ほっとする お茶の惑星

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私 の 詩

2007-07-28 | 中日新聞より
  朝 に                 洲之内 美沙子 
          おはよう
          昨夜の雨に健気(けなげ)に立っていた
          葱坊主(ねぎぼうず)が言う
          濡れて弓形になった茎を戻して
          大根の花が言う
          のそっと現れた野良猫も
          何処かで蜥蜴(とかげ)も蟻達(ありたち)も
          おはよう おはよう
          その者達の声にひかれて
          太陽がぐんぐん昇り始める
    
          一人暮らしのポストにも
          今日の新聞が入れられる
          それぞれの一生のスケールは違うけれど
          一日の長さは変わらない
          すべての始まりは輝きに満ちて・・・・・
          噛み(かみ)締めよう
          朝ここにいることを
          あらゆる生物とともにいることを
                         (愛知県美浜町  主婦)

今まさに太陽が昇り、朝のさわやかさと輝く一日が目に浮かびますね
世界中が、今日も幸せで、穏やかな日になりますようにと願わずにいられません
   

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1 コメント

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Unknown (つくし)
2007-07-29 16:00:04
私もこのような心がホッとできる詩が書けたらいいんですが無理ですね
じゃぁ 文章に出会おうか

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