尖閣
尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件のビデオ映像が流出した問題について、6日も与野党から発言が相次いだ。
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民主党の鳩山前首相は佐賀市内の会合で講演し、今回の問題を「情報によるクーデターを政府の人間が行うのは大変厳しい話だ。海上保安庁など正義を守らなければならない方々の誰かが、『俺たちの正義はこうだ』という思いで情報を流している」との見方を示した。
原口一博前総務相も同じ会合で「役所がやったとすると、国家への反逆だ」と述べた。
枝野幸男幹事長代理はBS朝日の番組で、「(流出は)内閣に責任がある。この10年、20年の間にネットが普及した。情報管理のあり方を変えないといけない」と強調した。
自民党の谷垣総裁は福岡市内での街頭演説で、「わが国の危機管理は一体どうなっているのか」と批判。たちあがれ日本の平沼代表は岡山県津山市での会合で、「最初にすべてを公開していれば、こうした犯罪者を出すこともなかった」と述べた。
(2010年11月6日20時50分
読売新聞)
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