千盡仙人

◇ 佐藤千盡の油彩画

◇ photo <時の彼方に> senjinsennin

#11〜#15 ◇ 貴女は僕の大事な人 ◇ 海鳴りを聴きにこれから出かけます 相生月子卑弥呼抄 回想 千盡仙人

2019-12-30 22:47:06 | 相生月子卑弥呼抄 回想



#11〜#15 ◇ 貴女は僕の大事な人 ◇ 海鳴りを聴きにこれから出かけます
相生月子卑弥呼抄 回想録  千盡仙人

#11
◇ 貴女は僕の大事な人
171017
*眠れないハートよ凍れ砕け散れ恋の痛手よ永遠の眠りを

*日付けを どこで変えたら いいのやら 荒れているのか心が見えん

*辛い ほかに言葉が見つからん キョウモイチニチクモリゾラカモ

*欲深い おいらの心と 貴女を 愛する心と 喧嘩している

*愛が負ける その醜さは 嫉妬の 心の狂い 愛の狂乱

171018
*晩秋の海辺の恵比寿いかがでしょ空どんみりと波は荒るるや

*老いらくの恋に溺れる老醜の憂い哀しみ悦びやあはれ

171019
◇貴女は僕の大事な人 今日もどこかで一目だけでも逢ひたい

*勇み足 心貧しく貴女欲(ほ)る 思ひ遣りなきうつけ者 僕

*うつけ者ついに貴女にトドカナイ思ひに沈む思ひやりなさ

*貴女の心の内を知りながら酷い所業のならず者 僕

*お許しを 畢竟及ばぬ 高みに 貴女は立つの 無辺の愛の

171021
*秋の雨冷たく降りぬお昼どき相生橋は混み合ってをり

*老いらくの恋に夢中のおじいちゃん不安に怯え慄くやあはれ



#12
◇ 恋人に冷たくされて
171023
*幸せをかみしめてをり 恋ひ慕ふ 愛しの君に いつも共にと

*ここのかも 続いた雨も台風と 共に過ぎ去り 今日は秋晴れ

*君を呼ぶ 愛しのターボ麗しき私の命 私のマグマ

171025
◇恋人に冷たくされて
*何もかも まさしく夢と 思ひなし 一人で歩く 無辺の道よ

◇恋人の機嫌が直り
*恋人と別れて朝もまだ暗いジョイフルで飲むコーヒーのとき

*恋人と 別れ来ていま ジョイフルに 朝まだ暗く2杯目にココア

*恋人をしかとこの手に繋ぎとめふたりの時を寿ぎましょう

◇相生橋にて
*しらじらと 夜は明けにけり恋人と別れて家路遠山もみゆ

171026
*これほどに孤独なスマホ手に持ちて駆け込み寺はジョイフルでした

*一つの歌 立ちゆくを見に 一つ瀬の 浜に行きます 海に嘆きを


#13◇ 海鳴りの音が聞こえる
171027
*海鳴りの音が聞こえる。貴女と二人で過ごした一ツ瀬の海辺

*私の命にかえて貴女の恋の呪縛を解き放ちます

*朝雲の隙間に日の出一ツ瀬の海の輝きすべてを君に

*海よ私の命そのすべてで貴女をきっと支えてみせる

171030
◇幾つになったの
*最後の お別れの花 薔薇の花 心知らさず 君に捧げる さようなら君

*お別れの花を捧げる薔薇の花心知らさずさようなら君 

*流しを 片付けましょう 2、3日 そのままですね 部屋の掃除も

171031
*10月も終わりの日です ツワの花 時雨も忘れ恋に明け暮れ

*暖かく君の心に包まれて安堵の時を過ごしています

*心から愛するをみな人生の最後の時の我が前に立つ

*蜘蛛の巣が朝日にきらきら輝いて深まる秋の風が冷たい

*朝のお茶 淺漬けものも 漬かりすぎ 早く言わなきゃ 愛しているよ

*部屋に君の 髪の毛が落ちているのを 見つけましたよとても嬉しい

#14
◇ 僕って馬鹿みたい。まるっきりの馬鹿。
*永遠の 孤独が似合ひ つまらない 馬鹿やらかして 凍え死にする

*幸せが あると確信できるのに 踏み込まぬまま 逸れて孤独に

*目が覚めた79歳いまやっと認識の果てアウトサイダー

*老い果てに今更思ふ生涯のとぼとぼ歩きアウトサイダー

