京都ぶらり女の1人旅

京都ぶらり女の1人旅 社寺散策・四季折々・観光祭他

京都[東山花灯路]特別拝観・ライトアップ 2019年38(金)~17(日)  

2019年02月28日 06時40分32秒 | 京都ぶらり女の1人旅

青蓮院

青蓮院の本尊は「光」。

相阿弥作の池泉回遊式庭園を光でアレンジします。

「霧島の庭」は小堀遠州の作で、巧妙に配置された光がゆっくりついたり消えたりしながら、その庭の表情を変えます。

京都五ケ室門跡の一つで、皇室との関わりが深いお寺です。

 

日程:花灯路期間中

時間:18時~21時半(受付終了)

昼の拝観:9時~16時半(受付終了)

拝観料:大人 800円、小中高生 400円

昼の拝観:大人 500円

アクセス:市バス5「神宮道」

お問合せ:075-561-2345(青蓮院)

http://www.shorenin.com/

 


知恩院

華頂山を背に、国宝三門と友禅苑がライトアップされ、苑内ではお茶席が準備されます。

三門の南に広がる、特別公開の庭園「友禅苑」という名前は、友禅染の 祖・宮崎友禅が三門のほとりに住んでいたことに由来し、苑内には生誕300年を記念した友禅斎の銅像も建っています。

また第15代裏千家命名の茶室「華麗庵」の正面には宗匠筆の命名額が掲げられています。

なお、友禅苑にはお茶席が準備されています。

国宝の三門内部の夜間拝観も同時開催。
 


 
時間:9~16時(受付終了)

拝観料:友禅苑 大人300円 小中生150円、方丈庭園 大人400円、小中生200円、

共通券 大人500円、小中生250円)

アクセス:市バス206「知恩院前」

お問合 せ:075-531-2157

http://www.chion-in.or.jp/index.php


 

 

 

 

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京都[東山花灯路]特別拝観・ライトアップ 2019年3/8(金)~/17(日)(雨天決行)

2019年02月27日 06時55分52秒 | 京都ぶらり女の1人旅

 

青蓮院 しょうれんいん

京都五ケ室門跡の一つで皇室との関わりが深い。

本尊は光そのものであり、ライトアップにより歴史を感じさせる楠、幻想的な幾種もの庭園、諸堂は、まさに佛国土をおもわせる神秘的な世界です。

[交通]市バス知恩院前、神宮道または地下鉄東山駅下車

[時間]午後6時~9時30分(受付終了)

※昼の拝観/午前9時~午後4時30分(受付終了)

 大人500円 中高生400円 小学生200円

[拝観料]大人800円 小中高生400円

[問合せ]電話075-561-2345
 
 

知恩院 ちおんいん

東山三十六峰に聳える国宝三門と友禅苑がライトアップされます。

特別公開の友禅苑は、江戸初期加賀に生まれた宮崎友禅斎生誕300年を記念し庭園内に銅像を建て、その遺功を顕彰して出来ました。

友禅苑から眺める三門は、華麗で優雅な世界を照らし出しています。

三門内部の夜間拝観も同時に行われます。

友禅苑には、お茶席準備。

[交通]市バス知恩院前または地下鉄東山駅下車

[時間]午後6時~9時30分(午後9時受付終了)

 友禅苑・三門(楼上拝観含む)

 ※昼の拝観(友禅苑のみ)/午前9時~午後4時(受付終了)

 大人300円 小中生150円

[拝観料]大人1,000円 小中生500円

[問合せ]電話075-541-5142
 
 

八坂神社 やさかじんじゃ

全国に三千社以上ある祇園社の総本社。

“祇園さん”と呼ばれ広く信仰を集める。

西楼門のライトアップに加え、境内108の灯籠に灯りがともります。

昼間に特別拝観できる本殿は、祇園造という特殊な建築様式で重要文化財。

[交通]市バス祇園下車

[時間]午後6時~9時30分 境内自由

[拝観料]大人500円 中学生以下300円

[問合せ]電話075-561-6155
 
 

