SDTMの気まま空間

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女王陛下の007のサントラ盤について (2006-11-05 の記事再掲)

2015-06-30 22:57:53 | 音楽全般
★ 女王陛下の007のサントラ盤について (2006-11-05 の記事再掲)

 小学生の高学年だったか、家族で有楽町のとある映画館へ行ったのだか、お目当ての映画が上映されていなくて、急遽、「女王陛下の007」を観る事になった。父親が家族を引き連れて、アクション物を見るという事はそれまでは無かったことであった。しかし、この映画はSDTMにとって、一生思い出に残る物となったのである。

この映画で忘れることができないシーンは2つある。

○1つ目は、007がブロフェルドの基地から逃げ出すシーンであり、スイスアルプス(実際はフランスかな)の雪に覆われた山肌をスキーで滑走していく所である。なかなかショッキングなシーンもあり、雪掻きロータリーに敵方が巻き込まれてしまい、吐き出される雪に血が混じるというものである。

○2つ目は、まさに最後のシーン、結婚を遂げ、幸福の絶頂にある007とフィアンセに、走り抜ける車の窓からブロフェルドが機関銃掃射で襲う。その銃弾で息を引き取ったフィアンセに呼掛ける007の悲しい声、、007はハッピーエンドと決まっているらしいが、、これは小学生のSDTMも悲しくって、、

というような印象を心に刻んだのでした。SDTMは三鷹駅南口にあったレコード店でそのサントラ盤カセットを購入しました。確か2200円と当時のSDTMにとっては高額な買い物でした。このカセットは、純粋に「女王陛下の007」のみのサントラではなく、それまでの007シリーズのベスト版みたいなものでしたが、それでも当時のSDTMとしてはそれで十分満足したものです。

時は経ち、インターネットで情報サーフィンができるようになり、007に詳しい方と情報交換することができ、そのサントラ盤LPをお持ちだということを知り、無理を承知で、個人使用のみと言うことでカセットにコピーしていただきました。それを聴くと不思議なもので、映画の各シーンを思い出すのです。たしか、TVでもこの映画は放映されたはずなのですが、それを観た時には感じなかった感動がありました。音で当時の感動を思い出すという不思議なスイッチが入ったのでしょう。

取り止めの無い話をだらだら書きました。お付き合い、有難う御座います。


【タグ】 007 女王陛下の007 
     映画 サントラ盤 ジェームズ・ボンド ジョージ・レーゼンビー





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2006-11-05 00:17:13

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4 コメント

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007の番号を貰う以前の話だという新作は「?」 (市村)
2006-11-06 01:50:14
★どうも、市村です。

>『女王陛下の007』
★私は歳の離れた親戚のおニイさんに、家には内緒で連れて行ってもらいました(笑)。後に予備校へ行くと言って、祇園会館という映画館で再見しました。映画化作品の中では最も原作に忠実に描かれた作品です。私はこれをシリーズのベスト5には入れたいですね。

>スイスアルプス(実際はフランスかな)
★あの展望台のあるレストランはピズ・グロリアというスイス圏の建物だと思いますので、山もスイスではないでしょうか?。

>007とフィアンセに、走り抜ける車の窓からブロフェルドが機関銃掃射で襲う
★厳密には、ブロフェルドの女性秘書のフロイライン・イルマ・ブントが撃っていたのではないかと思います。で、原作の順番では、この後に『007は二度死ぬ』が続きます。妻を亡くして、失意の中、日本の九州にある城を買い取った謎の外国人を捜査するうち、それがブロフェルドであることを知り、復讐する話となっています。ここで、日本の鎧兜を身に付けたブロフェルドの姿が、後に007ファンである『スターウォーズ』の作り手によって、ダースベイダーのモデルとなったようです。

★ジョン・バリーさん作曲のテーマ曲がイイんですよねー。今だに、どこかの局のスポーツニュースで使われていますが(笑)。ショーン・コネリーさんから役者を交替させたので、主題歌も歌なしで試してみたのでしょうね。ロイヤルブルーみたいな紫色みたいなクレジットタイトルのバックの色ともマッチしていて、イイんですよね。過去の五作の名シーンが砂時計の中に落ちていって。ちなみに新作の『007/カジノ・ロワイヤル』の サントラCDは今月の20日くらいに出るようです。もちろん、買います!(爆)。
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夜遅く、素晴らしいコメントを… (SDTM)
2006-11-06 05:10:45
★ 有難う御座います。うんちくはやはり市村さんには敵いませんね。4つ項目にコメント頂き感謝です。特に最後の2つをいとも簡単に出ているあたり、普通じゃありません。記事を引き立てる素晴らしいコメントになりました。

【余談】
  市村さんには、非常に影響を受け、コメント欄の最初の「★」も真似させて貰っています。

今後とも宜しくお願いします。
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お久しぶりです (朱夏)
2006-11-07 01:19:55
ゼロゼロセブン(<いまだにココロの中ではこう呼んでます)は、私の世代だと70年代の前半にテレビの洋画劇場で観るものでした。同じ世代じゃないかって?小学校を卒業するあたりの1~2歳の差は結構大きいです。あぁ、73年からはロジャー・ムーアのシリーズが始まりますけど・・

話は戻ってTVですが、その時期に『女王陛下~』はやらなかったような?デビッド・ニーブンの『カジノロワイヤル』は観ましたけど。
で、ジョージ・レーゼンビーといえば、ドラゴンブームにあやかって作られた『電撃ストーナー』のイメージが強くて、その時初めて007をやった俳優だと知りました。話がそれてゴメンナサイ。

サントラ音源入手されたそうで良かったですね。当時はビデオが無かったのでその気持は良くわかります。『小さな恋のメロディ』の全セリフ入りカセットを大枚はたいて買った想い出があります。映画の追体験がしたくて原作本もよく読みました。007は中学生の時にハヤカワポケットミステリ(ビニールカバーがついてたような?)で読んでます。
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同世代でしょう… (SDTM)
2006-11-08 02:03:24
★ >その時期に『女王陛下~』はやらなかったような?

ええ、其の通りです。かなり後で、我々?が社会人になってからだとおもいます。

  >『電撃ストーナー』

おぉ、そうでしたか、こういう「うんちく」を聞けるのも朱夏様ならでです。

コメントを有難う御座いました。今後とも宜しくお願いします。
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