

銀髪センターわけのサラサラロングヘア。
そしてこの色のバンダナ。
どこかのキャラをミックスしたキャラですねえ。

そうそう美形敵キャラの最初って…
デスラーでもないし…
花形満かな?

シャア少佐でしょうか。
ヘルメットかぶっていても美形ぶりはわかりますとも。
そうカイン(FF4)が兜をかぶっていても美形ってわかるように。

このピサロの絵は「勇者」と同じ時期に描いたのですけどアップを忘れていたもの。
ちょっとだけ描き直し。

DQ4勇者

2008年11月30日 | *どらくえな世界
母は天空人。
父はきこりの青年。
二人の恋は許されず父は天空の神の怒りをかい雷にうたれ殺される。
母は生まれた子どもと引き離され天空へと戻される。

羽衣伝説にありがちな話し。

この二人の間に生まれた子どもはなにか大きな力をもっていると知っていたのか。
マスタードラゴンは彼を隠れ里に預け、いずれその力にめざめる時まで待つ。

そのあとの話しはみんなが知ってるとおり。

勇者くん、こんな感じかな。
憂いをふくんだ大きな瞳。
深緑の髪。
まだあどけない顔つき。
だけどその中にある勇者の覚悟。

闇のあるところ光うまるる…

*鉛筆と紙なし。パソコン一発描き。

峠を越えて

2008年11月06日 | *どらくえな世界
崖に咲く一輪の花に手がのびる。

この花。
シンシアが好きなんだ…

シンシアの羽根帽子ににあうだろう…
でも、シンシアはもういない。
おれのみがわりになった。

あの日がなければ、今もシンシアと花畑で笑っていただろうに…

シリーズの中で一番好きなのが「4」。