圓徳院 えんとくいん

北政所(ねね・高台院)が余生を送った終焉の地で、伏見城の化粧御殿前庭を移した石組みの迫力、国名勝指定「北庭」、ねね様のやさしさを表した「方丈前庭」をライトアップします。

長谷川等伯、赤松燎画伯の襖絵も公開。

[交通]市バス東山安井下車

[時間]午後5時~9時30分(受付終了)

※昼の拝観/午前10時~午後5時(入れ替えなし)

[拝観料]昼夜共/大人500円 中高生200円

[問合せ]電話075-525-0101
 
 

高台寺 こうだいじ

北政所(ねね・高台院)が開創した寺で、境内重文の開山堂、霊屋、傘亭、時雨亭をはじめ名勝庭園、方文前庭「波心庭」、臥龍池の「水鏡」、竹林をライトアップし、女性の寺らしい幽玄さをかもしだします。

[交通]市バス東山安井下車

[時間]午後5時~9時30分(受付終了)

 ※昼の拝観/午前9時~午後5時(受付終了)

[拝観料]昼夜共/大人600円 小中高生250円

[問合せ]電話075-561-9966
 

法観寺 ほうかんじ

東山のシンボル「八坂の塔」をライトアップ。

崇峻天皇2年(589)観音菩薩の夢告により聖徳太子が創建したと伝えられる。

現在の塔は永享12年(1440)室町幕府第六代将軍足利義教公により再建。

内部に飛鳥時代の礎石を遺す。

[交通]市バス東山安井または清水道下車

[時間]午前10時~午後4時 ※夜間拝観は無し

[拝観料]大人400円(小学生以下不可)

[問合せ]電話075-551-2417


 
 

清水寺 きよみずでら

西国三十三カ所霊場の第十六番札所。

“清水の舞台”で余りにも有名。

国宝本堂をはじめとする堂塔伽藍の建築美が浮かび上がり、市街の夜景が一望できます。

[交通]市バス五条坂または清水道下車

[時間]午後6時30~?9時30分(受付終了)

 ※通年拝観/午前6時~午後5時30分 大人300円 小中生200円

[拝観料]大人400円 小中生200円

[問合せ]電話075-551-1234

 

 

京都東山花灯路

詳しくは:http://www.hanatouro.jp/

京都花灯路ブログ:http://www.hanatouro.jp/blog/
 


京都東山花灯路おすすめコース

2019年02月26日 06時50分02秒 | 京都ぶらり女の1人旅

市バスの混雑&遅れを避け、電車で向かいます。

会場の中間地点である八坂神社から歩き始めてもいいですね。

ダイヤの乱れが少ない電車で五条坂・清水道・祇園辺りは車でいっぱいになるかも。

京都駅から電車で向かうなら、京都駅→JR奈良線「東福寺」駅→京阪本線「清水五条」駅・もしくは「祇園四条」駅

京都駅→地下鉄「烏丸御池」駅→地下鉄東西線「東山」駅→徒歩→祇園というルートになります。
 


・スマートフォン用公式アプリ“京都・東山花灯路
 
来場時の利便性を考慮したエリアマップやイベント情報など回遊に便利な機能やスライドショーなど眺めているだけでも花灯路の雰囲気を味わえるスマートフォンアプリです。

 

北から歩く(青蓮院方面)か、南から歩く(清水寺方面)か?

