晴走雨読

解体ショー

今年も築地の初セリで大間のマグロがウン百万円で競り落とされたニュースをやってました。

翌日、競り落とした寿司チェーンのお店でマグロの解体ショーをやってました。

それを見てふと思ったのですが、マグロは解体ショーをやるが牛の解体ショーは聞いたことがない。

「松坂牛がウン千万円で競り落とされて解体ショー・・・」は何故やらないのか。おぢさんの素朴な疑問。

マグロは魚類で牛は哺乳類だからなのか。

哺乳類だけではなくニワトリとかの鳥類でも解体ショーはやらない。

やっぱ動物だと残酷な印象が大きいからか?

確かに牛や鶏を解体する所を見てもあまり食欲は湧かない。



では何故マグロだけ解体ショーをやってみんな喜んでいるのか。マグロがバラバラになるのを見ても残酷さは感じないのか? 食欲が湧くのか?

このあたりは日本人独特の感覚かもしれない。

クジラやイルカの捕獲に関して欧米人は感情論で反対します。でも牛や豚の屠畜は残酷であると思ってるはず。

一方日本人はクジラやイルカは魚類だと見なしているので、議論が平行線を辿っているのではないか。

マグロの解体ショーがもっと世界中に広まれば、反捕鯨の運動も減るのではないか・・・

新年早々訳の分からない事を考えているおぢさんであった。
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