19面相のみんゴル日記

最近、土曜は毎週お散歩してます。足が棒になるほどに…。だから日曜はゆっくりゴロゴロ。

セレンディピティ。

2006-09-05 22:53:12 | 読書日記 =
 まだ暑さ続くけど9月。そろそろ秋でしょうか?まだ早い?といった訳で
 はないですけど、“読書”をしてみました。本自体はだいぶ以前(2年前?)
 に購入してあったのですけどね…。


 “偶然からモノを見つけだす能力”=serendipity
 <セレンデピュティ>『神様の贈り物』という
 人もいます。本を読んでいて、同じようなことが
 書いてあるところがありました。
 言葉の由来は、セレンディップの3人の王子の
 物語から来ているそうで、本当はドラゴン退治
 のために旅に出たのですが、目的とは別のこと
 で才能を発揮し、花嫁見つけ幸せに暮らしたと
 のことでした。


 そして読んでいくと、聞いたことがあるような単語がいろいろ出てきます。

 <バタフライ効果>
  初期値のごくわずかなずれが、将来の結果に甚大な差を生み出す。
 <カオスの世界(理論)>
  決定論的な動的システムの一部に見られる、予測できない複雑かつ
  不規則な様子を示す現象を扱う理論である。
 <パラダイムシフト>
  科学者集団に共有されているパラダイム(ものの考え方など)が,
  ある時点で革命的・非連続的に変化する局面のこと。
 <シナジー効果>
  相乗効果。二つの効力が重なって更に何倍もの効果が出ること。

 読んでいるとserendipityは本当にちょっとしたことで得られるものでは?
 と思います。それは…。

 だいたい、やっていることは今までの経験で
 「これはやってもダメだ。」と思って、そこでやめてしまう。
 それは正しいことで失敗する可能性は高い。

 でもやってみると、予測したのとは違う結果が出ることがある。
 この違いを単なる異常値ととらえるか、それとも何か要因があって
 そうなったのかと考える違いが、『神様の贈り物』をもらえるか
 もらえないかとなるのでは?

 そして、ひとつの分野で深く知識ある人が、他の分野の技術を知ることで
 いま行なっている仕事に応用できる発見があるかもしれない。
 食品の添加剤が化粧品に使えるとか、もしかすると科学や化学の分野でも
 その添加剤は画期的な効果を発揮するかもしれない。

 本では、serendipityは“偶然”と“観察力”が合わさった“偶察力”と書いて
 ありました。確かにその通りと思いました。

 自分なりにまとめると「子供の頃の“なぜ?どうして?そうなるの?”の
 気持ちを忘れずに、毎日の中の不思議を見ていると『神様からの贈り物』
 を手に入れることができる。」のではないかと思います。

 お仕事以外のお散歩で『serendipity』を楽しんでいる19面相から
 でした。

 さて、まだ読まなくっちゃいけない本は“いっぱい”あります…。

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