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セッターベルの猟犬日誌

狩猟・釣りなどアウトドアスポーツを、イングリッシュ・セターのベルとともに楽しむ。

雉肉の熟成

2007年11月23日 | 雑記
 昨日撃ち落した雉、その肉の処理をご紹介します。

自分が手を下し命を奪った相手を粗末に扱ってはいけません

美味しく食べるための研究と技術の精進もハンターの責任で

あると僕は思っています。しかし僕は専門の肉屋さんでもないし

なにより生まれて初めての魚以外の鳥獣肉の処理なので失敗も

あるかとは思いますが、一生懸命やるということが雉にたいしての

供養にもなると思いますのでとにかくやってみます。

 まずは雉の羽をむしります。最初はけっこう抜きにくいかなと思って

いましたが案外楽に抜けるものだな・・・一心不乱に羽をむしります。

羽もあらかたむしったのでガスレンジの火をつけてどうしても抜けない羽

や細い毛をさっとあぶり羽むしり完了!次に狩猟免許の試験を申し込

んだ時にもらった「狩猟読本」を読みながら雉の内臓を取り出します。

   

腸はベルに食べさせたのでまず出てくるものは砂肝・肝臓・心臓でした

「砂肝でかっ!」僕の一言目がそれでした。そして雉の腹の中をよく水

洗いして空になった腹にキッチンペーパーを詰めさらに全体をペーパーで

包みその上をサランラップで覆いました。腹や肉にキッチンペーパーを詰

めるのは血を吸い取らせるため、そして周りをサランラップで包むのは冷蔵

焼けをふせぐためです。そして胸肉を上に向けて冷蔵庫のチルド室に入れ

約4~5日で熟成するはずです。「美味しい肉になってくれよ!」

 さて、肉を食べるのは次回なのですがさきほど取り出した内臓は早速

 焼き鳥にして食べてみよう!雉の砂肝・心臓の焼き鳥だ。

   肝臓はベルが欲しそうな目をしてたのであげた。

   

そのお味は・・・鶏に比べて濃厚な味で確かに美味しい!

少し血の味がしないでもないが撃ち落した時の感激も一緒に食して

いるので美味しさひとしおだ。ビールがうまいっ!

肉は来週、鍋にして食べる予定です。その時の様子もまたご報告

します、乞うご期待!


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