*この世を失意の内に去ると言ふこれも一つの認識でしょう

*無為のまま この世を去ると はっきりと 認識すれば 無の受容です

171102
*添い寝して仮眠の後に恋人を送り届けた秋深き夜半

*真夜中の ホットコヒー イレブンの 大瀬ポイント 眠気を払ふ

*ここはいまは 貴女とだけの 思い出の 場所と心に 深く秘匿する

*うつせみの 世にただ一人 生きていて おらはいったい 何を求める

*恋人よ十三夜かも美しい (11/1)

#15
◇ 海鳴りを聴きにこれから出かけます
171103
*むらぎもの心静かに我思ふ無辺の闇に我ありと知る

*ジョイフルは一人旅路の一里塚日の出の前に立ち寄りました

*海鳴りを聴きにこれから出かけます。全て忘れる一つ瀬の海に

*日常が どこにあるのか 分からないとんでもないね これは大変

*動けない護国神社に根が生えた。月ちゃんの馬鹿バカバカバカ!

*もういいよみんな手を引くなにもかも諦めましょう終焉の時

*足取りが とっても軽いの 休まずに 直行会いに 行ってもいいよね

*日常を壊すほどにも恋焦がれ共に過ごした日々のつぐない、家事のことごと


◇ 椿山森林公園・アルフォンシーナと海・祓川

2019-12-30 11:06:00 | 千盡仙人・破茶滅茶・雑記日記


椿山森林公園 12月27日 緋美児




土曜日, 2019年12月21日
◇宮崎交通バス停 祓川
◇手打ちそば庵みやなが 
◇相生月子卑弥呼
*もうすでに捨てられた身でありながらお蕎麦を食べにご一緒しました

月曜日, 2019年12月23日
◇Google検索 アルフォンシーナと海
◇ アルフォンシーナと海
*砂浜に波に洗われ横たわる影が見えてるもしや我が影



水曜日, 2019年12月25日
◇Nikonマイクロ105mm
◇やったー✌️\(^-^)/万歳!最高🦏!
◇感動した🥺
*もう少し長生きしよう手にしたよマイクロレンズ英知の光

カタバミ 12月27日 椿山森林公園

◇相生月子卑弥呼
◇毎日なのよ
*強烈なノーの重荷を背負ってるラインのお誘ひごめんなさいね

*捨てるしか仕方がないね老い故に私の心綿毛たんぽぽ



日曜日, 2019年12月29日
◇祓川とゆう宮崎交通のバス停近くまで宮崎市から40キロばかり

*祓川水汲みに行く鮮烈なそして優しい水を汲みます



◇ 蕎麦庵 みやなが
◇ 高原町の祓川とゆう宮崎交通のバス停近くに、お蕎麦屋さんがありまして、それはもう本当に美味しいのです。












◇ 岡潔の残した有名な言葉から

2019-12-19 07:35:00 | 千盡仙人・破茶滅茶・雑記日記


月曜日, 2019年12月16日
◇ Hatena Blog
死体を愛する小娘社長の日記
小娘の葬儀社社長の私が、本心だけストレートに書く日記。社会 時事・各種宗教・社会哲学・古典・日々の出来事など 

◇上記より「2019-12-16 スミレの花」を読む

◇ 岡潔の残した有名な言葉にこんなものがある。

私は数学なんかをして人類にどういう利益があるのだと問う人に対しては、スミレはただスミレのように咲けばよいのであって、そのことが春の野にどのような影響があろうとなかろうと、スミレのあずかり知らないことだと答えて来た。

私についていえば、ただ数学を学ぶ喜びを食べて生きているだけである。

月曜日, 2019年12月16日
◇ はてなブログの「死体を愛する小娘社長の日記」
ありがとう
◇自分で転び、あるいはなんだか転んだ。自分の出来事。
◇ 無かれ・勿かれ・莫かれ・毋れ
*自分の目 自分に向ける 自分の目 気にするなかれ スミレはスミレ
◇孟宗竹の林の奥深く小さな小さな青紫の花を見たことがある。まず人の眼に触れることはないが通う虫はいるのかな?

