政府が、19日に公表する11月の月例経済報告で、景気の基調判断を「足踏み状態となっている」と、据え置く方針を固めたことが15日、分かった。
海外経済の減速や円高の長期化を受け、景気の動きが一時的に停滞する踊り場が続いているとの認識を維持する。日本経済の現状は、企業の生産活動は弱含みで、輸出の鈍化傾向も続いていると分析している。
政府は10月の月例経済報告で、1年8か月ぶりに基調判断を下方修正していた。
2010年7~9月期のGDP速報値は4四半期連続のプラス成長だったが、個人消費は自律的な回復には至っていないとの判断もある。
(2010年11月16日
読売新聞)
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