どちらかと言えば、散策路を南から北へと北上される方が多いかもしれませんね。


「京都初心者」、「夜の東山は初めて」な人 まずは南の清水寺の舞台から京都市内の夜景を観て、高台寺、圓徳院、知恩院、青蓮院…と北へ坂を降りながら名所を押さえて歩くコースをおすすめします。


「お土産物屋をいっぱい見ながら食べ歩きしたい!」という人やはり茶わん坂や三年坂のある南側の方が、たくさんのお店が密集しています。

「東山はもう何度も歩いたよ?」という人 是非、花灯路ならではの文化イベントをお楽しみ下さい。


夜間拝観の開門直後は避ける

寺社のライトアップは、人気の東山花灯路の期間中は特に混みます。

昼間の拝観から夜間拝観へと切り替わる頃には、清水坂が長蛇の列で埋まる事も...。

待ち時間を短縮したいなら、20時頃が狙いめです。


また、一足先にお昼間から会場入りするつもりで、八坂神社の本殿公開(昼間のみ)や、通称「八坂の塔」・法観寺をお参りしてみたり、「銅閣寺」とも呼ばれ る伊東忠太設計の大雲院祇園閣を事前予約して拝観するというのはいかがでしょうか?
 


限られた時間内で全てを巡るのはハードかもしれません。
 
歩き方は人それぞれ。

自分なりにポイントを絞って歩いて下さいね!

 

 

 

 


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京都 東山花灯路  2019年3/8(金)~/17(日)(雨天決行)

2019年02月25日 06時48分40秒 | 京都ぶらり女の1人旅

京都でデートといえば外せないのが寺社のライトアップ。

古都にしか出すことのできない、長い歴史に培われた重厚な建築類や、水打ちされた石畳の落ち着いた佇まいは、本物を分かり始めた二人の心にも響くはず。

京都東山花灯路では、美しく生けられた花と行灯の光が道しるべとなり、二人の散策路を演出します。

 


東山花灯路とは

清水寺から青蓮院までの情緒豊かな散策路が2,500もの露地行灯といけばな作品の花で彩られ、散策路沿いの寺院・神社でも特別拝観とライトアップが行われます。

 


■場所: 東山地域(北は青蓮院から南は清水寺まで)
 
■期間: 2019年3/8(金)~/17(日)(雨天決行)

■時間: 18時~21時半
 
■お問合せ: 075-212-8173(京都・花灯路推進協議会)http://www.hanatouro.jp/

 

 

 

 

 

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京都 真如堂・涅槃会法要と涅槃図公開 3/1(金)~/31(日)

2019年02月24日 06時58分54秒 | 京都ぶらり女の1人旅

江戸時代宝永年間に描かれたという縦6m、横4mの紙本着色で極彩色の涅槃図が1ヶ月間公開され、15日が涅槃会法要です。

「花供祖(はなくそ)あられ」の授与もあります。

 

十五夜の満月が中央に描かれ、右上の雲間に、お釈迦さまの生母である摩耶夫人が駆けつける姿もみえる。

そして8本の沙羅双樹(4本は入滅の悲しみで枯れ、残り4本は供花として花が咲く)の根元に、北を頭に、西を向いて横たわるお釈迦さま。

そのまわりを菩薩など数多くの仏弟子たちが取り囲み、その光景は荘厳なものがある。

くわえて弟子のみならず動物や、本来の「涅槃絵」では描かれることが稀な魚類、昆虫などもおり、本邦最多とされる127種類もの生物が描かれている点は特筆される。

そこに描かれる姿もとても写実的であり、動物たちは手向けの花を口にくわえたり、手に持ったりして、お釈迦さまの死を悼んでいる姿はけなげでもある。

こうした描写は、のちに本草学研究において作成される、精緻な昆虫図譜や若冲の動植綵絵などにも、どこか通底するものがある。

また「涅槃図」に描かれることのない、猫を含んでいる点も興味深いそうだ。なお東福寺の日本最大とされる涅槃図(縦15m、横8m・室町期・明兆作)にも、猫が描かれており、何かしらの関わりがあるかもしれない。


※真如堂・「大涅槃図・特別公開」3月1日~31日。

 東福寺・泉涌寺「涅槃会」3月14日~16日。

 本法寺「春季特別寺宝展」3月15日~4月15日。

 参観の際は、各寺のホームページなどを要確認のこと。

 

