6日の東京金融市場は円安、株安に加えて債券市場でも債券が売られ、価格は下落(長期金利は上昇)した。
長期金利の代表的な指標となる新発10年物国債の流通利回りは、前日終値比0・03%高い年1・295%まで上昇(国債価格は下落)して取引を終えた。
国内の債券が売られたのは、円安が進み、外国の債券に資金が移るとの思惑からだ。円安に加え、小幅ながらも株価と債券価格が下落したことについて、市場では、「資金が日本から逃げ出す『日本売り』になってはいないが、注視が必要」(大手証券)との見方が強い。
(2011年4月7日
読売新聞)
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