Cinnamon Orange

デジタル一眼レフカメラで撮影する信州の風景

ヤナギラン

2007-08-26 23:12:51 | 写真

美ヶ原で咲いていた花の続きです。
まずは前回名前を度忘れしてアップできなかったクルマバナ。

シャジクソウ

ウスユキソウ



アザミに赤とんぼがとまりました。
この日、たくさん飛んでいました。

ヤナギラン

写真集で見るような大群生はなかなか出会えないです。
下の2枚も遠くで咲いているのを撮りました。

撮っている間に鳥さんが現れました。
鳥撮りマイスターのyooさんによるとノビタキのお母さんなのでは?ということです~。
花の陰から顔を出してるなぁと思ってたら、画面の真ん中に来てくれました^^。
口にえさを加えています。

この一枚、左上に変な線が出ました(D40xです)。
いったい何なんでしょう(汗)。
リサイズの大きさも間違えて、サイズがデカイです。
鳥ちゃんが小さいのでこのままで出します。

武石峰というところです。
先まで歩いていきたかったのですが時間が足りなかったです。



放牧もそろそろおしまいかな。

夕方になってさて帰ろうか、と思っていたら
霧が流れてきて、そのうち夕陽が当たってきました。


 


 



5枚目、6枚目、最後
D40x+
Ai AF Nikkor 80~200mm F2.8DN ×1.4テレコン
TAMRON SP AF90mm F2.8Di Macro1:1

それ以外
S5Pro+
TAMRON SP AF90mm F2.8Di Macro1:1
SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO


美ヶ原のアサギマダラと花

2007-08-23 22:45:20 | 写真

猛暑もひと段落して朝晩がかなり涼しくなり、ほっと一息です。
18日に美ヶ原に行ったら花盛りでした。

いままで行ったことがない王ヶ鼻というところまで行って見ようと
歩いていたら、アサギマダラがひらひら飛んでいました。


 

 


アサギマダラは蜜を吸っている時間が長いので、
けっこうゆっくり写真が撮れました。
おかげで王ヶ鼻まで歩く時間が無くなってしまいましたので
ちょっと戻って花を撮影することにしました。

クルマユリ?コオニユリ?


アキノキリンソウ、かな。
黄色い花は似たものが沢山あります。


葉に切れ込みがないところから、ハンゴンソウ??





黄色い花が続いたので、紫のマツムシソウを。
これから9月にかけてが本番の花ですね。



ツリガネニンジン


トモエシオガマ


まだあるので続きは次回に。

S5Pro+
TAMRON SP AF90mm F2.8Di Macro1:1
SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO


浅間山の花

2007-08-19 00:44:38 | 写真

浅間山登山の締めくくりとして
途中で見かけた花を掲載します。

まずは沢沿いの花です。

ハナチダケサシ、だそうです。
花がふわふわして、風に揺れて涼しげでした。

ソバナかな?
登り始めから火山館までの間、たくさん咲いていました。
このすぐ下は硫黄の匂いのする川でした。

ヤマホタルブクロ
そういえば前日に夕立がありましたので
その名残の水滴でしょうか。


標高が上がっていくとクガイソウが。
群生しているところもありました。


キバナノヤマオダマキ。ひっそりと一株だけ。

火山館を通り過ぎると森になりました。
時間でいうと歩いて30分くらいの距離でしたが
ちょっと見慣れた景色でほっとしました。

分かりそうで分からない、何かの実。
葉っぱの形に見覚えがあるような・・・ハテ?

ヤマハハコを手前にして黒斑山のあたり。
白とびしていますがお許しを~。

森林限界?それとも火山灰のせいか
木々が一気に少なくなってきました。
この位置から前掛山が視界に入ってきます。
(振り返ると見えます)

前掛山の斜面を埋め尽くす名前が分からない花。

似たような花だけどよく見ると違ってました。

下りでみかけたシュロソウ。森の中です。

こちらも森の中。アサギマダラが一羽いました。
マルバダケブキの密を吸ってました。
手前にボケて別の蝶が写っていますが、
マルバダケブキには他の蝶もたくさん群がっていました。

このほかにも色々と咲いていましたが
ブレてたり下手くそなのでこれ位にしておきます。
浅間山というと荒涼とした山のように思っていましたので
途中であれこれ見られて、予想外に楽しいものでした。

D40x+SIGMA17-70mm Macro


浅間山登山その2(長文続き)

2007-08-16 02:35:43 | 写真

8月6日に行ってきた浅間山登山の続きです。

火山館を出発すると、今度は森に入りました。
木にスピーカーが付けてありました。
有毒ガス発生など警報をアナウンスするためのものでしょう。


花は標高2000m、マルハダケブキ、バイケイソウ、
シュロソウ、コオニユリ、シシウド、クガイソウなど山の植物が沢山咲いていました。
これらの花は別の場所では車で行けば見られますが
登ってきた結果、そこに花が咲いているのを見るのはいつもとは違った嬉しさがありました。
(といいつつも写真がたくさんなので花のはまたいつかの機会に・・・。)

ところで今回ですが、カメラはD40x+SIGMA17-70mmを持っていきました。
S5Proは重たいのでやめたのですが、これでも首から下げていると加重がきつかったのと、
大きい物体が前でゆらゆら揺れるので山道では不安定な感じ、
コンデジを持っていればそちらの方が良さそうでした。

