19面相のみんゴル日記

最近、土曜は毎週お散歩してます。足が棒になるほどに…。だから日曜はゆっくりゴロゴロ。

消える魔球プロジェクト。

2009-05-26 22:55:08 | お散歩日記 =現実、仮想の旅
 回転することでボールの空気の流れに差が生じ発生するマグナス力。
 ボールの15°の角度で下方向。165°で上方向の力が発生。
 「理論は完璧」。ではそれを可能にする投法は?

 なんて感じで「伝説の魔球に挑む。」という番組をこの前の土曜日に
 見ました。番組はNHKの「ワンダー×ワンダー」です。

 ちょっと始めの方は見れていないので、途中からの解説を。

 変化球の多くは近くに来るほど視野角が広くなるので大きく曲がって
 見えるそうです。では巨人の星の“消える魔球”のように変化するには
 どのような投法が一番か?

 それは無回転のナックルボール。大リーグのウェイクフィールド選手が
 出てきてナックルボールを投げてその軌道を見てんですけど、スゲー!
 オドロキでした。不規則に変化してるんですよ。

 この要因はボールの縫い目が影響していて、ボールの後ろの気流が
 乱気流となって本人もわからない変化球となるようです。

 番組ではこのナックルボールを基にボール打ち出しマシーンで無回転の
 球をだして消える魔球に挑戦。角度を15°と165°とし160kmで
 打ち出す、その結果は?ダメでした。

 風洞実験で148gのボールが浮くには時速190km以上が必要。
 ではそのスピードで、と投げ出したんですけど真っ直ぐのまま。
 ここで無回転では無理ということになり、マグナス力で挑戦です。

 バックスピンを掛けながら190kmで打ち出すと、確かにホイップ!
 でも消える魔球の軌道ほどではありませんでした。ということで実験は
 ここで一応終了。まだ続けて挑戦するとの結びで終わりました。

 いや~、ここまで科学として実験するなんてスゴいな。と思って弟に話し
 たら、駒井悠先生の漫画そんな奴いねえ風に「ふっ、知っていたよ。」と
 言われてしまいました。

 ホイップするにはボールの重さを1/3にすると、もっと変化するという
 ことも話したら「星飛雄馬の球質が軽かったのではなくボールが軽かった
 から大リーグボールが生まれた。」なんて落ちを付けられて、妙に納得を
 してしまった19面相なのでした。

 PS.
 最近のNHK、割とオモシロい番組が多いですね。日曜日には「錯覚の世界」
 をやってたし(これはまたのときに)、さっきテレビを見ていたら、
 「虹の七色はドレミの音階から来ているんですよ。」それを最初に言った
 人は、あの有名な“りんごの人”。なんてことをチラッと言ったり。
 いつも見ないテレビ欄チェックするようにしま~す。

コメント
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