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セッターベルの猟犬日誌

狩猟・釣りなどアウトドアスポーツを、イングリッシュ・セターのベルとともに楽しむ。

練兵場にて

2007年10月28日 | 雑記
 先日年一回の8種混合ワクチンの注射をしたので

激しい運動はおあずけのベル、たまに遊びに行く練兵場と勝手に

呼んでいる新港に行ってきました。

    やたら車が多いと思ったらなんと!

    

     豪華客船あすかの出航日だった!

   それにしてもデカイ。客室だけでいくつあるんだ?

    
            眺めるベル

 あんな船で旅ができる人はどんな仕事してんだろう?

一度でいいから僕も乗ってみたいもんだな。汽笛が鳴って出航を

見送っていると、ベルがっ!そんなところで・・・

    
           うんPベルでした

 しっかり回収してきをとりなおして歩いているとほんの一瞬

日がさしてきたので船を見送りたそがれているベルの写真を撮って

みました。

    

    最後は少しはかっこよく決められたかな?

   明後日からはいつもの運動をさせてあげよう。

  注射後とはいえセターに安静にしてろってのはむずかしい

   もんです。    

ほんとにあった怖い話

2007年10月23日 | 雑記
 今回は写真がなくてごめんなさい。

ひさしぶりに怖いと思った経験をしてきました。

今日はベルにコジュケイという鳥にあてようと市内から30分

松田川という川の上流域(坂本ダム上流)に行ってきました。ここは

キャンプ場にも近く、沈下橋もある風情のある場所で夏になれば鮎釣りファン

も訪れるきれいなところです。

 夕方4時30分現地到着。したくをすませベルのリードをはずし捜索開始

途中まではベルの感度もなくさらに奥へ、炭焼き小屋の下を走る小道へと入って

いきました。この道はダムができる以前、市内から楠山といわれる場所へ行く

唯一の道でした。今は車も走らずアスファルトから草がはえ荒れ放題になって

います。

 前方約30メートル、緩やかなカーブで向こうが見えない場所にきて

前を行くベルの足がぴたりと止まった。一瞬間をおいて一目散に僕の方に逃げ帰っ

てきた。なにがあった?んっ、足音が聞こえる!前から黒い四足が2頭走ってくる

イノシシかっ?!違う、犬だ!野犬だ!

20㌔ある中型犬のベルよりもでかい。秋田犬ほどじゃないが紀州犬より大きい!

 まずい。奴等を相手では分が悪い・・・今は猟期じゃないので銃は持ってない

山刀もないし木刀もない。僕は剣道二段だが棒がなければただの木偶だ。しかし僕

が逃げれば奴等は追ってくる。そんな時作家のC.W.ニコルさんの言葉を思い出した

人間が素手で野生動物に勝てる確立は20㌫もない。負けないようにするにはどう

するか?それは人間の毅然とした態度を見せる。そう、支配者のみの持つオーラと

いうものを・・・(長いようだが時間ではこの間5秒くらいだ)

 僕は少し爪先立になり両手を頭の上に上げ上段の構えをとり、腹の底から大声で

吼えた!うぉ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~!

2頭の犬がビクッとして顔を見合わせた。僕はすかさず3歩間合いをつめた。

野犬はもと来た方に逃げていった。しばらくして僕は上段の構えをといて安堵した

帰りながら膝が震えてきた。もし奴等がかかってきたらどうするつもりだったんだ

 それはそうとベルは何処行った?主人をおいて逃げやがったな!

車までたどりつくとベルがいた。そして甘えるような目で僕を見ながらしきりに

身体をくっつけてくる 「ご主人様、大丈夫でした?ベルたん逃げるつもりはなか

ったんだけろも身体がかってに逃げたの。おけがはありませんでしたか?」

なんてとってつけたような言い訳をしてるような目だ。

 まぁ二人とも無事でなによりだった。自然に分け入るときには覚悟がいる

平成の世の中とはいえ、一歩山に足を踏み入れたらそこは縄文時代と変わらない。