サンディーは、これまでも大きな災害のたびに寄付をしてきましたが、今回も赤十字を通し、１００万ドルを寄付。
アメリカ赤十字は、「サンドラ・ブロックと彼女のご家族からの多大なサポートに深く感謝します」と発表していることから、本人と家族の名義で寄付をしたということでしょう。
欧米の著名人は慈善活動や寄付をよくしていますが、その多くは名前を公表せずに地道にサポートする形でやっているそうです。サンディーの場合も、表に出ない部分で病院や教育機関へのサポートをしている、というのは、支援を受けた側の人たちがブログに書いたりしているのを読んだことがありますが、こういう大きな災害の場合、名前を出すことによって、ほかの著名人の行動を促す効果があるそうです。
今日は少し前に、「今回の日本の地震に対して、ハリウッドの行動が遅いのはなぜか」という記事を読んだばかりでした。アメリカ国内での災害はもちろん、ハイチやスマトラのときと比べると発生後１週間内の寄付の額が、今回は格段に低いそうなのです。その理由として、日本が経済大国であること、そして、その被災状況があまりにもひどいことに逆に動きがとれないのではないか、というような推測も出ていました。記事のリンクを保存するのを忘れてしまいましたが。
日本がどれだけ経済大国かは別として、どんな形でも寄付はありがたいことであり、ほかにもレディ・ガガなどミュージシャン、韓国の俳優さんたちなどがすでに活動を始めてくれています。サンディーの新作の共演者トム・ハンクスの奥様リタ・ウィルソンも、ついったー上で「日本のことをずっと考えている。寄付をするならば、現時点では赤十字がいちばんいいと思う」とつぶやいていました。
私は東京に住んでいますが、スーパーの空っぽの棚を見ると悲しくなります。不安なのは誰でも同じなのに、買いだめをすれば自分は安心でしょうけど、ほかの人たちの不安をあおります。早く冷静になってほしいです。
とにかく、世界各国からのサポート、被災地で献身的に活動している人々、危険な原発付近で命を張ってくれている人たちにただ感謝するばかりです。どうか、一人でも多くの命が助かり、二次災害の犠牲者が増えませんように。
ありがとう！と伝えたい・・・。