２日の東京株式市場は、前日終値近くでもみ合っている。２～３日の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）を控え、「動くに動けない状態」（大手証券）という。日経平均株価の午前の終値は前日終値より９円５３銭（０．１０％）安い９１４５円１９銭、東京証券取引所第１部全体の値動きを示すＴＯＰＩＸ（東証株価指数）は同１．８４ポイント（０．２３％）低い８０１．４６。出来高は７億３千万株だった。
午後１時現在の日経平均は同１６円０８銭安い９１３８円６４銭、ＴＯＰＩＸは同２．５５ポイント低い８００．７５。
ＴＯＰＩＸは、取引時間中としては昨年４月１日以来１年７カ月ぶりに一時８００ポイントを割り込んだ。影響を受けやすいとされる大手金融機関の株価が低迷しているため。今より自己資本を厚くするよう求める国際規制に対応するため、「大手金融機関が増資するのではないか」との見方が広がっているという。
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