■場 所: 真如堂

■期 間: 2019年3/1(金)~/31(日)

■時 間: 9~16時

■料 金: 拝観料:600円(入山料込)

■アクセス: 市バス5「真如堂前」

■お問合せ: 075-771-0915

■詳細ページ:http://shin-nyo-do.jp/

 

 

 

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京のひなまつり(3月1日~3日)

2019年02月23日 06時46分50秒 | 京都ぶらり女の1人旅

3月は女の子にとって何よりも楽しい桃の節句があります。

桃の節句は江戸時代に定められた五節句(七草粥・桃の節句・端午の節句・七夕祭・菊の節句)のうちの一つで、女の子の成長と幸せを願ってひな人形を飾り、お祝いをします。

別名「上巳(じょうし)の節句」とも呼ばれ、悪日とされていた日に紙で人形を作り、けがれを払ってから川に流すという「流し雛」 の風習と平安時代の「御人形(ひいな)遊び」とが結びついて、江戸時代に現在のようなひな祭になったといわれています。
 

家族の願いが込められた身代わり人形

 

下鴨神社の流しびな

流しびなは平安時代に始まったとされる、子どもの健やかな成長を願って小さな人形を子どもの身代わりに川や海に流し厄を払う行事で、ひな祭りの原型とされています。

下鴨神社では、公募で選ばれ結婚を控えた男女が、十二単に衣冠装束姿に身を包み、桟俵(さんだわら)に乗せた和紙人形を境内の御手洗川に流します。

また、各種雛人形が当たる抽選会や、にごり酒、甘酒の接待、琴の生演奏などの行事が盛大に行われ、毎年多くの人が集まります。

当日は当日は先着200名に「流し雛」がプレゼントされ、販売もしています。

 

日程:3月3日(※毎年同じ日程です)
 
時間:受付 10時~、神事 10時半~

料金:境内無料・参加自由

下鴨神社(しもがもじんじゃ)

京都市左京区下鴨泉川町

075-761-3460

京人形商工業協同組合)

市バス205「下鴨神社前」

 

市比売神社・ひいな祭

官女の舞や、十二単の着付けの実演、投扇興や貝合わせが行われ、ひな茶の接待もうれしいところ(一部有料)。

 当神社は、平安京の東西の市場の守護神として勧請されたのが起こりだそうです。

■場 所: 市比売神社(いちひめじんじゃ)
 
■期 間: 3/3(※毎年同じ日程です)

■料 金: 2,000円

■アクセス: 市バス 17・205「河原町正面」または京阪「清水五条」駅より徒歩約5分
 
■お問合せ: 075-361-2775

 

 

京の豆知識

おひなさま、東と西でこう違う !


◇男雛と女雛は左右どちらが正しい?◇


現在、関東では向かって左が御内裏様(親王:男)、右が御雛様(内親王:女)。

関西では反対となっているそうです。

古来日本では左が上位(左大臣は右大臣より偉い)。

ただこの左右は一番偉い人が下位の者を見た場合の左右なので、雛飾りでいえば御内裏様から見た左右。

そのため、御内裏様、御雛様を見上げる立場からすると向かって右が上位と言うことで御内裏様が向かって右、御雛様が左にある(別に男尊女卑論では有りません)関西の方式が日本の古来からの方式といえそうです。

これに対して関東方式は、明治以降ヨーロッパ等の習慣にあわせて女性を向かって右に配する方式を日本の皇室が採用した(西洋式の行事について)ことから、東京の人形商協会が向かって右を女性、左を男性の配置を正式すると決定したためだそうです。

 

◇おひな様のお道具◇


関東の雛飾りと関西の雛飾り、よく見ると何かが違います。

そう、それはおひな様のお道具です。

京都の雛飾りには、たんす、長持ち、などの一般的なお道具の他に、調理器具や食器、おくどさん(釜)などの生活用品がありますが、関東の雛飾りには一般的にはありません。

これも京都ならではの風習なのでしょうか。

 

