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WAX派の人は雨染みにご注意!!

2007-01-29 17:50:37 | 洗車の敵
★WAX派の人は雨染みにご注意!!

 雨染みって簡単に言うと、雨に濡れた後、ボディーに付いた水滴が乾いて水玉模様の輪っかの跡がポツポツついてしまったやつです。水滴中のゴミや不純物(それだけでも雨染みになるけどこれだけだとシャンプーでも落ちやすい)に厚塗りしたWAXの余りが溶けて混ざって塗装表面上に固着してしまう感じかな(想像です)?
 水滴の形に大小様々な水滴状の跡が出来ていて、触るとちょっとザラザラ(表面に汚れが付着している為)していて、濃色系の車だと結構目立って汚いのでカッコ悪くなってしまいますよね。
 やっぱり一番の原因はWAXだと思うんですよ(これも想像)。WAXって柔らかい油じゃないですか、やっぱり雨でちょっと溶けるんですね。で水滴の中の汚れとこの油が混ざって水だけが乾くと・・・ね?。WAXって拭き取る時にウエスが濡れてるとWAX引きずって変な汚れになるでしょ?あれと同じじゃないかな。だからWAX掛けて直ぐに濡れるとふき取りの甘かった部分の厚塗りWAXが流れて汚れを呼び込んでしまい、そのまま乾くと固まって水玉の形に汚れの塊として残って雨染みになるんだと私は思ってます。

 WAXが主主成分?だから早期発見時は同じWAXの上塗りで溶かせば消える場合もあるけど、汚れを含んでいるために意外と強力で、普通のWAX(研磨剤の入ってないやつ)じゃ残ってしまうことが多いです。
 ちなみにポリラックやゴールドクリターみたいにこういった汚れを分解して(るのかな?)くれるコート剤ならほとんど気にならない位までは仕上げることが可能(ポリラックやゴールドクリターの場合元々雨染みになり難いんだけど)です。 まぁ表面上に固着した汚れなので剥がし取れば良いので、被害が少ない個所なら粘土(つまむ程度の量をちぎって使用)でその部分だけコリコリと軽く擦れば取れるはずです。
 もし全体に付いてしまった場合はクリーナーや雨染みクリーナーで磨くか、多少傷ついても後から磨くつもりで全体に粘土を掛ければ落とせるでしょう。
 また、真夏夕立のように、雨の後いきなり炎天下のような時は、急激に蒸発するのと熱のため、染みが表面じゃなくて塗装面に食込んでしまう場合があります。染みが浅いうちならコンパウンドでなんとかなるのでこんな時は早めに手入れをしてあげることが大切です。

 雨染みが嫌な人(好きな人はいないか?)は、なるべくWAX(蝋)はやめて(使う場合はなるべく薄く塗って拭取り後乾拭きをする)、なるべく表面張力が弱くて玉のような水滴ができ難くて無駄な厚塗りになり難い、ついでに硬い樹脂のため焼きつきにも強いコート剤を使用することをお勧めします。コートもシリコンを含むので、最初の内は拭取りが不充分だった個所は雨染みが付く場合がありますが、シリコンが無くなり落ち着くと付き難くなります。あとコートの良いところは、濡れても走ればほとんど水滴が流れてしまうので、乾く前に一っ走りすれば対策完了っていうのも良いです。