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ブルーノ・マーズ公演…スタイル様々 百貨店のよう

2013-03-03 03:23:05 | 日記

写真・森久
 2010年に初アルバムを発表するや、2年連続でグラミー賞の多数の部門にノミネートされるなど、めざましい活躍をみせる気鋭のシンガー・ソングライターの日本ワックス脱毛 大阪初公演。
 昨年末に出した2作目の「アンオーソドックス・ジュークボックス」収録のシングル曲「ロックド・アウト・オブ・ヘヴン」も、6週連続全米1位を記録し、好調が続く。
 管楽器隊が加わり、ファンキーなノリで楽しませる。「トレジャー」は名グループ、アース・ウインド&ファイアーのヒット曲にも通じる華やかさ。ほかにもレゲエあり、ロックンロールあり、オールディーズ風ありと、音楽スタイルの百貨店のよう。どの曲も親しみやすいメロディーで、どこかマイケル・ジャクソンを思わせるキレのいいボーカルがうまく生かされている。
 何をやらせても、そつがない。ブルーノはプロデューサーチーム、スミージントンズの一員としても活躍してきた。こうした経歴も、多彩でポップ、そして万人に愛される曲作りに影響しているのだろう。どこかバランスを崩した部分も見てみたいとは思ったが。
 ライブ後半に「グレネイド」などヒット曲を並べ、盛り上がったところで幕を閉じた。旬の勢いをスタジアムやアリーナではなく、間近に感じられたのはラッキーだった。(桜井学)
 ――1月26日、恵比寿ガーデンホール。
(2013年2月21日
読売新聞)


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