その他のひな祭り

西陣・富田屋 町家の雛祭り

京都では旧暦にならい、1ヶ月遅れて4月3日にお祝いします。

 お客を迎え、その家の女の子に福が訪れるよう、きれいな着物を着せて歌を読だり、ご馳走を食べながら、その子の幸せを祈ります。

文化財である町家にて、昔の雛祭りのしきたりを再現し、代々の歴史あるお雛様を鑑賞しながら楽しむ催しです。
 
場所:富田屋(上京区大宮通一条上る)
 

 
時間:11~13時、
 
料金:8400円(特別料理、白酒付き)定員20名(予約は2名様以上)

夕食会(17時~):15,750円~(白酒付)(税サ飲物別)

希望により茶席も用意(予約は2名以上)。


アクセス

市バス9「一条戻り橋」
 
お問い合わせ:075-432-6701

 

 
神足ふれあい町家 「ふれあいひな祭り」
 
長岡京市民らから寄贈された明治初期~平成の7セットのひな飾りがずらりと並びます。

60~30年前のひな飾りを中心に、おひな様とお内裏様のほか、三人官女や五人囃子なども優美な姿を見せ、期間中は撮影もできます。

投扇興も楽しむ事ができ、喫茶コーナーでは和菓子やお抹茶、甘酒なども用意されています。

場所:神足ふれあい町家(京都府長岡京市神足二丁目13-10)


 
日程:2/21(土)~3/3(火) 琴の演奏:3/1 13時~、日本舞踊:3/1 14時~。

時間:9~18時

アクセス

JR東海道本線「長岡京」駅

お問い合わせ:075-951-5175

 

 
三十三間堂境内無料開放   

 
法住寺・「雛祭 つりびな展」
 
布で作った小さな人形、花、財布、金魚などの飾りをひもに付けて天井からぶら下げる「つりびな」。

ちりめんや古い着物地で作った飾りには、花は美しい娘になるように、金魚は目(芽)が出るように、唐辛子は虫が付かないように、との願いがこもっています。

住職の義母による手作りで、高さ約2メートル。

1点に5本のひもが垂れ下がり、それぞれ人形などの飾りが10個ずつ付いています。

つりびなのほか、寺に伝わるひな人形も展示されます。


場所:法住寺(三十三間堂東側)
 
日程:2/28(土)~3/10(火)

時間:9~17時

料金:300円

アクセス

市バス206・208「博物館・三十三間堂前」
 
お問い合わせ:075-561-4137
 

          
 
さがの人形の家・「孝明天皇愛玩のお雛様とさつまの糸雛展」
 
昨年のNHK大河ドラマ「篤姫」のふるさと・薩摩地方で飾られた珍しい「糸びな」や「金助まり」、孝明天皇ご愛玩の「五段びな」や、寛永びな、元禄びな、享保びな、次郎左ェ門びななど、さまざまなひな人形を展示しています。

場所:さがの人形の家(三十三間堂東側)
 
日程:2/21(土)~4/5(日)

時間:9時半~17時

料金:一般1,000円

アクセス

市バス28「釈迦堂駅」、JR「嵯峨嵐山」駅
 
お問い合わせ:075-882-1421


宝鏡寺のひな祭り

人形の寺・宝鏡寺で毎年行われているひな祭り。

「春の小川」 をテーマに「曲水の宴」「桃の節句」「雛まつり」の三場面が人形で再現された様々な雛人形が飾られた本堂で、島原太夫の艶やかな舞の披露に始まり、中国琵 琶と歌の生演奏などがあります。

毎春恒例の「春の人形展」では、「京のひなまつり」をテーマに歴代皇女ゆかりの人形をはじめ多数の人形や、場面を設定した等身大の人形も展示されます。

日程:3月1日(※毎年同じ日程です)

時間:10~16時 ひな祭りは11時~11時半

料 金:600円(拝観料)

 

