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1602)私的岩手通史の旅 第159回(南北朝時代の岩手 第5幕)

2013年03月24日 | 私的岩手通史の旅
 いつの間にか始まっていた春の選抜高校野球、昨日盛岡大付属高校が第4試合に登場し、春夏通産10度目の出場での初勝利を挙げました。県内出身・県外出身選手が半々のようですが、岩手日報では電子号外も出ましたから、地元はそれなりに盛り上っていることでしょう。



第159回 南北朝時代の岩手 第4幕(奥州市 正法寺)

 ちょっと間が空きましたが、「私的岩手通史の旅」を再開します。南北朝時代となり、岩手県内でもその代理戦争とでも言うべく戦いは散発しました。権力者の犠牲となった名も無き兵たちには申し訳ありませんが、戦の舞台を巡るのもキリがないのでちょっと戦いから離れ、今回はこの時期に建立されたお寺を巡ります。

 1348(貞和4・正平3)年、現在の奥州市水沢区に曹洞宗の正法寺が建立されました。開いたのは無底良詔(むていりょうしょう)という人で、東北地方の曹洞宗の中心寺院として発展してきました。最盛期には1200もの末寺を有したとも伝えられています。

(見応えのある正法寺本堂 -奥州市水沢区黒石町 2008/04/06-)

 それもさることながら、同寺といえば日本一の大きさを誇る本堂の萱葺き屋根でしょう。現在の本堂は火災で焼失後の1811(文化8)年に再建され、2006(平成18)年に大改修を経たものですが、高さ26メートルの高さの萱葺き屋根は圧巻です。

(吹き替えにはどれくらい手数がかかるのでしょう? -同-)

 写真を撮った日付を見ると、盛岡に転居して最初の休日に訪れたようです。恐らく岩手県最南端の地(一関市花泉町)を目指した時に経由したのだと思いますが、県内彷徨の初陣で寄ってみようと思った魅力を感じたのでしょう。

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