洗車大魔王ブログ

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最悪ぅ~!!ウォータースポット

2007-01-27 17:51:06 | 洗車の敵
★最悪ぅ~!!ウォータースポット

 前項の雨染みと同じようでもっともっと怖いのがウォータースポットです。ピカピカにWAXしたボディーに雨が降ると、葉っぱの上の朝露のように綺麗な水玉がポロポロと・・・「おぉ美しい」なんて感動してると痛い目に合いますよ。この水玉を横からみると何かににてませんか?そうですレンズです。レンズに日が当たるとどうなります?子供のころ黒い紙をレンズで燃やしたでしょう?同じことがこの水玉で起こってしまうのですよ!!
 真夏の通り雨などコロコロ水玉状態で炎天下だったりすると、このレンズが容赦無くボディを痛めます。ただ焼くだけ無くレンズ内の不純物を日光写真のように焼きつけたりなんてしちゃいます。軽い症状なら表面のWAXやコートだけで済みますが、ひどいと塗装そのものを痛めます。ソリッドカラーなら焼かれた表面を削れば治療できますが、メタリックやパール等クリア塗装がしてある場合、クリア塗装を通り越してメイン塗装にアバタのような染みができたしまったらもうアウト!!どうすることもできません。とりあえず表面だけ磨いて綺麗に見えてもある角度からみると醜いアバタが浮かび上がってきます。

 もうこれはウォータースポットを作らないように努力するしか方法は無いですね。特に危険なのは小さなコロコロの水玉なので、これができないようするこれには表面張力の少ない樹脂コートが良いです。表面張力が弱いと水玉が潰れやすく、水玉が分離し難いので大きな水滴になる(水玉同士がくっ付いて大きくなる)おかげで、自重で更に潰れやすくなり、おかげで重いのでツツーッと流れ安くなります。よく「コートは水玉にならないって聞いたのに水玉になるじゃないか」という方がいますが、水玉の意味が違うんです。蝋WAXの水滴は小さな丸い水玉に、樹脂コートの水滴は大きな潰れた水玉になります。小さな丸いレンズは焦点距離が短く、大きな潰れたレンズは焦点距離が長いので、ボディと水滴の距離(密着)では前者が圧倒的に不利になります。