先日の心臓の運動負荷検査のな長ーい検査待ちで過ごした神戸空港で久しぶりに
時代人情推理小説の護国の剣 御算用日記 六道慧著を読みました。ついにシリーズも
10冊目です。
前回の「星星の火」から2ヶ月以上も空きました。忙しいのもありますが、シリーズの
最新刊の11冊目が4月に出たところで読書ペースを緩めました。
第9弾 星星の火 御算用日記 六道慧著:
尚武の気風を誇る肥後国人見藩では、急逝した前藩主の近習二人が、御法度の殉死を
犯したとの疑惑が持たれていました。友の早乙女一角とともに潜入した幕府御算用者
の生田数之進は、御家乗っ取りを狙う老中首座・松平信明と「交ざり者」の企てを
阻止できるのか楽しみです。姿を見せぬ前藩主の弟。そして、人見藩の至宝、幻の花
とは何か、謎解きに時間を忘れます。(一部「BOOK」データベース引用)
この時代人情推理小説、御算用日記を読むと江戸の時代背景もありますが、人情が溢れ
ゆっくりと時間が流れ、ほんわかな気分になります。
さまざまな藩の江戸屋敷に潜入して藩の秘密を暴くと同時に、一件を丸く収めるために、
千両知恵を発揮するのが基本スタイルです。剣術が全くダメで、知恵だけで勝負する
のがユニークと言えます。
毎度のことながら、主人公の生田数之進のまじめに仕事や人に接する姿に感服します。
その藩のために命がけで働く姿です。生田数之進の信念が素晴らしいです。
自らを商人侍と思い定めて、「自分よし、相手よし、世間よし」の「三方よし」の
精神で救うべき相手に疑われながらも、危機に陥った藩を助けるのです。
「不器用でもいい、こつこつと地道に努力することこそが大切であること」
を教えてくれます。
しかし、作者はつぎつぎと諸藩の騒動を考え付くものですね。その藩の内情に絡めて、
1件毎に新たな知識を得られるのありがたいです。今回は「朝顔」でした。
毎年、夏になれば見かける朝顔ですが「変化朝顔」は知りませんでした。
朝の散歩で朝顔を見かけたら、ジックリと拝見させていただきます。有難うございます。
時代人情推理小説の護国の剣 御算用日記 六道慧著を読みました。ついにシリーズも
10冊目です。
前回の「星星の火」から2ヶ月以上も空きました。忙しいのもありますが、シリーズの
最新刊の11冊目が4月に出たところで読書ペースを緩めました。
第9弾 星星の火 御算用日記 六道慧著:
尚武の気風を誇る肥後国人見藩では、急逝した前藩主の近習二人が、御法度の殉死を
犯したとの疑惑が持たれていました。友の早乙女一角とともに潜入した幕府御算用者
の生田数之進は、御家乗っ取りを狙う老中首座・松平信明と「交ざり者」の企てを
阻止できるのか楽しみです。姿を見せぬ前藩主の弟。そして、人見藩の至宝、幻の花
とは何か、謎解きに時間を忘れます。(一部「BOOK」データベース引用)
この時代人情推理小説、御算用日記を読むと江戸の時代背景もありますが、人情が溢れ
ゆっくりと時間が流れ、ほんわかな気分になります。
さまざまな藩の江戸屋敷に潜入して藩の秘密を暴くと同時に、一件を丸く収めるために、
千両知恵を発揮するのが基本スタイルです。剣術が全くダメで、知恵だけで勝負する
のがユニークと言えます。
毎度のことながら、主人公の生田数之進のまじめに仕事や人に接する姿に感服します。
その藩のために命がけで働く姿です。生田数之進の信念が素晴らしいです。
自らを商人侍と思い定めて、「自分よし、相手よし、世間よし」の「三方よし」の
精神で救うべき相手に疑われながらも、危機に陥った藩を助けるのです。
「不器用でもいい、こつこつと地道に努力することこそが大切であること」
を教えてくれます。
しかし、作者はつぎつぎと諸藩の騒動を考え付くものですね。その藩の内情に絡めて、
1件毎に新たな知識を得られるのありがたいです。今回は「朝顔」でした。
毎年、夏になれば見かける朝顔ですが「変化朝顔」は知りませんでした。
朝の散歩で朝顔を見かけたら、ジックリと拝見させていただきます。有難うございます。