ただでさえ夏場になって走行距離が減ってくるのに・・・
先日大阪で住民投票があり、都構想は否決されてしまいました。
反対していたのは70歳以上が多く、老人が無料パス欲しさに都構想を頓挫させたと言われてます。
大阪の未来を決める住民投票なのに、結局は老人の意向が一番反映される結果となってしまいました。
でもこれは今回の大阪に限った事ではなく、日本の選挙では昔から老人が中心となっています。
高齢者は若い人に比べ圧倒的に投票率が高いので、立候補者も高齢者を意識した選挙公約を掲げざるを得ません。
そして当選すれば高齢者へのバラ撒き政策を実現させます。
為政者は本来、自分の理想や信念を元に未来を見据えて政治をするべきものだと思うのですが、現実は選挙目当ての政治しかできません。
現在の形での民主主義の限界でしょうか。
年金もらうだけで税金も払ってない老人の票は0.5票にしろ、とか言う意見もあります。
でも一旦弱者を差別しだしたらきっと歯止めがきかなくなると思いますから私は反対です。
未来は若者の物、という事を高齢者の方に理解してもらうしかないでしょう。
別に老人福祉予算を全部カットしろと言っているのではなく、要はバランスの問題。
若い人が低賃金で過酷な労働を強いられているのに一部の老人はそれよりはるかに高額な年金をもらって優雅な老後を送っています。
日本の公的年金は個人の積み立て方式ではなく、基本的には現役世代が受給者を支える方式ですから少子化で老人の比率がどんどん増えていけば存続できるはずありません。
2025年問題といって、まもなく団塊の世代が大挙して後期高齢者となります。
この世代の方達は数に物を言わせて、これまでの日本にない独特の価値観で常に時代をリードしてきました。
我々世代からすると常に目の上のたんこぶ的な、結構じゃまくさい存在でしたが。
団塊の世代の方が後期高齢者になった時、自分たちの利益を声高に主張したら日本の国家財政は確実に破綻するでしょう。
新しい価値観を創ってきた世代ですから、これまでの老人とは違う未来志向の考え方を持ってもらえたらいいのですが・・・
別の見方をすればこの世代が死んでしまうまでの10数年間さえ我慢すれば、福祉予算は徐々に減っていきますから日本もなんとか復活できるかも?
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