しいたけの伊豆高原情報と放浪旅

(伊豆をバイクで回って10年、伊豆高原に住んで26年目に突入、いろんな事がおこりますねえ!)

べた凪の海が広がってます!

2013年08月23日 | 雑感&放浪
・               【城ヶ崎海岸はまるで油を流したような海となってました】

海は穏やか、目に入る木々の緑と海のブルーが対照的であります


・                【波の音すら聞こえないべた凪でした】

波の音がしないと辺りは静寂に包まれるイメージですが、季節は夏なので「せみ」の音がうるさい位でした


・                 【まるで海が湖のようです】

夕方の海はダイバーさんもいません、定置網も上がりません、静かに孤独に浸りましょう


・                 【富戸側から「ぶら納屋」方面を望みます】

湾曲した海岸線の先に岬が見えています、ほとんど日は先端で波頭が破裂するようで、しぶきの高さは陸地を
超えるように見えています


・                  【この辺りは我が家からも見え隠れて木々の間から見えます】          

不思議な事に家の横には大きな松ノ木が立っていますから、こちらから見て松が見えてるはずなんですが、
我が家は確認できません      


・                  【上空は厚い雲ですが海との境目が見通し良い時もあります】

曇ってしまうと大島も隠れてしまいます、今日は上空に雲がありますが、海と雲との境目に大島が見えています
きっと高い所に雲が掛かってるせいだと思います



斜里から雨中走行で天馬街道を抜けて苫小牧フェリーターミナル到着、八戸便の出発手続き中で運よく一番最後に
搭乗手続きができました
翌日早朝着ですから、今回パンクで来る時寄れなかった震災被災地訪問です、被害の少なかった八戸から海沿い
南下して石巻まで、
ひょっとすると栃木までいけるかなの考えは甘かったのでした。息子に連絡して福島で宿を取ってもらいました



あれから2年たって「ガレキ」は処分されていました、海沿いの土地は高台化するでしょうし、山を削って
住宅も建てられるでしょう
地盤沈下も著しいですから高さを補強した埠頭や港湾、漁港も整備されると思います。現地では仮設の建物が
建ちならんで漁業を再開しています
すべてが流された養殖の海にも沢山の筏が並んでました、鉄路も2年間不通になって線路もさび付いていますが
段階的に開通し始めました

(被害の最も酷かった陸前高田市、山田町はまだまだ被害の爪あと強烈に残しておりました)

復興所得税が盛り込まれた法案も決まって我々のお給料からむこう20年くらい税金が投入されていきます
確かに復興のスピードは遅いのですが、2年でここまで復旧しています、20年係りでやれば町並みが一新
した都市が復興していくと思います

(20年後に僕がはいませんが、必ずそうなる事を信じています)

原発完全廃炉に50年掛かると言われてまして、こちらは地下水汚染もあって被災者が自宅に戻れる見通しは
全く立っていません!

自然の復活というのは逞しい、ガレキの山にも、人の居なくなった町にも雑草が伸びていまして緑を
作っています、
鉄も長い間には赤くさび付いてさらに長くなると鉄くずとなって土に返っていきます、石のようなコンクリ
だって化石となって
やがては土に埋もれて行く運命だと思います、歴史の中で人は生きていますが自然は何十万年と行き続けます




これが本当の「冷えとり」の手引書
PHP研究所

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