晴嵐改の生存確認ブログ

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず

会社を辞めました

2008年04月15日 | 日記・雑感
先月21日付で、私はそれまで勤めていた会社を辞めました。
今は無職です。

2005年10月に転職し、途中で会社を移るということもありましたが、職場自体は同じでしたので、足かけ二年半ほどの間、その職場に勤務していたことになります。
それなのに、なぜ辞めたのか。
直接的なきっかけは、このブログにも書きましたが、うつ状態になってしまったことです。比較的短い期間だったとはいえ、これまで経験したことのないほどにひどく気分が落ち込み、自分の存在理由すら疑いはじめ、仕事上でもミスを何度もしました。
とにかく出勤すること自体が億劫で、憂鬱で、気分が沈んでいました。
耐えきれずに精神科に行って、抗うつ剤を処方してもらったりもしました。
勿論、退職せずに、休職して静養するという手もありました。
しかし、そうすることなく、会社を退職することにしたのは、ただ「うつ状態になったから」というだけが、辞める理由ではなかったからです。
退職する一年以上前から、会社を辞めるか否か、折に触れて考えていました。
勤めていた会社の経営状態があまり良くなかったということもありますが、私自身の中で一番大きな問題だったのは、部署内の人間関係でした。
といっても、別に誰かと仲が悪かったわけではありません。陰で何を言われていたかはわかりませんが、表立ったトラブルは殆ど無かったし、概ね良好な関係を維持できていたと思います。
ただ、上司の方針、考え方に、時々ついて行けないと感じている自分がいたのです。上司の考え方が間違っているとは思わない。けれど、それを正しいものとして受け容れることもできない。表面的に合わせれば合わせるほど、自分の中でストレスが蓄積していく。気が付けば、そんな状態になっていました。
上司に意見することは、私の中に選択肢として存在していませんでしたから、遅いか早いかはともかくとして、いつかは会社を辞めることになるだろうと思っていたわけです。
それに加え、拘束時間が長い上に、日勤と夜勤が入り交じる、不規則な勤務シフトがしんどかったというのもあります。
だからこそ、うつ状態になったとき、ここが限界だなと思ってしまった。自分自身で考えていたよりもずっと早いタイミングではあったけれど、今が辞め時なのかもしれないなと思ったわけです。そして、一度そういう思いに囚われてしまった心を立て直すことはできませんでした。
会社を辞めたことは後悔していません。というか、後悔しても仕方ありません。
先のことはわかりませんが、もう一度自分を見つめ直して、次のステップを踏み出すための気力を充実させていくしかないのかな――と思えるようになりました。

取り敢えず時間だけはあるので、買ってから積みっぱなしになっていた本を読んだり、部屋を片付けたりしていこうと思っています。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いやー (晴嵐改)
2008-05-13 10:00:34
レス遅くなっちゃいましたけど、コメントありがとうございました。
会社を辞める前は、本当に精神的な落ち込みが酷かったんで、
辞めることが決まって、少し楽になった部分はありますね。やっぱり。

ただ時間があっても、思うように使い切れてはいないのが、どうにも(^^;
返信する
お疲れ様でした (sako)
2008-04-15 23:03:55
真面目な人ほど、退職という選択肢が選び難くて、却って悪循環に陥ってしまうのかな、と思います。そんな中で自分に対して客観的な判断を下せた晴嵐さんはさすがというか…。

ともあれお疲れ様でした。まずはゆっくりおやすみになってください。
部屋の掃除も大切ですが、良い季節になりましたので、外へ出てお散歩もお勧め致します(^-^)/
返信する

コメントを投稿