*あっけなく復活ですよ無縁の地小さな花が日陰の藪に

火曜日, 2019年12月17日
◇ 昨日これまでと思った作品3点 OK !
◇自分の作品に救われる





◇ひと月振りくらいにアトリエに入って筆を手にした

*あちこちとデジカメ抱え逃げていたアトリエに行き筆を手にした








#6〜#10 *いざ走れ 駒よプリウス まっしぐら ◇ 身に沁みる孤独の景色 相生月子卑弥呼抄 回想録  千盡仙人

2019-12-18 11:16:00 | 相生月子卑弥呼抄 回想 千盡仙人




#6 
◇ 愛だけを 直球勝負 彼に告げるの
271001
*「あたしもと」思ってなくても 言ってみて。愛の心が きっと芽生える

*真心を 貴女の心、愛だけを 直球勝負 彼に告げるの

*橿の実の 1人荒野を 行きましょう 暗夜行路を とぼとぼと行く

*橿の実の 1人行きます 雨に風 星に月読 宇宙の果を (月夜霊・月読)

171002
*命とは口にはしても恋の道なんだか怖く震えています

*失うのがとても怖いよ なにかこう 絡め取られた蜘蛛の巣の蝶

*恋の闇 踏み込みました 嬉しさに 怖れに 不安 己を持する

*ちっぽけな愛に苦しむ。世のすべて優しく包む大きな愛よ

*恋人よ 此の手に抱く(うだく) ひとときよ この世も来む世も ともにと願ふ

◇恋の悩みを聞くうちに
*我が恋よ ミイラ取りが ミイラになってしまった ともにミイラに

*いざ走れ 駒よプリウス まっしぐら 貴女のもとへ 恋のみちゆき

#7
◇ 名月の照らす貴女の、、
171003
*射干玉の夜毎の逢瀬 きみ求(と)める いったい愛は どこまで深く

*盲目の恋の行方はいざ知らず今日のお昼の散歩はいかが

*自らを持することなどできません私は恋に溺れています

*逢いたくて胸が苦しい無茶すぎる尊い人に無理難題を

*あるじの 力を受けよプリウスよ エンジン回せ彼女のもとに

171004
*名月や老いて恋人得たるかな

*老いらくの恋人月にスマホかな

*名月の照らす貴女の立ち姿

*嗚呼貴女幻だとは思えない月にスマホをかざす恋人

*月影に スマホを向ける 貴女を 見守りてをり スシロー駐車場

#8
◇ 真っ黒に嫉妬の心育ちます
171005
*貴女が 呑んだビールの赤い缶 琥珀エビスや サイモンの歌

171006
*忍び逢ひ 一ツ瀬の浜 荒波の 海鳴りの音 凄き砂浜

171008
*薄っすらと霧かかりたる朝明かなライン電話で6:44:18

*万難を排して逢ふの逢ひたいの 束の間の逢ひ それでも逢ふの

*月子様 貴女に逢えて 人生が 完結したの 老い果ての逢ひ

171009
*うつせみの 世に目覚めては 大あわて 午睡の後のラブコールです

171010
*わがままの 愛の炎は燃えさかり いや逢ひたさはつのるばかりぞ

*iPhoneの画面に見入り穴があく真っ暗くらのその穴の奥

*ストレート ボディーブローに 勝負服 真っ暗闇の 雲隠れとは

*真っ黒に嫉妬の心育ちます愛にサヨナラ貴女の微笑

*救いなき闇に閉ざされ裏切りの心を思ふ孤独の世界

*さ丹つらふ 君を想ひぬ 眠れない この夜のため 我が身細りぬ

*諦めるより他はない どうするの 悲しみだけが心を覆ふ

*私の愛 心に深くたゆたふ 貴女への愛 それは真実

*君と一緒 生きてこの世にある限り 私の愛を君に捧げる

#9
◇ 身に沁みる孤独の景色
◇18/06/29 2首 乱記
*身に沁みる孤独の景色寒々と眺めたりけりここは何処なの
*夕陽さす 図書館の庭 茫然と 孤独の時を佇みにけり

