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貞洞(チョンドン)劇場
ロッテ・ワールドとロッテ・百貨店のデパ地下で時間を使い過ぎたので、一度ホテルに戻ってデパ地下などで購入した土産物を部屋に入れた後、そのまま貞洞劇場に向かいます。貞洞劇場は昨日の清渓川、それに昼間にうろうろしていた徳寿宮やイタリアン・レストランのすぐ近くにありますので、三回目となるとまったく慣れきった気分です。貞洞劇場の今夜の演目は「美笑」(Miso)。この「美笑」は韓国伝統文化を取り入れたミュージカル仕立てのもので、ハングルがわからない人でも充分楽しめるため、日本人や外国人の客がかなり入っていました。
公演は最初から最後まで面白く、眠ってしまったり退屈するなんて余裕?はまったくありませんでした。満足して劇場から出て来ると、中庭部分の様な広場(実際は地下劇場の屋根部分?)では、出演者達が観客と一緒に踊ったり、写真撮影に応じたり、またサインしたりと・・・観客サービスの真っ最中でした。中庭にはカフェもあり、ビールやワイン片手に出演者と観客が自然に交流できる様になっており、最近の日本ではちょっと見られないとても楽しい雰囲気です。
楽しい雰囲気につられてちょっとはしゃぎ過ぎたのでお腹が空いてきました。劇場の近くにも、あのお昼のイタリアンを始めお店がいろいろありますが、劇場の前に客待ちの黒塗りのタクシーが並んでいたので、それに乗って明洞へ。チョンドンからミョンドンへの短距離のドンドン移動です。
明洞では、店の前に大きな炊飯釜が三つも並んでいる居酒屋風の店に入りました。もちろんこの大きなお釜は飾りではなく、かまどの中のガスバーナーは強力な火力で炊飯釜を加熱している様に見えますが?・・・飾りかも知れません。先客達が何を食べているか?と見渡すと、ほとんどの客がスンドゥブやチゲなどの鍋料理を食べているので、当方もスンドゥブと海鮮チゲでhiteビールを楽しみました。