上賀茂神社の桃花神事

桃花神事(とうかしんじ)とは五節句の重要な行事の一つで、神前に桃の花やこぶしの花、よもぎ餅などの神饌(しんせ ん)をそなえ、無病息災を祈ります。

儀式は本殿側の川の前で参拝することに始まり、宮司たちの行列が古来の方法にのっとって神前に神饌をそなえ ます。

この行事には一般の観光客も参列すること が出来るので、儀式を間近で見ることができます。

おごそかにとりおこなわれる神事は、今も昔も変わりません。

時間:10時

料金:参加自由

 

 

 

 

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京都 世界遺産平等院・関白忌(3月2日)

2019年02月22日 06時40分14秒 | 京都ぶらり女の1人旅

平等院を訪れたのなら、やはり見ておきたいのは鳳凰堂ですね。

これまで大修理が行われており、2007年9月には終了しましたが、それまでの期間は、内部拝観はできませんでした。

現在は拝観も出来ます。

10円硬貨に描かれている建物は、一目見ておきたいものです。


平等院の創建者で、宇治関白として知られる藤原頼通を偲んで営まれる忌日法要です。

昭和の大修理後の1958年に復活されて以来、毎年続けられています。

2010年に復元された住職の「裘代五條袈裟(きゅうたいごじょうげさ)」は、1053年創建の平等院の落慶式で導師が着用したとみられるもので、6枚の衣を重ね、裾が通常より長いのが特徴です。
 
宝物館・鳳翔館は旧宝物館の6倍以上の容積で、本格的。

最新デジタル技術によるコンピューター・グラフィックスを駆使した復元映像展示や、平安時代の仏教美術等が企画・展示されています。

 


鳳凰堂

10円硬貨に描かれている建物です。

鳳凰堂もとは鮮やかな朱色で塗られ、屋根の上の鳳凰も金色に輝いていました。

しかし、現在は風化し、くすんだ木の色となって佇んでいます。

美しい姿を見せてくれる鳳凰堂ですが、当時の姿にも興味がありますよね。

現在、鳳翔館では、往時の鳳凰堂の姿を映像で解説。

極彩色の建物や、天井に貼られていた鏡などを再現しています。

また、自然界においても、貴重なものが復活していました。

 


扇の芝

観音殿の北側にある扇形の芝生。

 

源頼政 辞世の和歌

      埋もれ木の 花咲くこともなかりしに

            身のなるはてぞ 哀れなりける

 

砂ずり藤

平等院の魅力は、歴史建物だけでなく四季折々に変化する景観も挙げられます。

特に春に開花する藤棚は圧巻です。

「砂ずり藤」と呼ばれており、見る物の目を奪いますよ。

地面の砂にすりそうなぐらい長く垂れ下がっていることからこの名がついた藤棚は、宇治の春の風物詩とも言われています。

樹齢280年にもなるそうですよ。

藤の花の甘い香りが漂い、視覚だけでなく嗅覚も楽しませてくれます。

 


平等院表参道を散策してみては如何ですか

平等院は、その歴史的建造物だけでなく、表参道も人気スポットです。

数々のお茶屋さんやお土産屋さんが立ち並ぶ表参道は、多くの観光客が立ち寄るグルメスポットでもあります。

 
 


今日もちょっと京都通。
 
次回もよろしくお願いします。

 

<京都駅から宇治へのアクセス>

1: JR奈良線で「宇治」駅下車。

2: 京阪電車の場合は、「中書島」駅で宇治線に乗り換え、「宇治」駅下車。

※普通で「中書島」駅から約14分

3: 近鉄電車の場合は、「大久保」駅で京阪宇治バスに乗り換え、「京阪宇治」駅下車。

※「大久保」駅から約17分
 

■場 所: 平等院

■期 間: 3/2(※毎年同じ日程です)

■料 金: 拝観料:600円(庭園と鳳翔館)