そうこうしている内にもう一つの登山ルートとの合流点に差し掛かりました。
やはりかなり急そうです。あの斜面を来なくてよかったと思ったのでした(笑)。


森の木々が少なくなってきた頃、
いきなり目の前に浅間山の第二外輪山である前掛山が現れました。


家から見ている浅間山は、実はこの前掛山なんだ、ということに今回気が付きました。
火口がある、釜山と呼ばれる中心部はこの向こうにあります。
有毒ガスに巻き込まれる危険があるので立ち入り規制がされており、
そこから500m外側にあるこの前掛山までしか登れないことになっています。
ちなみに2004年の噴火から昨年の9月までは、この前掛山へも立ち入りが規制されていたようです。

さて、この斜面の外側をぐるっと回っていく形で火口の方に近づいていきます。
そのまま直線で登ると近そうなのですがとにかく道は外側を周回していきます。


登山道といっても先の登山者が歩いた跡が道になった感じです。(実際には整備されたのかもしれませんが)
足元は砂地(火山灰)と石の斜面でけっこう滑りやすく、下りでは二回ほどずっこけました。

ここまで来ると花はこの白いののみ。よく見ると似たようなのが二種類ありました。

やっと右手に前掛山の側面が見えました。


12時40分に釜山の前に到着。


ロープが張ってあり先へは行ってはいけないことになっています。
しかし、途中でお会いした日本百名山を既に98登ったというおじいさんとか、他にも登山慣れしてそうな方が登って行きました。
火口は見えましたか?と聞いたら、見えたけどかなり硫黄臭かったということでした。
なお、危険なガスは無臭透明ということです。

釜山と避難シェルター。


といっても飛んできた石でつぶされていて、いざという時の用は足りなさそう(汗)。


こちらが前掛山。


前掛山から見た釜山。


釜山の先まで歩いていく人がほとんどでしたが、
帰りの時間を考えて自分はここでゴールといたしました。
帰路は休憩も入れて4時間、午後5時に帰り着きました。

ふだんは遠くで見ている山でしたが、
実際に歩いてみて標高が上がっていくにつれ植生が徐々に
変わっていくのを目の当たりにしたり、今まで知らなかった浅間山の全容?に迫ることが出来て、
とても大変だったけど大満足の登山でした。

なお、この日の登山者は我々を含めて合計7組でした。
夏だからもっと居るだろうと思っていたのでその少なさにびっくり。
火山館の方に聞いたら秋が一番のピークだそうで。

出発点  国民宿舎浅間山荘 標高1400m
到着点  前掛山 標高2524m
標高差  1100m
距離  往復16km

ラストは浅間山の花です。


浅間山登山その1(長文)

2007-08-16 01:58:37 | 写真

大変ご無沙汰しております。
残暑お見舞いを申し上げる時期になってしまいました。

さて、本当に久しぶりの更新ですが今回は写真がメインではありません・・・。
というのは8月6日に念願の浅間山登山をしてきましたのでその報告です。
そして、長いので分けます。

毎日見ている浅間山ですが、今回始めて登ってきました。
蓼科山とどちらにしようか、ちょっと悩んだのですが
夏休みには、より時間がかかる浅間山方だろう、ということで
登山経験がほぼゼロのくせに行ってしまいました。
(なお、その後3日間筋肉痛が続いて、階段を上り下りが大変辛かったのは
先に言うまでもありません・・・。)

さて、浅間山を登るには二つのルートがあります。
ひとつは高峰高原(小諸市)から浅間山第1外輪山の黒斑山(くろふやま)を経由するコース。
こちらは展望がよいということですがかなり急な斜面を登って下ってまた登る、
帰りはその逆で下って登って下る、と、アップダウンが激しくてダメだろうということでヤメに。

もう一つは国民宿舎浅間山荘(同じく小諸市)からのコース。
調べてみると、どうもこちらの方が初心者には良さそうだということで、このコースにしました。
ちなみにこちらは、途中に火山館という山小屋があるので火山館コースと呼ばれています。

午前8時半に出発。入り口に鳥居があります。この奥の小屋で登山届出書を書きます。




浅間山は活火山、注意がたくさん書いてあります。そして登山は「自己責任で!」となっています。

最初の方は登山道が整備されているので楽勝だろう、と思いきや、にわか登山者にはきつい、
ひたすら緩やかな上り坂でした。これが約2時間続きます。
いつもはしない早起きをしたせいか血圧も上がらないようで、すぐに息切れ&頭痛&汗だくに。
後から出発してきた大学生らしき若者は軽々と歩いて行くけど
自分にはとても辛く、開始1時間で下山しようかと思ったほどでした。

一の鳥居。

ずっと沢沿いに歩いていきました。
周りは木々で展望は良くないのですが、川の音が心地良いです。
花はシモツケソウや小さいキキョウらしき花がぽつぽつ咲いていたりします。
ちなみに花の写真はあまりよく写っていないので後半で少しだけ掲載する、かも。

途中の不動滝。

二の鳥居を過ぎてしばらく、開始1時間半後にやっと展望が開けてきました。
今まで薄暗かったのですがやっとお日様の光に当たることができて、
ここらへんから体調がよくなってきました(笑)。


途中で硫黄の匂いのする場所に遭遇、川底が赤かった。

ここを通り過ぎるといきなり火山館に到着。
10時40分でした。やっと半分来ました・・・。


火山館で飲料水の補給をし、一休み。
ここで2組目の登山者に遭遇。石川県から来たご夫婦ということでした。
ちなみに写っているおじさんは火山館の管理人。
一年中ここで暮らしているそうで、年に3回ほどしか下山しないらしいです・・・。
中には何枚か浅間山の写真が飾ってあり、どれも素晴らしいものでした。
冬がいいよ~とご主人はおっしゃっていましたが、雪道は厳しそうです、ハイ^^;

ここで前半を終わります。後半はここから山頂までです