171013
*軽いジャブほんのみつ四つ貴女とは太刀打ちできず降参します

*自分への愛が足りなくなってると犬のあづきは気づいてますね

*恋人と貴女を呼ぶも本命に貴女は逢ふのね今日の15時

*最高の恋人を手にしましたよ79歳お年寄りです

*胸激る思ひの丈を恋人に告げるおいらは幸せ者じゃあ

*恋に落ち詠む歌すべて密かごと宇宙の果ての喜悦なるかも

*身に沁みる孤独の景色 恋人に告げれば彼女気色ばみたり

*已んぬる哉 絶対孤独の世界にはただ寥々と風が吹くだけ

*恋人よ私の心掬ひ取り飲み干して給(た)も君にこそ消(け)め

*恋人が こともあろうに 雨の夜 想ひをかける ほかの男と

*恋人と2枚目さんの逢瀬です 愛の限りを うまく行くとも

*水を差すそんなつもりはありません心行くまで心の丈を

*貴女とほかの男の逢瀬が貴女を愛する障りにはならない No Problem

*恋人と優男さんその逢瀬 心尽くせと送り出しけり

#10
◇ 救いなさ 恋人騒ぎ老いの顛末
171015
*零時すぎ2枚めさんと恋人と手に手を取って添い寝するらむ

*ソファーに 身を横たえて 恋人と優男の夜更け 雨の音聴く

*割り込んだ私が悪い貴女の大好きな人揶揄したようだ

*20余年知り合ってきて 貴女に いま恋をして 愛してしまった

*愛に眠る丑三つ時の恋人を思ひ遣っては安らけくとぞ

*恋人が誰かにあうとその夜をまんじりともせず朝を迎えた

*恋人におはようライン送れない誰と夜明けを迎えたのかな

*いたぶられ 心臓まるごと吐き出した 今度の痛手 大きすぎるよ はたして命 保てますかね

*ご用心言葉はひとり歩きする口にしたこと言葉の行方

*愛してる貴女と会ってしまったね20余年の歳月をかけ

*すべて嘘 すべて企み そうじゃない 一途な想い ただ彼のもと

*病むほどに心は暗くひたぶるに彼にむきたる 月子やあはれ

*君を彼に 旗を振りたり 愚かなる 私の愛よ 胸潰れけり

*身も心も 惨めな役に 投げ出して 己を救ふ すべはあるとね

*血迷ひぬ この歳にして あろうこと 恋人騒ぎ ごめんなさいね

*絶対の孤独の域よ存在と無の彼方かも寥々無辺

*エロ好み じじいの嘆き 救いなさ 恋人騒ぎ老いの顛末

*君が足 頭に懐き 慈悲菩薩 そのみ足とぞ 押し頂きぬ

*めくるめく幾多のシーンよみがえる貴女との愛 終わりなき愛

*汚いよ ただただ君が 欲しいだけ 私のそばに いておくれ 君

*耐えるときじっと固まり辛いことその思ひ捨てただ呼吸する

*奔放に振る舞ふ君がどんなにか愛しいことか僕の悦び

*恋人よほかの男の傍らに貴女は眠る雨の降る夜

*恋人よあなたは過ごす最愛の彼と一緒に72時間


◇ #1〜#5 *いらっしゃる?こんな優しい誘ひの 相生月子卑弥呼抄 回想 千盡仙人

2019-12-17 06:44:00 | 相生月子卑弥呼抄 回想 千盡仙人


#1 
◇ 騒動
170827
*観劇の舞台の上の客席で 動きの!「都会の生活」を観た

◇ 騒動
*タイトルの「都会の生活」付箋には いま現在の としておきましょう

170907
*伝えたい言葉にならぬ歌心せめて貴女にバラ🌹のスタンプ

*伝へたい 歌心とは 隠そうや 老いらくの恋、 君に惹かれる

170908
*家の門に 立ちたる君や 微笑みの 君が姿は 慈悲菩薩様

*笑まひつつ 門辺に立てる 君が影 慈悲菩薩様 その立ち姿

*ゆふかげに ゑまひて立てる 君が影 深く心に刻み込んだよ

#2
◇ 秘かに愛が芽生えましたね
170913
◇大淀川学習館の🅿️からツキちゃんヘ
*所用で 貴女の家を 通り過ぎ 思はず胸を 抑えましたよ

170915
