千盡仙人

◇ 佐藤千盡の油彩画

◇ photo <時の彼方に> senjinsennin

2023/04/24 千盡~五七の言葉~

2023-04-24 12:26:00 | 佐藤千盡の油彩画
老いの記~4月~  2023年4月23日 日曜日

20230423 日曜日 ~千盡~
♬ 今年の秋9月に85歳になる爺さんの薮払い
・1時間半に無理があった。
☆ 屋根を覆ふ 孟宗竹の 脅威だよ 天高くまで 竹の子伸びた
☆ 伸びすぎた 竹の子退治 枝も葉も 育ってしまう 大変なこと
☆ 竹の子が 伸びに伸んだよ 竹藪で 二度も転んだ 自分で起きた
☆ 難儀する 伸びた竹の子 切り払う 爺さんの息 上がってしまう

・2023年4月18日のお絵描き  
~S10号の油彩画~  Senjin


・この絵は筆を止めて-了-とする。

・自分の描いた絵を見ていて泪を覚えたのは初めてのことだ。絵の良し悪し、出来不出来ではなく、いずれにしろ、 
スマホで撮ったこの絵のphotoを見て自分の中の他者・別人格に対峙したのだと理解する。

・Ms.Kayokoのライン「冬の寒さから解放されたような慈しみの絵だね」

・万葉集の歌を思い出した。
第9巻 1791番歌 遣唐使母
◇ 旅人の宿りせむ野に霜降らば我が子羽ぐくめ天の鶴群
・旅人たる我が子が陸に上がって仮寝せんとする、その野に霜が降りたら我が子を羽で覆ってね、空翔る鶴たちよ。

~邂逅(かいこう)~
・23歳で迷い込んだアートの世界
60年の拙い足取り。
項垂れ頽れるそうなまさにその時
見えた、83歳を前にして見えた
自分のアートの世界
・自分に踏み込み、探し求めてついに
何も無かったと述懐した時、正に今
自分の中の他者が姿を見せてくれた。
~邂逅(かいこう)~自分の中の、自分にとっては他者との。
・2023年4月18日のお絵描きの絵
S10号~慈しみの絵~と題し私は、
この絵の前にひれ伏す
・体力の衰えは著しいが、謹んで残された日々、お絵描きに励もう。

頽れる(くずおれる)

・お釈迦様が臨終の時、弟子たちに遺された誡めのことば「つつしんで懈怠することなかれ」
・けたい【懈怠】
なまけること。おこたり。