当たり前の顔して幸福になる

節約、運用などについて書きます。

ベネッセの危機対応は及第点に届いていない

2014-10-06 20:19:39 | その他
ベネッセから「お客様情報漏えいに関するお詫びとご報告」が届きました。
ベネッセ


漏えいの対象となりご心配をおかけしたお客様へ、些少ではございますが、
お詫びの品をご用意させていただきたく、上記のお手紙にご案内を
同封させていただいております。お詫びの品として、500円分の金券
(電子マネーギフトまたは全国共通図書カード)をご用意させていただきます。


家族4人分ですので、2000円になります。
大人と子供が一律500円というのは安易すぎると思います。
子供の情報と大人の情報が等価値ということは、子供の情報を漏らすということの重要性を本当に理解しているのかと言いたくなります。

個人的には、大人の情報は漏れていて当然だと思っていますし、それを前提に行動すべきだと思っています。
何かの会員になるということは、個人情報を売ると同義だと思ってます。
一方、子供は自分の情報が漏れていること前提に行動するわけではありませんので、その情報は慎重に取り扱われるべきです。
いくら謝られても気持ちは伝わりませんし、金額にしか本当の考え方は分かりません。
どうせ金券を配るのなら、その金額にお詫びの気持ちを示すべきだったと思います。

また、「弊社からのもうひとつのお詫びのあり方」として、「ベネッセこども基金」への
寄付を呼びかけています。
寄付を呼びかけるのはいいとして、ベネッセがどのように関わるかを具体的に示すべきだと思います。
人に寄付を呼びかけるなら、自分は毎年いくら出しますとか言えないのでしょうか。

情報が漏れること自体は防ぎきることはできないと思いますが、その後の対応で挽回は可能です。
今回の場合、漏れたあとの危機対応は及第点には届かないと評価します。

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