山の中の花

怒涛の更新です（笑）。野草シリーズです。

ルイヨウボタンです。葉がボタンに似ているので、この名前がついたとか。
花が小さくてあまり目立ちませんが、なにか凛としていて、良い形です。

こちらは森のアイドル、テンナンショウです。
初めてみた時は珍しい花だなぁ、と思いましたが、
山の中ではけっこうあちこちで見かける、以外とポピュラーな野草です。

虫をしっかりしべに触れさせて受粉させるために、長い筒状の花になっています。
花粉をつけた虫は雄花からは出られるのですが、
雌花の方には出口が無く、いったん入った虫は二度と出られないのだとか・・・。
その代わりにしっかりと受粉はするという仕組みの、恐ろしい植物です。

芽（？）は竹の子と間違えるような形です。

イカリソウです。この山では群生していましたが、
こちらのようにひっそりと陽が当たっているのも・・・。

チゴユリです。下に垂れて咲くのですが、なかなか撮影しにくいので
上に向いているのを探しました。

上では大きく写っていますが、実際にはうつむき加減の小さい花なのです。

下の二種類は名前が分かりません。明るいところで咲いていました。

ヤマブキソウです。色形ともヤマブキに似ています。
最初、低い背のヤマブキと思っていましたが、花びらが4枚なのが違うところ。（ヤマブキは5枚）
長野県では絶滅危惧種に指定されています。

春の町

春の町を写しました。

まずは絵葉書風に蓼科山を望む・・・。
この日までは夏のような暑さが続いていましたが、山頂は若干雪が残っていました。

 

次は雨が上がったばかりの浅間山方面。雲が空に向かって上っていきます。
前から撮りたかった景色なのですが、あまり時間がなく、とりあえずスナップをパチリと。

 

りんごの畑です。品種は高級フジです（たぶん）。
曇りのため空が真っ白・・・
りんごの花の白さには青空が似合うんですが。

 

最後のピンクの木は八重の桜・・・はたまた桃？？

 

 

被写体には困らない、田舎の町の様子でした～

 

小諸懐古園

4月の終わりに小諸懐古園に行きました。ちょうどソメイヨシノが満開。
そして快晴の気持ちのよい一日でした。

桜木に囲まれて八ヶ岳方面。ちょっと花がしつこい感じですね（笑）。

懐古園は城壁が残っていて、この上から下の桜が写せます。
最初17mmで写していたのですが、どうも幅が足りませんでしたので
途中からもっと広く撮影できる10mmに変えてみたらちょっとやり易くなりました。
超広角だと歪んだりしてしまいますが、桜並木にはこれくらいがいいような気がしました。

 

 

 

園には小諸八重紅シダレという桜があります。まだ満開ではありませんでした。

 

夜にはライトアップされて、ぼんぼりの明かりが城壁に反射して
それは綺麗だそうです。来年はぜひ夜に訪れてみたいです。

 

長野牧場

昨年に引き続き、長野牧場の桜を撮りました。
昨年うまくいかなかった、望遠で桜並木を写してみようと思ってたのですが・・・
午前中は小諸に行っていたこともあり、ここに着いた頃にはぐったりと疲れて
しまっていました（汗）。

長野牧場は独立行政法人（ということは以前は国立ってことですね）で
作物の種の生産と、ヤギと兎の家畜の研究をしているとのことです。

遠くからヤギ。・・・ヤギの目がちょっと苦手なのでアップはありません。

おじさんが描いていた風景画。

牧場の裏には畑がありました。

 

ここの見所は並木の他に、一本のシダレザクラ・・・。

 

やっぱり桜は広角がしっくりくるような気がします。

最後、ヨレヨレになって座り込んで撮った一枚です。夕方の光があたって綺麗だったのですが、これ以上粘る気力がなく、撮影はお終いに。
トボトボと牧場を後にしたのでした。