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中村桂子さん出演の番組を見て「NHK:こころの時代~「いのちの中へ」 追加修正

2011-12-02 09:20:21 | TV番組/アニメ

★ 中村桂子さん出演の番組を見て「NHK:こころの時代~「いのちの中へ」 追加修正

 日曜のTV欄を見て、偶然にも「中村桂子さん」の名前が眼に入る。番組のタイトルが「こころの時代」とあるので、単に生物の話じゃないなと直感はしました。
 昼食を終えて、ちょっとまどろんでいる最中にTV番組を見始めました。中村さんが現在たずさわっているJT生命誌研究館館長のことから話し始め、その立場で今何を語ろうとしているのかを分かりやすい言葉で解説してくれていました。
 要約して良いか判断しにくいのですが、以下トライしてみました。(頓珍漢かもしれません。)


従来の科学は「いきもの」を機械としてみて、結果がどうなのかだけを見ている。そんな単純なものではなく、「いきもの」はその生きているという姿、プロセス自身が意味があるという観点が大切だと「中村桂子さん」は仰っていた。「いきもの」の生きていること自体が凄いと思う感覚を皆に共有してほしい、そんな願いがあったと思う。

生きものはみな、38億年前一つの細胞から始り、進化し挑戦しながら、共に生き継いできた。人間も「いきもの」である。そのことを忘れずに苦難に立ち向かって、生きていくべきだと。

「生物が共生していることを、生物個々の目線で語る」そんな姿勢の中村桂子さん。工学肌とは違う。工学は機械であり、結果のみを評価している。生物自身は、結果をうんぬんするというよりは、存在するというか、プロセス自身が大切であると説いていた。アマゾンの熱帯林にある、いつも実をつけているザクロ。何故、いつも実をつけているのか? 実はそこに共生している蜂の存在があるからである。この共生は共に進化したという道筋であって、結果ではない。このことを強調されていた。


 この番組を契機に中村桂子さんの本を読んでみました。





書評については別途の機会に。

【タグ】 中村桂子 生命誌研究館 館長
     めぐる 生命誌年刊号 「生きている」を考える やりなおしサイエンス講座)

      NHK こころの時代 いのちの中へ



 


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