■アクセス: 京阪電車「宇治」駅、JR奈良線「宇治」駅

■お問合せ: 0774-21-2861


宇治周辺情報

http://www.e-kyoto.net/kyocourse/544

公式ホームページ

http://www.byodoin.or.jp/

 

 

 

 


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京都嵯峨野トロッコ列車運転始動 (3月1日)

2019年02月21日 06時46分14秒 | 京都ぶらり女の1人旅

冬の間(12/30~2月末日)運休していたトロッコ列車が春風をきって動き出します。

8つのトンネルをくぐり、保津峡の渓谷美を乗客に楽しませながら、旧山陰本線の嵯峨~亀岡間を走ります。


由来

開航400年の保津川下り


・長岡京時代…

水運によって木材を輸送、寺院や城の造営に

京に都が置かれる前から、保津川の水流を利用して京都や大阪に物資を運ぶための水運「川下り」が行なわれていました。

その後、上流の丹波から筏に乗せて木材が輸送され、天龍寺や臨川寺、大阪城築城、伏見城の造営等に貢献しました。

まっすぐに剪定された姿で有名な北山杉は、床柱などに利用されます。
 

1606(慶長11)年~昭和23年頃…角倉了以の開削、産業を支える 徳川家康の許可のもと、安南(ベトナム)へと朱印船を派遣して海外貿易を行い、川大名と呼ばれた京都の豪商・角倉了以によって保津川開削され、難工事を経て物流河川としての水路が開かれてからは、米・麦・薪炭等も高瀬舟で輸送されるようになりました。


・明治32年~戦後…水運としての役目を終える


山陰線の開通、トラック輸送の発達によって、筏と船による水運利用は次第に姿を消していきました。


・明治の28年頃~現在…観光遊船として人を運ぶ


保津川峡谷の四季を通じた自然美を活かし、遊船として観光客を乗せた川下りとして生まれ変わりました。


亀岡~嵯峨間で16kmの保津川下りは、今や海外からも利用者が増え、年間を通じて約30万の観光客が訪れています。

 

手作りから再出発したトロッコ列車

現在トロッコ列車が走っている線路はその昔、京都政財界の大御所・田中源太郎氏が敷設した京鶴線(旧山陰本線)の一部でした。
 
1989年に山陰本線(嵯峨野線)の嵯峨(現在の嵯峨嵐山)~馬堀間が新線に切替えられ廃線に。

しかし、保津峡谷を縫って走り、車窓から素晴らしい景色で乗客を楽しませてきたこの廃線区間を観光用に開発する事になりました。

錆びた線路、朽ち果てた枕木等、路線を整備して沿線に桜を植樹、木々や草の手入れをして、9名の職員の手作りによって1991年、再スタートを切りました。

「乗客はせいぜい20余万人程度しか来ない」「3年ももたない」等と言われていましたが、開業初年度はなんと、68万人もの人が押し寄せたといいます。

沿線に植えられた桜並木、ライトアップや列車案内等の温かなおもてなしと保津峡の景観は今も守られ続け、海外からの乗客も含め例年90万人がトロッコに乗って出発進行しています。

蓮華岩を越えた先にあるこの橋は、建設当時「アジアで最も大きい橋」と言われていました。

レンガ造りに風情がありますね。

新たな動力の出現によって、一時は衰微を辿った保津川下りと旧山陰本線。

復活をかけて多くの人が難工事に流した汗と涙の末に、移動の手段からエンターテイナーとして姿を変え、京都観光の人気と共に今もなお、ますますの盛況ぶりをみせています。

櫂を握る船頭さんの手、沿線に桜と紅葉を植え続ける人たちの手。

四季折々の保津峡の景色と、駅員や乗客同士の触れ合い。

豊かで便利になった世の中を高速で突っ走って来た私達は、線路のあちこちでいつの間にか落としてきたものを、拾い集めに来たのかもしれませんね。
 
京都府の真ん中、丹波高地から始まった保津川の流れは、大堰川と名を変えて名勝・嵐山へと私達を運び、渡月橋を越えると桂川となります。

後に鴨川と合流、木津川、宇治川と束ねられ、そして淀川となって大阪湾へと流れて行きます。
 

保津川下り 定期船の出船時刻所要時間約2時間

(水量の都合により多少早遅があります)
 
