総勢150人というノミネートされた人々が集まる昼食会。LAでお昼のイベントというのは時間的にリアルタイムで追うのはなかなか難しいものがありますね。正午からの予定らしいので、日本時間だと11日の早朝5時ごろからです。2010年の時は、昼食会の前に数人が記者会見に登場し、サンディーも選ばれ、その部分と、昼食会の冒頭のプロデューサー挨拶はライブストリーミングがありました。おそらくオスカーHPで今年もライブストリーミングがあるんじゃないかと思いますが、まだ情報は出ていません。記者会見に登場するのは注目されている俳優数人ですから、今年はサンディーは出ないんじゃないかと思いますが…。また、前回は昼食会後のインタビューもいろいろされていましたが、それも今回はあまりないんじゃないかなあ…。でも、写真、とくにグループ写真が楽しみです。
出席は発表になっています。主演女優部門では、ジュディ・デンチ以外は出席。投票が確か14日から始まるんだったと思いますが、昼食会の中でもいろいろ攻防があるんでしょうか?
http://www.oscars.org/press/pressreleases/2014/20140207.html
ライブストリーミング情報は分かり次第、追加します。
こちらは2010年のサンディー。やっぱり若いな。あの時は、グループ写真後に認定証をもらうのが、アルファベットの逆からだったので、長く待たされて、あとで、「ジョージ・クルーニーみたいに、一番後ろで壁に寄り掛かればよかった」と言っていましたが、今回はどこらへんに立つんでしょうか。
UPDATE: 2014年2月13日 - ファレルのコメント
昼食会を報じる映像の中で、サンディーが壇上に上がったところが映り、(帽子の)ファレルのインタビュー内で、サンディーについて語っています。01:46あたりから。
<!-- oscar lunch abc -->
サンディーに紹介されたことを「最高の出来事」と言い、“サンディー”と呼べることを一大事だと喜んでいます。
UPDATE: 2014年2月12日 - Q&Aの映像と和訳、写真、その他
今さらですが・・・
「なんでそう、礼儀正しいの? 急に居心地悪くなっちゃった」と最初に笑わせたあとでQ&A開始。
Q1:最初のほうがよく聞こえませんが、イギリスでイギリス人スタッフと仕事をしたことについてのようです。
A:「あれはたぶん、私が経験したなかでも一番すてきな経験のひとつだったと思う。4か月間、とてもきれいな場所、リッチモンドに住みながら、(スタジオの)サウンドステージに通い、それまでの中でも一番すばらしく、一番親切で、一番忍耐強い人たちと仕事ができたの。彼らには大変な課題があった。新しい技術、未知の領域、私も彼らもお互いから必要とされていることをできるかどうか…普通ならものすごくストレスの多い状況のはずなのに、毎日、彼らはほんとうに私を支えてくれて、親切だった。だから、たぶんあれは、私にとって最高の映画撮影体験のひとつだったと思うし、感謝してる」
Q2:キュアロン監督を信頼できた理由は?
「私はアルフォンソの作品のことをよく知っていたの。彼の映画をずっと見ていて、一緒に仕事ができればと心から願っていた。でも、正直いって実現するとは夢にも思わなかった。私のオフィスでは何かプロジェクトがあると、『これ、アルフォンソ・キュアロンに送ってみる?』というのがお約束のジョークだったのよ。彼は自分のプロジェクトしか監督しないと知っていたけど。私は彼を100%信頼してた。その根拠が彼のそれまでの作品。撮影中、どんなものになるか私たちはよく分かっていなかったし、未知の領域だったけど、彼のそれまでの作品で、テーマとして、映像的に、感情的に、何を描いてきたかを考えれば…(信頼は揺るがなかった)。この映画はブロックバスターを目指したわけではなかったの。喪失と逆境と宇宙に関する一種、前衛的で、深遠で、実存主義的な映画のはずだった。そういう旅を、1000%信頼できる誰かと共にできるということは、毎日の仕事をとても楽にしてくれた。何をやっているのか分からず、うまくいくかどうかも分からず、自分の肉体、精神が耐えられるかも分からなかったけど、アルフォンソがいると知っていることで、大丈夫だと思えたの。撮影の時点で、映画が成功するかどうかなんて、誰も考えなかったんじゃないかしら。私は考えなかった。でも、私はアルフォンソを心から信頼してた」
Q3: 完成した映画を観たとき、観客と同じ気持ちになったかどうか。
