タイの日系上場企業を調べてみました。

　タイには、多くの日本企業が進出しています。
　タイ証券取引所に上場している日系企業（現在の株価、直近の配当利回り）について調べてみました。　

　①ＣＮＳ（キャピタル野村證券）　２８．２５Ｂ　　配当利回り６．０７％
　　　野村ホールディングス傘下の現地法人

　②ＳＴＡＮＬＹ（タイ・スタンレー電気）　１６４．００Ｂ
　　　スタンレー電気の現地法人、自動車用各種ランプ製造

　③ＡＥＯＮＴＳ（イオン・タナ・シンサップ）　３４．００Ｂ　配当利回り　６．１８％
　　　イオンクレジットサービス系のクレジットカード会社

　④ＩＲＣ（イノウエラバー・タイ）　１１．８０Ｂ
　　　ＩＮＯＡＣ（井上ゴム、本社：名古屋市）の現地法人、自動車・二輪用タイヤ製造

　⑤ＹＵＡＳＡ（ユアサバッテリー・タイ）　３．５４Ｂ
　　　ＧＳユアサの現地法人、自動車・二輪用バッテリー製造
　　　（ＧＳユアサは、日本電池（京都）とユアサバッテリーの合併会社、
　　　　ＧＳは創業者島津源蔵の名前から・・）

　⑥ＫＹＥ（カン・ヨン・エレクトリック）　２０９．００Ｂ　
　　　三菱電機が４０％出資、三菱ブランドの家電製造　
　　　配当利回り　１０．０２％

　⑦ＷＡＣＯＡＬ（タイ・ワコール）　　４２．５Ｂ
　　　ワコールが３４％出資、婦人用下着製造

　⑧ＭＥＴＣＯ（ムラモト・エレクトリック）　　２３４．００Ｂ
　　　主要株主は、村元工作所（本社：神戸市）　　配当利回り　７．２６％

　調べてみると、高配当利回りの企業も多くありました。
　イオンは、タイにも進出しています（スーパーマーケットではありませんが）。
　中間層や富裕層の増加により、クレジットカード、消費者ローン分野も成長が見込まれますね。
　ちなみに、タイのカード事業大手は、日本のＪＣＢとも提携しているＫＴＣ（クルンタイカード）です。

　４月１日付けの人事異動で他の部署へ移るため、仕事の引継ぎ作業に忙しい今日この頃です。

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