幸せでしたか？

ヒロシに出会って11年3ヶ月
いろんな事がいっぱいありました

車にも当たったこともあったしぎっくり腰にもなりました
急性膵炎にもなり、今夜が峠と言われたことも

飛び出してなかなか帰ってこなく心配で軽トラで探しまくったとき
知らない人にリードで散歩させてもらっていたことも
はたまた飛び出して一晩中帰らず一睡も出来なかったこともありました
この時は初めてブタ箱、そう警察のご厄介になりました

だけどね
全部全部笑って話せる

楽しかったよ

今日　新たに気がついたことがあります
私って家ではずっとヒロシ相手に喋っていたんだと
お互いに姿が見えるところにいてずっと話しかけていたんだって気がついた

今日一日　夕方友だちが電話をくれるまで誰とも話さずにいて･･･心の底から思いました

もう一度　ヒロシに会いたい
抱き締めたい
なでなでしたい

私は幸せだったよ　
ありがとうって言いたい

そして聞いてみたい
ヒロシは幸せだったのかと･･･

そして 空へ

今考えると･･･去年の初夏
私が礼文に行く前、ひどい便秘になってたなぁ　

次男が家に戻る前元気がないことが続いたなぁ

きっと何かを訴えてたはずなのに気がつかなくて　ごめんよ

何度も何度も何度も撫でて大好きだったご近所の育子さんとも出会いお別れも済ませ斎場に向かいました

昨日まであんなに暖かかったのに冷たい小雨のなか、山の上の斎場で最期のお別れを済ませお花を回りに飾り直してあげました
ホントに綺麗なヒロシでした

長い一時間半
途中で友達が駆けつけてくれボロボロ泣きながらの話を静かに聞いていてくれました
ヒロシが焼かれている煙をみながら

あがってきたお骨は見事なくらい綺麗でした
足、肋骨、背骨、肩甲骨、前足、下顎、犬歯、爪、喉仏
友人と二人で最後は笑顔でお骨を拾うことができました
こんなに小さくなって戻りました
私の気持ちの整理がつくまで傍にいてもらいます

大好きだよ

今日、午後６時前
ヒロシが入院している病院から電話

急変して挿管や心マッサージをしたけれど心臓は動いてくれなかったと

車を走らせたけど前を見てるのか見てないのか･･･
よくわからないまま、気持ちもざわついたまま到着してしまった

診察台に横たわるヒロシ
歪んで見える
撫でて撫でてみるけどまだ温かいし寝ているみたい
嘘であってほしい

先生が仰られるには
たぶん悪性腫瘍、それもリンパではないかと･･･
急激に体重が減りすぎ、極度の脱水症状でただの胃腸炎をこじらせたのではないと
あのまま預かっていてもたぶん急変は避けられなかったと思う
一旦退院したのは良かったと思って下さい
ヒロシくん帰りたがってたものね
と言われました

ごめんね
できの悪い飼い主でごめんね
ヒロシ　ありがとうね
言い尽くせないけどありがとう

あまりにもあっけなく逝ってしまったヒロシ
大好きだよヒロシ

おばちゃん ありがとう

病弱だった母親に代わり私の第2の母的存在だったご近所の“和子おばさん”が急に亡くなり今晩は仮通夜

夕方にはお供えにとお餅を49個作るお手伝いをさせてもらった

次男を出産した時は１ヶ月お風呂に入れてもらった
畑が大好きで獲れたものはよくお裾分けしてもらった
優しくしてもらったのは私だけでない
縁あってお嫁にきた近所のお嫁さんたちを可愛がって慕われていた

民生委員さんやこの3月までは地域の老人会の会長さんをされていた
スーパーウーマンそのもの

人生の引き際もお見事で一週間ほど寝込み、沢山の人にちゃんとお別れも済ませてすーっと･･･

おばちゃんらしい

いっぱいいっぱい　
ありがとうございました　

ヒロシ通信
まだ闘病中のヒロシです
少し低体温な気がしてフリースを着て寝ています

退院

先ほどヒロシは2泊3日の入院を終えて家に帰ってきました

まだまだ万全ではないのですが、面会に行ったら、帰りたいコール
吠えまくり止まりません

先生と相談して家で投薬治療をすることにしました

庭、家のなかを一通り点検したあと
今回の騒動の発端の“おやつの入った引き出し”にまっしぐら･･･
ヒロシらしいけどもう同じことはできないので慌てておやつを移動しました

宅配にも吠えてみたり･･･しています
暫くはしっかり様子を観察しなければと思っていますホントにご心配かけました