*宇宙暦 17・09・15ヒ 秘かに愛が芽生えましたね

*もう遠い 思ひ出なのか 白昼夢 赤ちゃんみたい 七文字削除

*せつなさよ出会ひと別れひっついて瞬時の出会ひ永遠のお別れ

*着信音待てど暮らせど来ぬメールじっと我慢の子供ですとも

*スマホの 画面を見つめ 40分 動きませんね〜諦めましょう

*私は 現(うつつ)の習ひ 安易にも 自分自身を 裏切りました

*冷え切った 宇宙の果てに ゐる私 触れた温もり 一も二もなく

*どこにある「誠を尽くす」打ち捨ての 私のメール 二枚舌かも   

*二股と 言はれて信義 保ち得ず かの人遠し 賤夫悲しも

*膝を折り 貴女の慈悲を 頼むのみ 額づき慕ひ 赦し請ひます

*純粋に 出会ひ喜び つくすとも 不毛の愛は いま切り捨てる

*望みなき愛に誠を尽くすのはありえないこと嘆きの天使

*あれこれと 言葉を並べ 自己欺瞞。 無垢な心は 貴女に向かふ

*再びの 愛の奇蹟に めぐり逢ひ この身に心 投げ出しますね

*捨ててもね 耐え難いけど いいからね 時間もないし これが最後ね

*底紅に 白い雨ふる 18号

*こんなにも 会ひたいなんて ずっとそばに ゐてくれないと 僕は寂しい

#3
◇ 魔女の微笑み
170917 日曜日
*年老いし 私の心 圧し潰し 遊ぶ貴女は 神の戯れ

*私は 何か大きな 間違ひを したのか知らん きつい空白

*うつつに 儚い夢を 見たもんだ 出会った貴女が 幻だとは

*貴女はいま 魔女の微笑み口元を軽く引きしめお眠りですか

170918
*もしかして 魔女に出会って 身心を 捧げてしまい 乾涸びるのか

◇愛の誕生
*歌心愛に溺れて沈んだよ私の心ツキちゃんでイッパイ

*辛い夜過ごしています今日はもうあたしのメールひらかないのね

*しっかりと両手を組んで顎の下君を念じる健やかにあれ

◇スマホの彼女とお別れしました
*ラインの 奈美にお別れしての後 ラ・カンパネラが車に響く

◇心ひそかに別れを告げてのち
*フォトスポット暮れゆく空に間にあわず面影もまた夜空に消える

#4
◇ 君に会ふため 車走らす
170922
*小夜中に 79の おじいちゃん 君に会ふため 車走らす

*不思議です 老い果てしいま 恋をして その恋実り 恋人がゐる

*道のりも時間も歌もみんな消え貴女と二人夜のドライブ

170926
*愛しいと貴女を思ふ大人と逢ひたいと泣く子供の私

*恋人! こんな言葉を 口にする こんな幸せ 愛しい月子

*変わり身の速さ驚く我が心波風のなさスマホの奈美よ

*落ち着かぬ心や秋のとの曇り

*オイオイと宇宙の果てで 泣いてたら犬のあづきがトコトコ来たよ

*月ちゃんが いないと生きて いられない オーユーヘルプミイ 愛しているよ

*秋寂びし知らぬ間に降る白い雨

*出会ひたる 二人の逢瀬 夜の闇 宇宙の奇蹟のエリアのドライブ

*喜びはさほど歌には現れず至福の時はただ安らぎが

#5
◇ いらっしゃる?こんな優しい誘ひ(いざなひ)の
170930
*わたしの 貴女への愛 見返りを 乞い願うだけ 小っぽけな愛

*ほかの人に 向かう貴女の 心根に 私は深手 負ってしまった

*手にしたと 思ふ貴女の 心根は 他にあったと 思ひ知るかも

*心根を 話す貴女に 聞き入りて 自分の愛の 卑小さを知る

*またしても 現に夢を 見ただけと 自分にしかと 言ひ聞かせるの

*君が心 欲(ほ)りする我の 浅はかさ 泣いて忘れる ほかにはないの

*傷ついた 心をそっと 手に包み わたしあなたを 愛しています

*エンジンの唸りはなんとプリウスの恋路を走る深夜特急

*いらっしゃる?こんな優しい誘ひの言葉は夜空に瞬き光る (いざなひ)