これは、日経 xTECH/日経Automotiveの記事の中の画像ですが、シリンダーブロックの側面にあるハッチング状の形状の効果・意味を知りたいです。どなたか教えてください。
溶湯が飛び跳ねるのを防ぐため?、離型剤が型に乗る?、ドイツで使われているのは知っているのですが、正確なところを知りたいです。
出所:http://tech.nikkeibp.co.jp/atcl/nxt/column/18/00001/00136/?ST=nxt_thmdm_automotive
’18.11.12 追記:情報提供がありました。情報によると理由が良く判らないが、このV溝を付けると湯回りが良くなるとの事。理由?--離型剤が良く載るとか、ガスが溝の中を流れてアルミと混じらないとか?
追記:'24.05.22 横浜で開催された”人とくるまのテクノロジー展”を見学したところ金型に砂目のシボをかけて流動性改善を試みたものを見た。理論的説明を求めたが、説明員は詳しくは判らなかった。リョービさんありがとうございました。
すでにコメントが済んでいますが、ハッチングの理由をお伝えします。
ハッチングはLPやGDに良く使用されます。ハッチングを施すことにより、金型表面積が上がるため、金型温度が上がり、酸化物が生成されにくく、湯廻りが改善傾向になるかと思われます。また、製品を軽量化しつつ、可能な限り肉厚を上げることで、湯道を広げ、隅々まで廻す意図もあります。ハッチングの位置によりガス抜け目的、溝形状を工夫することにより、抜け抵抗にすることもありますが、それはあまり効果がありません。
すでに回答済みでしたら、申し訳ないです。