さて、何に驚かされたのか?どんな技なのか?という要の部分から記します。
彼女とようやくシッカリと結合出来てから程なく…というより、彼女は堰をきったように、潤い出しました。まるでその時を待っていたかのように、がっしりと結合したその日から、溢れんばかりに潤うようになりました。行為の途中そのことをさりげなく彼女に言うと、“すごく濡れちゃった”と恥ずかしそうに、彼女は答える…と共に、時を同じくして、彼女は驚かされた行動出るようになりました。いきなりぼくのものを、咥えるのです。
その頃定番となった、早朝寿司屋で、彼女の好物の日本酒をいただき、肴と鮨をつまみ、ホテルに行ってチェックインを済ませ、部屋に入り荷物を置いて、服を脱ぎだし下着になるとすぐ、ぼくのを引っ張りだし、咥えるようになったのでした、以来ずっと。そして、何より驚かされたのは、飲んでしまうこと、こぼさず漏らさず全て。
ぼくは驚いきました。経験はなくはなかったですが、せいぜいそれを許してくれても、やむを得ず、仕方なく受け止め、吐き出すものだと思っておりましたが、彼女の場合明らかにそうではないのです。
パートナーの口の中に発射する…それまでぼくには二度しか経験がありませんでしたが、最初は非難され、二度目は先方が、仕方なく貯めて吐き出した…そんな具合でありましたので、ぼくの中では、女性に対しやってはいけないこと、と刷り込まれておりました。
しかし彼女は違う。発射準備が整うにつれ、強く刺激し咥えこんで離さない。さらに逃げようとすると、がっしりコチラの下半身をロックする。“いきそう”“いっちゃいそう”さらにロックがきつくなる。“でちゃうよ”彼女の腕を振りほどこうとするが、刺激が加速し手遅れになる“でちゃう!でちゃう!!”そして思い切りぶちまけてしまった。ヒクツキが終わるやいなや、“大丈夫??”ときくと、にこやかに“ぜんぶ飲んじゃった”とのたまう。“平気??”“うん、平気よ”“気持ち悪くない??”“ううん”と首を横に振って否定。
その頃になると、身体の反応と同時に比して、特に彼女の心にも、変化が認められるようになりました。ずぶ濡れになるようになった時から、咥え飲むようになった時を同じくして、初めて彼女の口から“大好きだから”と言われるようになりました。
有頂天になりながら、心と身体の呼応の強固さを、今更ながら思い知りました。
そして、どんなに演じても、身体は嘘をつかないことも。口で何を言われても、身体の微細な反応をレシーブすれば、事実が判るというものだということを、痛感させられました。
逢ったときには、ベッドの中でのあらゆる行為を、微塵にも想起させない、真面目で凛として、品格あふれる彼女はこう言いました。
飲むことについても、彼女は不愉快ではないのか?我慢してないのか?あまりにぼくが確認するものだから、ある日シラフの時に、しっかりと目を見つめられ、言われました。
“大好きな人のものを飲むのは、わたしにとっては当たり前なの”
と。
長くなりました、続きはまた、明日。