一隻定員になりしだい随時出船する事もあります 土、日、祝日は随時運航となります 。

 

■期 間: 3/1~12/29

 (※毎年同じ日程ですが、祝日を除く水曜が運休の期間もあり)


 
保津川下り 料金表

● 料金は普通料金です。
 
● 小人の年齢

トロッコ列車: 小学生

バ   ス  : 小学生

保津川下り: 4才から12才

普通料金 大人 小人

トロッコ列車(片道) 620円 310円


*バス

トロッコ亀岡駅から保津川下り乗船場行きのバスです。

最終の定期船に間に合う時間まで運行しています。
 
それ以降の時間は運行していないのでご注意下さい。


*タクシー

トロッコ亀岡駅から保津川下り乗船場行き(予約限定区間)のタクシーです。

トロッコ嵯峨駅・トロッコ嵐山駅にて、トロッコ列車ご乗車の前に予約が必要です。

(当社で乗車券をお求めいただいた価格です。)

最終のトロッコ列車『嵯峨野15号』まで、ご利用いただくことが可能です。

 

 

 

 

 

 

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京都 宝鏡寺・雛祭 (3月1日)

2019年02月20日 07時03分35秒 | 京都ぶらり女の1人旅

ここ宝鏡寺は、別名「人形寺」として有名です。

代々天皇の皇女が宝鏡寺の住職を務めました。

そのため御所から度々人形が贈られました。

 

春の人形展の開催は、3月1日から4月3日まで。

また、本堂や阿弥陀堂も特別公開され、見学する事が可能です。

宝鏡寺のひなまつりは、この春の人形展の最初を飾る大切な行事となっています。

本堂には、「曲水の宴」「桃の節句」「雛まつり」の三場面が人形で再現。

貴重な人形で再現されたひな人形は、一見の価値があります。

特に古い人形に興味がある方には、魅力的な光景でしょう。

昭和32(1957)年の秋から始まった人形展で宝鏡寺伝来のお人形などを一般公開するようになり、またその頃から人形供養も承るようになったことから、「人形の寺」と呼ばれるようになりました。

孝明天皇ご遺愛の人形をはじめ、皇族ゆかりの由緒ある人形が数多く保存されています。

島原の大夫によるあでやかな舞のお披露目です。

多くの人が詰めかけるため、雛祭は2012年春より申込制となりました(※本年度の申し込み受付は2012年12月31日にて締め切りました)。

 

人形よ 誰がつくりしか

  誰に愛されしか 知らねども

    愛された事実こそ

      汝が成仏の誠なれ

                武者小路実篤


お守りの説明文

「その人形が人を悲しい目や辛い目に遭わせるようになるとは考えたくありません。

いつまでも私たちに心の安らぎを与え、吉祥の人形となりますように願いをこめて・・・」

 

宝鏡寺のひなまつりは、写真撮影・録画・録音は一切禁止。


■場 所: 宝鏡寺

■期 間: 境内自由

雛祭:3/1(※毎年同じ日程です)11時~11時半、

人形展:3/1~4/3(※毎年同じ日程です)

■料 金: 拝観料:600円

雛祭イベント参列:1000円

※人形供養のお供養料は3,000円から


■アクセス: 市バス9「堀川寺ノ内」

京都駅から地下鉄に乗車、鞍馬口駅で下車して徒歩約15分。

または、今出川駅で下車、同じく徒歩15分ぐらいで到着します。

市バスで行く場合は、9系統に乗車して、堀川寺之内で下りてすぐですよ。
 
■お問合せ: 075-451-1550

詳細ページ:http://www.hokyoji.net/

 

 

 

 

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