「普通はならないのよ。完成版を観るころまでには、その大部分を何度も観てしまっているから。でも、ジョージ(・クルーニー)と私は何も観てなかった。私たちは撮影中に黒い箱に入れられ、ワイヤーやカメラ機材を見てただけ。テーマとしては、どんなに感情豊かなのかを脚本の上では分かっていたけれど、視覚的にどうなのかは知らなかったの。ヴェネチア映画祭で初めて完成版を一緒に観た。音楽が入って、ワイヤーは消えて、すべての環境が描かれ、微妙な要素も入って…。3回観れば、それまで気づかなかったことも背景にあることに気づく。アルフォンソは、観客にそういう体験をしてほしいと思ったのよ。感傷的な、そして直感的な体験を。だからいくつかのシーンでは、カメラの視点を観客が中に入り込めるように変えたの。誰もが自分の人生で起きたことを感じ取るから、映画に対してそういう反応をしたんだと思う。それこそアルフォンソが望んだこと。彼は何も押し付けず、本を読んだときに自然に思い浮かべるよように、観客それぞれに自分自身の想像をしてほしかったのよ。それって、ものすごく勇気が要ることだと思う。でも、彼は観客をとても信頼していたので、彼は誰もがこの映画の中に入って体験できるようなおぜん立てをしたのよ」
こちらには、出席した映画ジャーナリストのリポートが載っています。
(サンディーの部分)
会場に入っていくとき、「ゼロ・グラビティ」で主演女優賞ノミネートのサンドラ・ブロックと一緒になった。ワ私は最近、新しくなったチャイニーズ・シアターの大スクリーンでこの映画をIMAX鑑賞し、理屈抜きでガツンとくる体験だったことを彼女に話した。彼女はまだIMAXでは観ておらず、観たいと言っていた。「しあわせの隠れ場所」で初めて昼食会に参加した時と比べて今回はどうかと訊くと、彼女はこう答えた。「あの日のことは何も覚えてないんだけど、今回はすべてを覚えておくつもり」。そして、最近になってメイキングなどが紹介され始めたことをとても喜んでいると付け加えた。「これまでは舞台裏の話はできなかったけど、今はできるようになったの。彼ら(スタッフ)がやったことは、とにかくすごいのよ」
こちらは、ブルース・ダーンとの写真。
今回は、いろんな人との写真がほとんどないのですが、この帽子が目立つファレル・ウィリアムズとは何枚か写真が出ています。サンディーとはミニオンつながりになる、「怪盗グルーのミニオン危機一髪」の歌曲賞にノミネートされています。後ろにデイビッド・ヘイマンさんが・・・。
やっぱり妹さんと出席してましたね。
こちらはAMPAS会長さんと。
集合写真用に台に上った後。
こちらはレッドカーペットとQ&Aの映像。
こちらは会場受付到着時みたいですね。
UPDATE: 2014年2月11日 - Q&Aの映像
Q&Aの映像がHitFixにアップロードされました。
UPDATE: 2014年2月11日 - 集合写真とQ&A記事
集合写真。今回は、テーブル配置順に呼ばれて上の段から埋まっていったそうです。
http://oscar.go.com/photos/140204-nominee-luncheon-class-photos/media/2014-nominee-class-photo
プレスルームでのQ&Aはこちら:
UPDATE: 2014年2月11日 - 写真と記者会見
グループ写真まで起きていられないので、簡単に写真を少しと記者会見のコメントを。記者会見といっても、前回2010年から大きく変わり、ライブストリーミングもなくなってますし、到着した人から順番にプレスルームへ行って少しQ&Aをして・・・という形みたいでした。
記者会見でのコメントのまとめはこちら。ツイッター上でピックアップしてあるものもあるので、あとでまとめて要約します。
http://blogs.indiewire.com/thompsononhollywood/live-blogging-the-oscar-nominees-luncheon
今回はスーツ風ではなく、カクテルドレス風。
ウォーターマークが入ってしまいますが・・・。ややお疲れ気味?
記者会見中。
こちらは控室みたいです。入口のほうで、後ろ向きがサンディーではないかと。デイビッド・O・ラッセル監督と話してる様子ですね。その近くの女性は妹さんじゃないかなあ。
サラダ!
こんな感じで人でいっぱいです。各テーブルは、作品ごとではなく、バラバラに座らせられ、アカデミー会員や、ジャーナリストも同席。人見知りする人だと気の毒ですね。この写真の一番手前、こちら向きの人はたぶん、「ゼロ・グラビティ」の編集マーク・サンガーさんだと思います。
ということで、続きはまたあとで。
UPDATE: 2014年2月11日 - 公式ライブブログ
どうやらライブストリーミングはなさそうです。オスカーの公式サイトでライブブログをするとのこと。開始まであと30分ちょっとでしょうか。
http://oscar.go.com/blogs/oscar-blogs-general/2014-oscars-nominees-luncheon-live-blog
昔は地味でカッチリした印象だったのに
オスカーっぽくない(笑)
エイミー・アダムスは映画では好きなんですけど、公の場では野心が溢れ出てて苦手。。。
サンディー、昼食会ではヒールがいつもより低めでしたね。前回の反省でしょうか。
エイミー・アダムス、アピールがすごいですよね。
私はこの人は主演女優には思えなくて。
堅実だけどちょっとつまらない・・・。