京都ぶらり女の1人旅

京都ぶらり女の1人旅 社寺散策・四季折々・観光祭他

京都桜シリーズ 大報恩寺千本釈迦堂のおかめ桜

2019年04月04日 21時46分36秒 | 京都ぶらり女の1人旅

阿亀(おかめ)桜で知られる千本釈迦堂。

夫の危機を救い、夫の名誉を守るために自ら命を絶った妻のおかめ(阿亀)の伝説にちなんで名づけられた桜です。

ソメイヨシノより一足早く見頃を迎えます。

 

阿亀(おかめ)伝説

「おかめ」は本堂建築で棟梁を務めた大工「長井飛騨守高次」の妻。

高次が重要な柱の寸法を間違えて短く切り過ぎた際、枡組で補えば良いと助言して、窮地を救いながらも「専門家でもない女性の知恵で棟梁が大仕事を成し遂げたと言われては夫の恥」と上棟式を迎える前に自害した愛妻「おかめ」の物語が伝わる、全国のおかめ信仰の発祥となっています。

有名な「おかめ」のふくよかな笑顔は明るい人柄を今に伝えています。

悲話の主人公「おかめ」の“助け合う円満な夫婦であり続けたい”という強い思いがお参りする人を応援してくれるのかも知れません。

 

アクセス

市バス「上七軒」下車徒歩約3分

拝観料

境内無料、本堂・霊宝殿600円

拝観時間

9:00~17:00

住所

京都市上京区七本松通今出川上ル     電話  075-461-5973

詳しくは:http://www.daihoonji.com/

 

 


京都桜シリーズ 千本ゑんま堂の普賢象桜

2019年04月04日 06時54分23秒 | 京都ぶらり女の1人旅

千本ゑんま堂は正式名を「引接寺(いんじょうじ)」といいます。

本尊に閻魔(えんま)法王を祀るために一般に千本ゑんま堂を呼ばれます。開基は平安時代初期の政治家・歌人の小野篁(おののたかむら)卿で、あの世とこの世を往来する神通力を有し、昼は宮中に、夜は閻魔之廰に仕えたと伝えられ、朱雀大路頭に閻魔法王を安置したことに始まります。

現在の閻魔法王は、長享2年(1488年)に造立されたもので、高さが2.4mもあります。

普賢象桜は別名「えんまどうふげん」とも呼ばれます。

花が咲くと花弁の中から緑の双葉が出て、茎が長く垂れ下がる情景が普賢菩薩の乗った白象の鼻に似ていることからこの名があります。

また花が散るときは、花びらではなく花冠のままぼとりと落下します。

室町時代には多くの公達(きんだち)がこの桜を見に訪れたと記録にあり、中でも後小松天皇に勧められ、境内に咲くその様子を見た室町幕府第3代将軍・足利義満が感服したといいます。

普賢象桜には2種類あり、里桜系のこの「普賢象桜」と山桜系の「二尊院普賢象桜」です。

二尊院普賢象桜も普賢象桜の横に植えられていました。

 

拝観時間

10:00~16:30(閉門17:00) 

拝観料

境内無料

 (本殿拝観500円) 

お問い合わせ  075-462-3332  

URL   http://kyoto.wakasa.jp/detail/25/430/ 

住所

京都市上京区千本通寺之内上る閻魔前町34番地 

アクセス

▼市バス「千本鞍馬口」または「乾隆校前」下車 徒歩約3分 


京都 上賀茂神社・賀茂曲水宴 4月14日

2019年04月04日 06時46分02秒 | 京都ぶらり女の1人旅

上賀茂神社は、京都市北区にあります正式名称は、賀茂別雷神社です。

朱塗りの巨大な一ノ鳥居をくぐると、参道の両側には芝生の広場が広がります。

また、参道の東側にはかつて斎王(さいおう、皇族から選ばれた未婚の女性で神に身を捧げた)が愛でたと伝えられる「斎王桜」や、枝垂れ桜をはじめとする数々の桜が世代を超えて植え継がれています。   参道を北側へと進むうちに東側の広場へ立ち寄ると、広場のちょうど北側から東側にかけて、小川が流れています。

2本の小川は橋殿付近で合流し、「ならの小川」と呼ばれて広場の東側から境内の外へと注ぎ、やがて明神川と名を変えます。   ならの小川は流域の摂社「奈良社」や、傍らに楢の木があったことなどがその名の由来で、小倉百人一首の藤原家隆(1158~1237年)が詠んだ歌には、公家たちが人形(ひとがた)の紙を川に投げ入れ、罪や穢れを祓い清めた「夏越祓式」(なごしはらえしき)の情景に登場します。

開催される日は、毎年4月の第2日曜日。

平成6年皇太子殿下御成婚・平安建都1200年・上賀茂神社第41回式年遷宮の際、奉祝記念事業として「賀茂曲水宴」が復活しました。

渉渓園に雅楽が流れる中、女房装束姿の歌人が短冊に筆を走らせ、春の「ならの小川」からの分水で繰り広げられるみやびやかな光景にうっとりしてしまいます。

野点の席も設けられます。

上賀茂神社の中のならの小川が流れる"渉渓園"にて昨年の葵祭斎王代をはじめ、平安装束に身をつつんだ歌人の方々が和歌を詠まれます。

      風そよぐ ならの小川の夕暮は

        みそぎぞ夏の しるしなりける。

                         藤原家隆

また、鳥居前の焼餅は、上品な甘さで1年を通じて人気があります。

■日時 :2019年4月14日

■場 所: 上賀茂神社

■時 間: 13時~

■料 金: 1000円(お茶券付/先着500名)   ■アクセス: 市バス9「上賀茂御薗橋」

上賀茂神社には、参拝者駐車場が用意されています。

普通車約170台が駐車が可能です。   ■お問合せ: 075-781-0011

■詳細ページ:http://www.kamigamojinja.jp/

 

 

 

 

 

 

 

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